2020年オリンピック・パラリンピックへの提言

戦後、ガレキで、何も無いところから「耐え難きを耐え 忍び難きを忍び」精神から始まった日本国民のみなさんへ 「オリンピックは、勝つことではなく参加することにこそ意義がある」 2020年、健闘して負けた人、チームにも、たとえ好きでない国でも、日本の皆さんの大いなる拍手を希望します。 それがオリンピック精神です。それが出来れば、日本は世界から尊敬される偉大な国と呼ばれる事になります。 それには、努力が必要です。偏見のある小さな国と呼ばれない事を希望します。 世界中が見ている。 外国選手たちが、アウェイで試合していると感じさせたら、東京開催は失敗と言えるかもしれない。 「参加する事に意義がある」は、祭りなら皆が楽しく踊って意味があると同じで、疎外感を感じさせないようにする必要がある。 来れない応援者たちに、代わって応援にまわる事を希望します。 メダルの数や自国の偉大さの宣伝だけを目指したヒットラーのようになれば、世界の人々は不快に感じ、 東京開催は失敗として、記録される事になる。2020東京の成功を希望します。 1940年代の戦時下、世界は、日本国民を危険な存在だと思った。 しかし、実際は、一部の人を除いて、嘘の情報に洗脳された多くの平凡な国民たちでしかなかった。 彼らは被害者とも言える。あなたに、被害者でもある彼らを非難できるか? 2020年、同様な境遇のアスリートたちも、東京にやってくる。祭りに参加する彼らに応援を希望します。 彼らは、かってのあなた、日本国民と同じ立場である。 「人に勝つより自分に勝て」嘉納治五郎(かのう じごろう)(講道館柔道の創始者、日本のオリンピック初参加に尽力) 敵に塩を送る 選手には、マナーが要求される。 しかし、観客にも、マナーは要求される。 世界が見てる。歴史的記録としても、記録される。良い見本として記録される事を希望します。