徒然なる日記

ほとんどがゲームに関するネタです。もしかしたら気のせいかもしれません。

2024年4月7日(日)
アンラベル・トリガー1回目終了
 結局、体験版はエピソード2まででした。この時にエンディングが流れたので体験版ならではの仕様かと思ったら(エピソード1では流れなかったので)、製品版でもそのまんま流れ出したのでびっくりしました。詰まるところ、なぜかエピソード2以降はラストにずっとエンディングが流れるという仕様だったのでした。ま、さすがにクレジットは少し変わりますけど、ほんの少しね。
 構成はエピソード6までが共通シナリオで、その後の選択肢で分岐して、各ヒロインシナリオは全員が同じならエピソードは3つ。最初はミリセントシナリオには進めません。ああ、そう言えば豪華版ならではのサブキャラの追加シナリオはパッケージに同封されておらず。ネクストンのページに登録してからダウンロードする必要があります。まぁ、普段から当たり前のようにネクストンページに入り浸っている猛者ならば言われるまでもなくわかるのでしょうが、初心者にはシリアルナンバー以外碌に書かれていないカード1枚ではさっぱりわかりませんて。完全に特典の中から消去法でこれなのだろうか、と思った次第ですからね。
 そう言えばこれも構成のひとつと言えるのかもしれませんが、エピソード5になっていきなりSDカットが出てきてとても驚きました。なんか諸事情があるのかもしれませんけど、枚数がとても少ないみたいで間違えでなければ各ヒロイン1枚の3枚程度しか存在していないみたいで。それでこんないきなり過ぎる登場になったようです。10時間以上もプレイしていきなり出てくるとさすがに驚きますね。基本シナリオが進めば進むほどシリアスになる作品だしねぇ。
 そんなこんなで1人目はソフィア・ノスコーヴァ。
 やっぱり、正史みたいな扱いはミリセントシナリオなのかなぁ、と思わせるものが色々とありました。エピソード6までとは若干ノリが違っていたようにも思います。ヒロインのキャラは好きだったのでそこは悪くなかったですけども。各キャラの最後の扱いなんかはだいぶ雑なものを感じることが多かったような。特に喫茶「雨水」まわりなんかはねぇ。あれならあえて書かなくても良かったのでは。特に本格的なネタばらしが他のシナリオであるのならなおのこと。ソフィアとかがあれの犯人は誰かわかっていませんし、みたいなことを言っていたのにそのまま不明で終わるあたりを考えてもねぇ。他のシナリオでは状況が異なるだろうから明かされてもようわからんものまであったような。
 まぁ、細かい不満はあれども楽しんでいるのは間違いありません。久々にエロゲーをプレイしているな、という気分を満喫しております。

2024年4月14日(日)
アンラベル・トリガー終了
 2人目は強制的に小花衣レイリ。
 予想通りというか、当たり前というか、ミリィシナリオは2周目も選べませんでした。真打ちというかオーラスシナリオなんでしょうね。
 まぁ、それはそれとして、レイリさんは他2人に比べて普通のヒロインとしてデザインされているので(作中で本人もそんなようなことを言っています)、どうも色々と物足りない感じになっています。単純にキャラが弱いと言ってもいいでしょう。先日も書いたSDカットの件でもそれは明らかな感じです。てっきり、ヒロイン毎に1カットだと思ったらなんと最後の一人はレイリではなく、サブキャラのシルヴィアでした。正直これは意表を突かれましたね。どんなに良い案が浮かばなかったとしてもヒロインを外してくるとは思いませんから。ミリィとソフィアはちゃんと選ばれているんですから。外してくる意味がわかりませんて。
 シナリオの方もなんだか不完全燃焼な感じです。やや無理矢理に問題を提起しているようにも見えるし、それを是とした場合には他シナリオでそれがほとんど問題にならないのもおかしな感じに見えてしまいます。まぁ、シナリオ毎に展開がかなり変化するので要所要所でご都合主義になるのは仕方がないんでしょうけど。
 最後はミリセント・フリード・レオンハルト。
 集大成的なシナリオかと思えばそうでもありませんでした。なんか知らん内に理想が叶わなくなったから別の未来を目指す、みたいな感じになって共通シナリオの流れはあんまり関係なくなりました。これは好き嫌いが分かれそうな気がするなぁ。あと時間経過が長かったせいなのかはわかりませんが、露骨なくらいに主人公が他シナリオに比べてヒロインとサブキャラから好かれていたように思います。
 ラスボスなのかと思った雲の扱いがあまりに酷くて笑いました。まさか最後はニアミスさえせずに終わりとは。中ボスが最強でそのままエンディングまで二度と戦わないという不思議な終わりというか、恐ろしいほどに肩すかしでした。肩すかしと言えば紗衣奈の真実も残念な感じでした。あれほどの理不尽ぶりを作中全部にわたって繰り広げていながら真相はそれですか……。殺された幼なじみのみんなは浮かばれんなー。これなら「異世界おじさん」の精霊みたいによくわからん存在と会話している内におかしくなった、みたいな方がまだましだったのでは。ちょっと期待し過ぎてしまったんですかねぇ。
 例の豪華限定版のサブキャラのシナリオはクリアするとプレイ可能になります。で、その内容はなんと架空の恋仲になった場合のアフターシナリオという斜め上、いえ斜め下具合。もちろん、アフターの前は何もありません。まさか「はじめてのおるすばん」とかこの作品で思い出すとはねぇ。しかし、わからないことが多いがゆえか、Hシーンが本編よりもエロく感じるというのはなんとも皮肉な話でした。
 なんか文句ばっかり書いている気がしますが本人はとても楽しんで最後までプレイしてました。やっぱりエロゲーは楽しいなぁ、と。それだけになかなか購入したくなるゲームが発売されない現状は悲しいですね。なるべくまた早く、この世界に帰ってきたいものですが……。


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