徒然なる日記

ほとんどがゲームに関するネタです。もしかしたら気のせいかもしれません。

2016年8月5日(金)
千恋*万花1~2回目終了
 マクロスΔ18話。食い物の匂いに釣られてヒロイン捕獲! 助けに行ってあっさり捕まる! 単独行動しないことを驚かれる! ホントに潜入行動に向いていない人たちですなー。緊張感のかけらもないことよ。なんというか、たまたま歌が効果的だった人たち感が半端ないです。そして、その歌さえとっても怪しい感じに。やはり、美雲さんがラスボスの流れは避けられないのでしょうか。さすがにちょっとかわいそうな気がしますよ。
 ただ、記憶なくなってますよアピールはちょいとわかりにくいような。ひょっとしなくてもミラージュのアレは前回の潜入をもう覚えてないということ? それなら侵食されている記憶がどんどん増しているということもかしれませんが、やっぱりわかりにくいです。

 クロムクロ18話。残り話数がそれほど多くないところでまたしても旅行イベントというのも呑気なこの作品らしいのかな、と思いましたがさすがに違いました。それでも、これまでがこれまでなだけに唐突すぎてだいぶ驚きました。信玄の隠し湯がどちらなのか、それとも両方なのかはわかりませんが、そこでムエッタが療養していたのは単なる偶然なのかなんなのか。ただ、幼いころの回想シーンが出てきたことでまたよくわからない感じに。あとから見ると非常に重要なシーンっぽいですが果たしてどうなんでしょう。そもそも、まさかここへ来てムエッタも姫さまに似ているだけ、というオチはないかと思いますが、それならどういうことなのでしょう。
 捕らわれの由希奈はやはり、洗脳されてしまうのか。にしても、SPさんはずっといたんだろうけど、出てくるのもやられるのも、あまりにいきなり過ぎてなんだか笑ってしまいました。や、もちろん対抗できるはずもないのはわかっているのですが。
 それにしても、今週の主役は間違いなくカルロスでしたね。あれは酷い。どう頑張ってもフォローできません。しかも、あの出来のラストに別れのあいさつを持って来るってなー。どうやって尊敬しろと?

 「千恋*万花」。1人目はレナ・リヒテマウアー。
 先日の日記でも少し触れましたが、てっきり「千恋*万花」という物語において脇役ポジションだと思っていたのでその立ち位置と活躍度に驚きました。他のヒロインも見ないとわからないとはいえ、パッケージの中央を飾っても全然おかしくなかったのではないでしょうか。それぐらい重要な役割でした。
 惹かれ合う過程もしっかりと描かれていてなかなか好印象。魅力がわかりやすすぎるくらい描かれているので、主人公が最初は好意に鈍く、そのうち勘違いしてはダメだ、となるのも比較的自然だったように思います。
 ゆずソフト作品の特徴の髪型を変えてくれるヒロインなのですが、それが3種類もある割りには少しわかりにくかった感じですかね。髪を結んでいる位置が違うか、結んでいないか、という違いですからね。しかも、結んでいないのは基本、お風呂中か、その後だからですし、これを本来は髪型とは言わないものですよね。
 いつも通りアフターストーリー付きです。Hシーンももちろん良いのですが、個人的にはこの後のショートステイの様子こそ知りたかったですね。約束を果たす、という意味でも重要イベントだっただけに。
 2人目は常陸茉子。
 なんというか、とても心地よくなる声が印象的な娘さんでした。特に決めゼリフのようになっていた「あは」がお気に入りでした。からかわれるのも、からかうのも非常にやりとりが楽しかったです。ただ、一方でかつては道具だった、という描写が弱すぎてクライマックスにあまり響かなかったように思います。プレイヤー的には最初からコミュニケーション能力の高い人でしたし、実態を知っても卑屈なところというのは探しても見つからないレベルでしたからねぇ。だって実家にいるだけであんなに隙だらけになっているような人ではねぇ。あんまり説得力がありません。
 序盤の芳乃のイベント(壁ドンと顎クイ)が活かされているのは良かったですが、お姫さま抱っこや高所恐怖症なのに木に登ってしまうなど、忍者としてのスキルはけして高くないような。でも、戦闘シーンでは問題ない、というのはちょっとアンバランスでしたね。意地悪に言えばちょっと都合が良すぎるなー、というくらい。
 最初のHシーンへの導入といい、全体的には癒しと笑いが担当なのかな、という感じの茉子ですが、エロゲーにとっては微妙な「演技問題」を抱えてました。オナニーしすぎという事情があったにせよ、Hシーンで演技するというのはかなり慎重に扱わないと危ない要素。でも、体はやらしいのですぐにエロエロになってしまうというところもなんだかアンバランスでありました。というか、エロ過ぎてそこばかりのイメージがついてしまったようにも。アフターストーリーもまんまそれで最初からオチがわかってしまった人多数だったのでは。
 茉子も髪型が変わるヒロインでしたが、レナと同じくいまひとつ違いがわかりにくい。2人に共通するのはパッと見のわかりにくさ。その事実を知らずにイベントCGを見ているとなかなか気付きにくいと思います。というか、普段着や忍者衣装の時も違うので4種類とかあるのですが、そうとはわかりづらいですね……。すまん茉子……。
 エンドロールが目を引く感じで良かったです。ゆずソフト作品はヒロイン毎にスタッフロールを変えてくるのですが、茉子のものは本作の雰囲気らしく凝った仕上がりでした。

2016年8月8日(月)
千恋*万花3~4回目終了
 3人目はムラサメちゃん。
 レナシナリオでの煽りがあったのでどんな展開になるのやら、と思っていましたが予想より小さなイベントだったのでだいぶ肩すかしでした。まぁ、私の場合、勝手に「とらいあんぐるハート2」の十六夜さんシナリオを思い出していたのでハードルが上がりすぎは否めなかったと思いますが、それにしてもそのまんまでした。確かにリアルに考えればたいしたことですけど、ゲーム的にはすごく普通なので。属性として考えれば曰くのない普通のロリキャラになってしまった訳ですから。呪いがなくなっても巫女姫や忍者ではなくならない方たちと比べるとどうしたって物足りないかと。
 ゆずソフトに悲恋や深い味わいなんてのが似合わないのは確かですけど、それにしてもムラサメちゃんには暗い影があんまりありませんね。500年前の記憶もバッチリですし、現代の諸々にも実にあっさりと対応していて、あんまり齟齬を感じません。せめて寿命が違うという面があるかと期待しましたが、主人公が何もせずとも肉体が帰って来てしまいましたからねぇ。
 どうでもいいですけど、職員室に呼び出された日に教室でHってさすがに節操がなさ過ぎるのでは。もうお猿さんと変わりないですよ。
 4人目は朝武芳乃。
 本作が複数ライター制であることは知っていましたが、ここまでは大きな違和感は感じませんでした。それゆえ油断していたのでしょうが、芳乃シナリオはちょっと主人公が別人でした。言葉遣いや基本的な態度が他のシナリオとあまりに違います。ムラサメちゃんに対して「お前なぁ」なんて口の利き方はちょっと考えられません。ムラサメちゃんを敬う他の人たちが聞いたら間違いなく主人公への見方が変わると思います。じいちゃんが黙っていないでしょう。そのじいちゃんに対しても「よろしく頼む」とか言い出す始末。さすがにこれはミスで、恐らくは直していないのだと思いますけどちょっとねぇ。
 ヒロインに対しても全体的に上から目線がごく自然体で出ています。意地悪っぷりも本人も言っていますが、小学生のする好きな子への悪戯レベル。ちとやり過ぎです。そんな性格じゃないでしょう。明らかに他のシナリオと整合性がとれていません。
 せっかく芳乃が魅力的に描かれているだけにとてももったいなかったです。こもわた遙華氏のSDカットも個人的には芳乃が最も可愛いのではないかと思ったくらいなので余計に。ゴロゴロと身悶えするカットは何度見ても良いです。こぶいち氏の原画もノリノリなのが伝わってくようで、エロさと可愛さの両立ぶりがちょっとヤバいくらいでした。初H前の頭を下げるシーンの胸元がすっごいですね。このためのああいったデザインなのだろうな、と思ったほど。ムラサメちゃんが良い仕事をしてくれました。個人的な好みもあるかとは思いますが、正直レナの原画がもうひとつだっただけに嬉しい誤算となりました。
 シナリオはなけなしの障害が終わってから初Hという構成なので、とてもダレやすかったです。性格がおかしい主人公は色ボケのままエンディングでしたからねぇ……。なんて情けない。
 本作は全体的にこの構成が多いというか、基本になってしまっていて、共通シナリオで重要な話がほとんど終わってしまいます。おかげで個別シナリオに緊張感がほとんどありません。もっと言えば先があまり気にならないシナリオとなってしまっています。例外なのは真相解明編で最後までしっかりしているレナシナリオくらい。私は最初にレナシナリオを終わらせてしまったため以降は半ば消化試合でした。

2016年8月12日(金)
千恋*万花終了
 マクロスΔ19話。うさん臭さ爆発のおじさんから歌は兵器ではないか講座。予想ならともかく、こうして実際に言葉にされるとなんともアレな感じがしてきますねぇ。まぁ、全くそんな効果は1ミリもない、ということはないだけに。しかも、架空の世界観ならなおのこと。
 物語としてはまとめであり小休止。

 クロムクロ19話。すっかり勘違いしておりました。狙って由希奈を誘拐したのかとばかり。まさか、誤認とは思いも寄らず。確かに都合がいいなぁ、とは前回の感想でも書きましたが。でも、結局たまたま同じ温泉に来ていた(しかも、由希奈が間違えた)から誤ってさらわれるってのが都合が良いのは間違いのないところ。しかも、さらわれた後も気付いていないってなぁ。もしかしてエフィドルグの方々は一切の目視はしていないのでしょうか。まぁ、確かにそっくりではありますけど。裸だったし。
 なんだかミラーサが暴走気味です。確かにムエッタが生きていれば裏切りを知られてしまいますが、そもそもその動機がいまひとつよくわからないですからねぇ。そして、由希奈が難を逃れたのはやはり、傷ついてなんかいなかったから、なんでしょうか。こういった緩さが本作の本領ですよねー。
 ムエッタが由希奈とDNAが同じ。しかも、配列に時間を感じさせる、ということでやはり姫さまでもあるよう。でも、そうなると前回の回想シーンは一体。地球に来て記憶をなくして鬼と戦った? でも、それだとどうして姫になったのか。ついでに時間経過の真相も不明。まだまだわからないことが多いです。
 それにしても、自分にも得があるとはいえ、おとなしく言うことを聞く姫さまはちょっと簡単すぎませんか。さすがにチョロ過ぎて心配になるレベルですよ。ああ、ひょっとしなくても過去もこんな感じで流されるように洗脳されてしまったのかしら。
 もうひとつのポイントを握っているお父さんっぽい鬼がソフィーに接触。おっしゃることがいちいちもっとも過ぎて思わず笑ってしまいます。他はほぼ全員ダメそうだものね。最近すっかりご無沙汰な武隈先生でも連れてこないと。

 「千恋*万花」。残りはサブヒロイン2人。
 すでにフローチャートで2人で1本のシナリオということはわかっていました。しかし、テキスト総量の問題もあるでしょうが、その分岐はかなりテキトーな感じでありました。それでいいのか、ぐらいの。序盤こそまだまともに書いてあるものの、中盤以降は強引すぎてなんとも……でした。都合がいいというか、苦しいというか。特にせんべい娘の方は「ついで感」が出まくってましたよ。主人公が彼女を持ち上げてモチベーションにする様子がいかにも無理がある感じでした。この分量なら芦花ひとりでまとめた方が良かったのではないですかねぇ。まぁ、いずれにせよ、おまけ以上のものにはならなかったでしょうけど。
 原画は勉強中なところもありますが、意外と良かったように感じます。ただ、特に芦花が思い切りエロ担当みたいな仕上げ方でゆずソフト的にはどうなんだろうとは少し思いました。
 体調の悪さもあって時間のかかった「千恋*万花」もようやく終了。ゲーム感想は近日中に。

2016年8月18日(木)
アマツツミ1~3回目終了
 先日どうにか「千恋*万花」のゲーム感想をアップしました。なかなか良くできてはいたのですが、終わる頃にはその出来に不満を感じるようになっていて自分でも驚きました。いつの間にか、ゆずソフトは私にとってかなり期待するメーカーとなっていたようです。まぁ、なまじ足回りのシステムに関しては、こちらの予想をあっさり越えていいものを用意してきたこともあって、仕方のない面はあるのですけど。ともあれ次回作はもっと期待したくなったことは間違いありません。

 マクロスΔ20話。もう残り話数は数えるほどなのになんとも迂遠な話をしております。どこの方向を向いても今ごろやる話でしょうか、の念が禁じ得ません。実際1クール目からの進展はほとんどないですからねぇ。白騎士サマの動きも今さらのアリバイ作りに見えて仕方ありません。やたらと唐突な。
 なんと言いましょうか、設計図における話の密度を間違えたのではないでしょうか。のんびり描いている割りには三角関係は全くピンと来ないまま。それどころか、今回はミラージュが恋のライバルどころか、お節介おばさんなみの扱いになってます。不憫というより、そもそも論に発展しそうなくらいですわ。そもそも、三角関係だったの? というくらいの。
 そういや戦闘もあんまりありませんね。

 「アマツツミ」。現在最終話。
 各話ごとにヒロインを順にクローズアップしていって、当該ヒロインのシナリオに入るかどうかを選択。入れば当然、個別シナリオでやがてエンディング。入らなければ、共通が続行する形で次のヒロインの章へ。最近はそれほど見かけなくなった途中下車スタイルですね。ちと前の作品ですが「G線上の魔王」や「世界でいちばんNGな恋」と同じものを思い浮かべてもらえば問題ありません。
 1話目は織部こころ。パッケージのヒロインほたると恐らくは同じくらい重要な位置づけです。本作はすでに述べたように前の章を引きずりながら次のヒロインへバトンタッチするのですが、その内容が通常より多くのものを含んでいます。ぶっちゃけて言えば全てのヒロインとHしながら共通シナリオを進めていくのです。主人公が人ではない言霊遣いという価値観の持ち主ゆえに。彼らは人間を自分たちより下に見ているので、性欲を感じれば何の躊躇いもなく手を出しますし、それだけの能力を備えています。それが少しばかり人間界の常識を知ったところで大枠ではたいして変わりません。
 なのでこころは一番手ということもあり本人のシナリオを終えるだけでは全てのHシーンが埋まらないようになっています。つまり、2人目以降の共通部において心のHシーンが用意されているのです。このあたりからも本作と主人公の特殊性が窺えると思います。実際、言霊遣いには浮気という概念はほとんどありません。その場その場で本気なのは間違いないので手を出しておいて後からどうしようかと考えるのみです。
 システム的な面で見てもやや弊害が出ています。こころとHしたにも係わらず、2話で主人公は半ばその事実を忘れているとしか思えない行動をしばしばとります(ついでにこころも)。ハッキリ言ってしまえば選択肢でこころを選ばなかったので愛しい妹に淡白になってしまっているのです。これは言霊遣いではない凡人のプレイヤーには意外と温度差となって感じやすくなります。しかも、その選択肢はどちらかというと保留を意味するものなので違和感にも繋がりやすいです。
 こころシナリオ自体はそれほど深みもなく、エンディングを迎えても区切りとしてはかなり弱く感じます。正直、章がひとつ終わったくらいのあっさり度です。
 2話目は朝比奈響子。恐らくは彼女だけ原画家が違うことと、やたらと挙動不審なキャラデザインが相まって、なんだかとても浮いている印象です。せっかく見た目は可愛いのに、他の3人とは違ってそこをほとんど活かせていなくて歯がゆささえ感じるほど。物語も後半はやたらと回りくどいだけで中身がほとんどなくて驚きました。唐突に終わる感では本作で一番かもしれません。
 巫女姿の袴がスカート状であるのが個人的には難点でした。
 3話目は恋塚愛。
 主人公よりも遙かに強力な言霊遣い。これが全編に渡って意味を持ってくるのですが、やはり主人公との間に温度差を感じるばかりでありました。愛に対する信頼がプレイヤーである私には主人公の十分の一もないため、何をされても平気という境地にはとてもなれません。そうでなくてはこのシナリオはちょっとしんどいのですけどね。先に述べた通り、愛シナリオにも係わらず、こころに手を出すのが揉め事の発端ですから。ついでに響子とだって共通で2回もHしていますがほぼほぼスルー状態です。選択肢の内容はやっぱり保留みたいな扱いなのに。
 シナリオには苦言ばかりですが本作には強力な売りがあります。それはエロス。私のように知らない身には見た目からは想像できないくらいのエロさを彼女たちは秘めています。原画の構図(カットイン含む)やこだわりも半端なく、妥協のなさをあちこちから感じます。中でもこころさんのエロさは驚愕の域でした。愛はまだ見た目から想像がつきますが、お姫さまキャラなこころが放つ妖艶さにたまげました。特にワンピース姿でのHは原画家かライターの趣味を詰め込んだのか、とても激しい内容でありました。Hシーンでギョッとしたのなんていつ以来だか、ちょっと思い出せません。

2016年8月21日(日)
アマツツミ終了
 クロムクロ20話。誘拐されても緊迫感が薄いところはやはり、この作品ならでは。18話のラストにはあった張りつめた空気が時間の経過と共に弛緩していく感じでした。姫さまもすっかり味方みたいになっちゃったしねぇ。まぁ、「なに? 言うことが聞けない? ならば洗脳だ!」みたいな隊長のノリでは疑念が深まってもむべなるかな、ですけど。
 それにしても、やけに由希奈が頼もしいと思ったらブートキャンプのおかげでしたか。というか、そんなのやってましたね。もうすっかり忘れてました。
 ソフィーと鬼の対話は謎が明かされるというより、むしろ謎が増えているような感じでした。由希奈がいないとはいえ、お父さんとの繋がりは不明なままですし。

 「アマツツミ」。ラストはパッケージヒロインの水無月ほたる。
 彼女に何かがあることは1話の段階から誰でもわかるのですが、そのオチというか、活用は人によって賛否が分かれそうです。
 コピーは1週間の命で生まれ変わって記憶もリセットされる。こういうのにありがちな日記を残すとかしていないので当然、過去に何があったかは知らない。知っているのはオリジナルにほたる自身が報告したことのみ。なので、いきなりスタートの月曜日の休み時間に主人公の顔だけ見に来たりするのですが、そんな行動をする割りには違和感がなさ過ぎです。正直、日記などが残っていたとしてもスムーズ過ぎると感じるくらいほたるの言動は自然です。あんまりにも堂々としすぎているので。違和感があるのはわかりやすいキーワードの部分だけ。
 オリジナルに対して主人公は初めて激しい怒りを覚えるという部分もちょっと苦しいものがあります。確かに闇は深いですが、状況を考えれば当たり前であり、同情される方が普通でしょう。コピーを人形呼ばわりするのも本人からすれば、他にどうすればいいのやら。そうでも言わないとやってられないでしょうから。
 オリジナルを諸悪の根源にしたいけれども、ほたるには違いない(2周目がある)から完全な悪役にはできない。けれども、主人公の怒りという感情を引き出さないといけない。2つの役割の間でちょっと困っているようにも見えるあたりねぇ。まぁ、2周目があって本当に良かったです。1周で終わっていたらあまりにも後味が悪いですから。よく考えなくてもオリジナルは特別には何もしていないのに消滅ですからねぇ。

 期待のエロ方向ではなぜか真打ちのほたるなのに使い回しが多くてガッカリ気味でした。愛もちょっとありましたし、後に行くほど悲しい感じです。
 「アマツツミ」もこれで終了。ゲーム感想は近日中に。

2016年8月24日(水)
今ごろ第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇その2
 昨日ようやく「アマツツミ」のゲーム感想をアップしました。体験版である程度はわかっていたとはいえ、予想以上の出来でした。前作がよく売れたらしいというのもこれなら頷けます。個人的に「夏色小町」以来のPurple作品だっただけに驚きは大きいです。特にエロ度の躍進は体験版時点での予想さえ越えてきて、本当にすごかったです。CGも思った以上に多かったですし。プレイ時間はそれほどでもないですが、伊達に9800円ではないな、と感じました。これからチェックしていくことになりそうです。

 マクロスΔ21話。まだまだ続くよ、スローテンポな旅路は。ブタ箱でワルキューレ結成秘話。別にどうしても必要ではない、それこそ小説や漫画の外伝で十分なネタをここへ来てやるというのんびりプレイ。もはや緊張感とかそういうのはどこかへ置いてきましたね。戦闘シーンがあったのはいつだったカシラ。
 ようやく復活した美雲さん。クローンらしいですが、果たしてそれは誰の? まさか美雲さん本人のクローンではないですよね? それだと完全に綾波パターンになってしまいますが。というか、それ以前にあまり意味がありません。「しーーっっ! 黙っとけばわからないから」レベルのことですからねぇ。

 「第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇」。16話まで。
 新システムにもようやく慣れてきました。意外と細かい変化に対応できて良いシステムであると感じます。タッグコマンドをどれにするか、それともマキシマムブレイクか。そのあたりの悩みがなかなか楽しいです。マキシマムブレイクが強力であることはわかっているのですが、ついついボーナスPPとかを選んでしまいます。
 多元世界だからなのか、それはあまり関係ないのか、宇宙世紀ガンダムはなんとも言い難いものがあります。オードリーの年齢であるミネバをそのまま受け入れているハマーンになんとも激しい違和感を感じますね。まぁ、「F91」とかが一緒にいた頃の方がずっとすごいことではあるのですけど、異なる年齢の同一人物ってやつはどうにもねぇ。これは来年発売の新作「V」にも同じようなことが言えるんでしょうね。「ダブルゼータ」のメンバーも入ってきますから。ハサウェイなんてどうするのでしょう。もしかして名前が違うから、と別人扱いで2人とも出るのでしょうか。それとも、恐らく「Z」時代のミネバが登場しないように「逆襲のシャア」のハサウェイも登場しないのでしょうか。
 あと気になっているのはフェイスウインドウの各キャラの顔ですかねぇ。どうも出来があまりよろしくない方々が多いような気がします。アムロとかカミーユとか他にも色々ね。これが絡んでますます使いたいキャラ(ユニット)が減っていくという悪循環。困ったものです。幸い原作を知らない作品である「フルメタルパニック!」がそこそこ気に入っているのでなんとかなっています。
 ところで、オリジナル主人公ですが、Dフォルトで攻撃を防いだらスズネ先生がいきなり「フィールドに頼るなよ」とかアネゴ口調で言い出したんですけど、これはなんでしょう。どう考えても性格が違うような気がするのですが、ひょっとしてネタバレだったりするのでしょうか(今ごろプレイしておいて)。

2016年8月30日(火)
今ごろ第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇その3
 クロムクロ21話。エフィドルグの総攻撃。直前の国連本部からの通達といい、これまでのゆるゆる対応のツケを払わされているようにしか見えませんでした。というより、今回のためのこれまでだったのではないか、という気もしてきます。
 ガウス3機の戦闘は見応えがありましたが、そのためとばかりにクロムクロが爪弾きされたように見えるあたりは残念でした。まぁ、意外と強いことに驚いたのも確かなのですが。ヘッドレスが少数では相手にならないくらいとはね。
 オペーレーターの娘さんのbefore→afterがなんかショック映像みたいになってました。確かにこれは無駄のない侵略だなー。
 セバスチャン散る。最近、服装の乱れがらしくない感じになってましたが、最後はまさにでありました。

 マクロスΔ22話。ようやく決戦が始まりましたが、そこまではやはりのんびりモード。恐ろしいことにハヤテの暴走問題はテストさえままならぬまま、なし崩し的に実戦参加へ。ミラージュが責任をとる、ってそんな説得力に欠ける理由じゃなんともねぇ。よくもまぁ、関係各位が納得したものです。甘いとかそれ以前の問題。意味不明と言ってもいいくらい。
 そして、なんとなく暴走しかかって、なんとなく解決しました。お前たちが俺の翼だ! みたいなすごくすごく既視感あふれるオチでした。色々とそれでいいのですか? と製作陣には聞きたい気持ちです。
 りんご農家さんとは結局、不戦勝と不戦敗みたいな結末に。最後の方は良くも悪くも様子見感が半端なかったですね。

 「第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇」。24話まで。
 そこそこメンバーも揃ってきて使いたいユニットも増えてきました。先日の「フルメタルパニック!」に続いて「アクエリオンEVOL」を意外にも悪くないと思えたのが幸いです。全然、知らなかったんですけどキャラデザが前作とだいぶ違うんですねぇ。とっつきやすさはこちらの方が上な感じ。
 逆に想定外で困るのは「逆襲のシャア」と「ユニコーン」キャラの諍い。あまりにもしょうもないことで衝突するのでしばしば呆れそうになります。そもそも、仮にも同じネオジオンなのにユニコーン組の人たちがシャアよりもフルフロンタルをリスペクトするって、意味がわからないくらいなんですけど。正直、そこに文句があってよく一緒にいるなぁ、と。フルフロンタルが平然とシャアと異なる方針なのもなんだかねぇ。腰掛け感が出てしまっていて無駄に感じ悪くなっているような。せっかく時代(とは大げさですが)を越えて一緒にいるのに。何も鉄火面と仲良くしろと言っている訳じゃないのだし。
 好きな作品なので使っている「ガンダムW」がどうも本作ではいまひとつですねぇ。まぁ、もともと作品(デザイン)的に「エンドレスワルツ」が好きではないということがありますけど、それにしてもねぇ。扱い方次第ではあるのですけど、テレビ版よりも応用が利かない機体になっちゃっているのですよね。
 デスサイズはいつにも増して武装も少ないだけでなく、アニメーションももう一歩。トドメ演出も全くなし。サンドロックはALL攻撃がない、つまりマグアナック隊総攻撃もありません。もうサブ専用と言われているかのよう。ヘビーアームズはなぜか特徴的なあのピエロの面がありません。P攻撃があるからいいものの、やはり接近戦用のナイフはなし。アルトロンはまだ加わっていないのでよくわかりませんが、敵として見た感じでもなんか弱そうでした。
 そんな中でウイングガンダムゼロは移動後にMAP兵器のローリングバスターライフルが使用可能なのを筆頭にやたらと使い勝手がいいです。当然トドメ演出もあり。やはり、この優遇さのために他は……なのでしょうか。


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