夜の調べ

投稿者:行政・報道・ナチス党の中に、ヒットラーに批判、静観、賛同する三種類の人たちがいた事を知っている匿名 - 2002/03/29 17:00

あなたは、『続く』が無い歴史を繰り返したいですか?
ヒステリックで、選挙を脅しなどで操作するヒットラーは、1923年の一揆を起こした罪により、投獄されました。

出獄後、彼は合法的(?)に政治運動を進めて、10年後に、ナチス党が第一党になりました。
そして、ヒンデンブルク大統領が、ヒットラーを首相に任命しました。

そして、ヒットラーは、憲法一時停止し、ナチス党以外禁止などの命令を次々に出し、独裁体制を固めました。
ナチス党の中にも、行政や報道の中にも、ヒットラーを批判する者がいましたが、逮捕され強制収容所送りになりました。

ヒットラーに賛同したナチス党、行政、報道関係者たちは、戦後、戦犯として処罰されました。
その他の静観していた人たちには、ナチス党解散、国土がガレキの山と当人たちを含む死体の山が待っていました。

もし、ヒステリックで、選挙を脅しなどで操作するヒットラーが、首相になるのを、他のナチス党員たちや、
その国の行政や報道関係者たちが、阻止していれば、その国の悲劇、人類の悲劇は起きませんでした。

ヒットラーは、庶民の味方(?)として、登場してきましたが、彼の性格は政治家としては向かない物でした。
その性格は、その党、その国、人類を危険に落とし入れる物でした。

もし、第二のヒットラーが、科学の進んだ国の首相になれば、戦後は無い。
その党も、行政も、報道も、生き残れない。 70年前、知識人たちが気づいた時は、手遅れでした。


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