徒然なる日記

ほとんどがゲームに関するネタです。もしかしたら気のせいかもしれません。

2016年10月1日
千の刃濤、桃花染の皇姫3~4回目終了
 クロムクロ最終話。なんとも言い難い余韻の最終回でした。やっぱりエフィドルグはわりとどうでもいい感じでそれは国連も同様。各キャラの決断と未来に重きを置いてのラスト2話でした。由希奈やソフィーがその場では付いていけないのは、しっかりした決断に基づいていないことが理由であるからでしょうか。自分を見据えた上で未来を選び取る。だから5年後には旅立つことができた。ただ、お母さんはすごくブレブレでしたけど。それにしても、妹ちゃんは可愛くなりましたねー。お母さんの悩みは増えるばかりです。
 誰もが納得の最終回という感じではなかったと思いますし、王道から外れているのは間違いないでしょう。テーマ重視でいささか物語的には強引な締めです。しかし、これはこれでいいのではないか、と思わせるものがありました。キャラクターひとりひとりを大事にしている様子が窺えましたし、色々な想像がしやすくなってます。番外編や完結編など膨らませやすい終わりとなっていますが、そう思わせておいてこのままの方が美しい気もします。人気次第かもしれませんが、のんびり期待したい気持ちです。
 スタッフのみなさま、お疲れさまでした。

 「千の刃濤、桃花染の皇姫」。3人目はエルザ・ヴァレンタイン。
 シナリオのボリュームバランスが、もうひとつなので奏海シナリオからはあっという間に終わってしまいます。正直、短く感じます。まぁ、その分だけ奏海シナリオの分岐前にエルザの心情描写が用意されていましたけど。ただ、彼女は微妙に二重人格気味なので付いていくのが大変です。いつでもどう転んでもいいように複数の方向を見据えているので真意が見えにくいキャラとなっています。裏切ったり、裏切らなかったりというのが結果的にそうなったに過ぎないと感じる箇所が多いです。
 細かいところでは突っ込みどころが多いですね、大統領は。午前3時まで執務が終わらなかったりするのは3時間もお風呂に入っているのが大きな理由ではないでしょうか。他にも忙しい忙しいと言いながら、しょうもないことで時間を費やしたり、きっちりと休みを取っていたりとあんまり大変そうには見えません。そのあたりは翡翠帝と同じです。
 しかし、なにより気になるのはHシーンでしょうか。これはちょっと率直に言って下手なんじゃないでしょうかね、艶技が。なんか久しぶりに聞きましたよ。テキストをそのまんま鵜呑みにするように一語一語、発音する人を。Windowsエロゲーの初期にはたまに見かけましたけど。音響監督とか誰も何も言わなかったんですかねぇ。表と兼任の声優さんなんでしょうか。それにしても、他のメンツはもっとうまいと思いますけどねぇ。
 4人目は椎葉古杜音。
 エルザシナリオが終わってからはちょっと長かったです。ラストに向けての大事なパートではありましたが、それほど面白かったり知りたい内容でもなかったので、ちと退屈でもありました。リーフの「Routes」などを例に出すまでもなく、わりとありがちな展開だったので。しかも、本作の場合は概要くらいはあらかじめ知っていましたから余計に。それでいて、細かいところはそんなに説明もないですからねぇ。特に古杜音にとってはどうしても必要というほどではなかっただけに。まぁ、ダイレクトに繋がるよりワンクッションあった方がいいので必然になってしまうんでしょうけど。一応は古杜音の理由も描写されてますけども。
 古杜音シナリオとしては非常にあっさり終わってしまいます。色々と。細かいところは伏せられたまま、因縁の戦いもすぱっと溜めもなく終わってしまうのでなかなかに物足りないです。ギャグ&Hシーン要因なのかなぁ、とわりと真面目に思ってしまいます。まぁ、確かにお笑い要員には違いないと思いますけど。

2016年10月3日(月)
千の刃濤、桃花染の皇姫終了
 最後は宮国朱璃。
 う~ん。小此木の事からこっち、最後まで来ましたが結局、茶番っぽさは変わりませんね。小此木が知っていることをウォーレンやエルザがずっと知らないままというのは奇妙に感じます。実際、違うところからとはいえ、エルザは朱璃の正体にたどり着いてしまうのですし。それとロシェルのやっていることを知りながら承認するウォーレンはある意味ラスボス以上ですよね。生命力としては普通の人間というだけで。あと小此木は腹に一物かかえながらエルザとかに抵抗しなさ過ぎです。正直、表向きの理由である暇潰しの方がそのへん説得力があるくらい。それなら警備態勢などたいしてこだわりがなくてもおかしくないですから。
 終盤の主人公と朱璃のあれやこれやは主従とか忠義とかいったものを都合良く出したり、引っ込めたりしすぎだと思います。そうしないと皇祖さまとミツルギの物語になってしまうからとはいえ、ちょっと強引すぎました。というより、序盤のイベントを見ても彼らが手のひらを返しすぎ、ということなのかも。
 ところで、最初の頃からずっと思っていたのですが本作は「桃花」とか「桃花染」とか言い過ぎだと思います。いくらタイトルとはいえ。途中から数えておけば良かったか、とか考えてしまうくらいよー使います。もう最後の最後まで。この世界の流行りか、ってくらい。
 古杜音シナリオから朱璃シナリオへはわりとあっさり終わったのですが、いつの間に追加されたのかわからないサブキャラのシナリオが思ったよりも時間がかかりました。この3本は正直、おまけもいいところなのですが、それ以上に困るのはどういうタイミングの物語なのか、しばらくわかりにくいこと。ひょっとしたらプレイ可能になってすぐにやればそんなこともないのかもしれませんけど。
 思ったよりは時間がかからなかった「千の刃濤、桃花染の皇姫」もこれで終了。ゲーム感想は近日中に。

 テックジャイアン11月号。
 「君の瞳にヒットミー」戯画:随分と久しぶりにねこにゃん氏が原画を担当! これだけでかなりテンション上がってます。なんと4年ぶりだそうですよ。そう言えばあの企画はどうなったんでしょうねぇ(遠い目)。それがあれば4年もスパンは空かなかったのにね。今はこんな絵を描くんですねぇ、としみじみ。最近の戯画はだいぶ思うところがあるので買うかどうかは果てしなく微妙ですが気にはなります。1月27日発売予定。

 「星降る夜のファルネーゼ」ミィティ:中澤工氏、ゆき恵氏という名前に反応できない人間ですが、推理ADVというジャンルには興味があります。あえてエロゲーという世界を選んだようなので楽しみにしたいところ。冬予定。

2016年10月9日(日)
空のつくりかた体験版
 ユーリ!!! on ICE1話。久保ミツロウ氏が関わっているということで見ましたが、想像以上の食い込みぶりです。クレジット表記がネーム・キャラクター原案ですからね。というか、サブタイトルの題字もそうなんじゃないんですかね(つづく!!の文字も)。とてもよく見慣れた字体なんですけど。
 恐らくはほぼそのまま漫画化可能なくらいのものが用意されているのでしょう。まぁ、絵コンテは別にいるでしょうから、だから原案なのでしょう。これは期待できそうです。このパターンなら連載後期に失速して謎のフェードアウトということもないでしょう。
 それにしても、この企画がテレビ朝日放送ということに笑ってしまいます。実況のなんと「らしい」ことよ。
 肝心の氷上の表現は見事の一語に尽きます。一体どうやって描いているのやら、という動きに圧倒されます。CG、ではないですよね、これ。このレベルを1クール続けるだけでもどれほどの労力が必要なのやら、と恐ろしくなります。ところで、あのリンクで王者の演技の真似をするシーンですが、まさか帰っていなかった5年の間に想い人が結婚していて三つ子まで、ってことじゃないですよね。あまり説明がないんでよくわかりませんが、それじゃあさすがに気の毒すぎるよなぁ。「大きくなったでしょう」とか言っていたからさすがにそれはないと思いますけど。
 あと先生は一体、何歳なのでしょうね。見た目はそこそこ若く見えますけど、主人公の母親が先輩と呼んでいるあたり……。

 「空のつくりかた」体験版。
 10月の展望のために試してみました。それにしても、長っっっっっっ!!!!! 先週は体調が悪かったこともあって、最初はちびちび進めていたために正確な時間は計っていませんでしたが、すごく長いです。2~3時間ではとてもではありませんが終わりません。しかも、それだけプレイしていながらオープニングデモが挿入される箇所までしか進んでいないという有り様な上、物語としても序盤も序盤な内容でしかないという。だってやったことは各ヒロインの顔見せとメインヒロインが街の顔に住民として認められるまで、デスヨ? 別にオープニングデモの場所がおかしい訳でもないのです。選択肢だって一個も出ていませんからね。
 ブランドがCOSMIC CUTEなので、この後がマキの展開で最初の選択肢で一発分岐、個別シナリオは短くて帳尻合わせが起きる、という可能性も無きにしも非ず、ですけど。とか言いながらここのはデビュー作しかプレイしていませんが……。
 若干、ファンタジーの入った架空の世界の物語は悪くはないですが、決め手に欠ける印象です。キャラも立っているし、けして魅力がない訳ではないのですが、どうも全体的に地味な感じがしますね。もっと波乱の日常っぽいんですけど、テキストで書かれるそれはなかなかにおとなしいことが多いです。あとは純粋なテキストそのものがそこまで面白い訳ではない、というのもポイントでしょうか。賑やかな日常として書いてはいても別段プレイヤーが楽しくなることもないといいますか。笑いに対する意識もかなり低いようでクスリと笑うことも稀でした。
 システムで気になったのはコンティニュー機能でしょうか。近年一般化してきたこの機能は言うまでもなく前回の続きから自動的に始められる、というものですが、本作の場合ブロック単位の処理なのか、巻き戻ることがしばしばありました。それはちょっとどうなんでしょう。話を理解するにしてもそういう時こそバックログを活用すればいい訳で。
 まとめとしては買ってもいいが買わなくてもいい、という煮え切らないところに落ち着きました。そもそも、買うタイトルがないなぁ、と思ったところから探しているのですからこういう結論もおかしくはなく、むしろ妥当と言えるかもしれません。それでも、プレイ前よりは格段にイメージが良くなったのは確かです。もう1本の「Re:LieF~親愛なるあなたへ~」を試してみてその結果次第となりそう。

2016年10月11日(火)
Re:LieF~親愛なるあなたへ~体験版
 時間がかかりましたがどうにか「千の刃濤、桃花染の皇姫」のゲーム感想をアップしました。なんというか、贅沢な素材に対して色々ともったいない感じです。それとどうも主人公たちがヘマをすることが多く、上手に活躍させてあげられていないように感じました。失敗を反省するシーンであまりフォローできないあたりがまたねぇ。

 「Re:LieF~親愛なるあなたへ~」体験版。
 先日の「空のつくりかた」とは違ってこちらはとても短かったです。ゆっくりプレイしたのに3時間かかったかどうか。
 エロゲーとしては非常に変わった作りでヒロイン視点で物語がスタートします。最初は誰が主人公なのかわからなかったくらい。ヒロインの事情はとてもよくわかるものの、このヒロイン視点では基本的に本人の立ちCGが登場しないためにちょっと微妙なように感じました。途中からならまだしも、顔見せの段階ですからねぇ。この感じだと他のヒロイン視点にもなったりするのでしょうか。
 一度、社会に出た人間が再び学園生活を送る、という設定なので普通の学園ものとはいささか雰囲気が異なります。子供っぽさが薄くなってますね。それは長所であり、同時に短所でもあるのでしょう。ドロップアウトした人たちの物語だけに萌えゲーとは異なるでしょうから、さじ加減がポイントになってきそうです。
 気になるのは改行にまるで気を使っている様子がないこと。3行使って3行目が「よ」だけとか普通に出てきます。さらにテキストがなぜか中央揃えなのでなんとも見た目に違和感があります。なぜ、左揃えではなく、こちらを採用したのでしょう。
 体験版には別枠でHシーンも入ってました。しかし、こちらもちょっと意外に感じる部分がありました。2人はかなり慣れた様子で緊張感もまるでなかったので、てっきり2回目以降のシーンかと思ったのですがさにあらず。初体験でした。けれども、ヒロインはあらゆる意味で初めての人には見えません。ひょっとして社会人だけにゲームとしては初めてでも、実際には経験済みなのかな? と思ったらそんなこともなく正真正銘の初めて。もうちょっと初々しい姿とか恐怖心とかあった方が良かったんじゃないですかねぇ。リラックスしすぎでしょう。そのおかげであまりエロくもないという。
 フェチ感あふれるCGは良い感じではありますが、場合によってはあまり上手に見えないケースもあるのではないか、そんな風にも見えました。少なくとも体験版のそれはあまり……でしたね。
 こうして2つの作品を試したわけですが問題なのはどちらを買うか。面白いくらいに一長一短なので迷います。どちらも9800円なので値段による差はなし。今のところは「Re:LieF~親愛なるあなたへ~」かなぁ、という感じですが、もうしばらく迷いそうです。

2016年10月16日(日)
今ごろ第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇その8
 ユーリ!!! on ICE2話。本人の承諾を得ないコーチ就任はさすがにフィクションならではですねぇ。けしていい人ではないヴィクトルのキャラが主人公の故郷になじんでいく様子はうまいです。想像以上にSなんですね。子豚ちゃんの愛称がいい感じ。設定紹介がすんなりと進む様は見ていてなかなか気持ちがいいです。ユリオくんはライバルとしていいキャラしてますね。
 見れば見るほど久保ミツロウ漫画にしか見えないあたりが素敵です。「トッキュー!!」とかアニメ化して欲しかったなぁ。違った形で夢が叶ったとも言えますか。

 「第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇」。ようやく終了。
 エピローグ含めて終わりました。演出のせいもありますが、最終話がそれであると終わるまで気付きませんでしたね。前編とはいえ、オリジナルキャラがラスボスかと思ってましたから。まさかアンチスパイラルが実質的なラスボスとは。そして、最終話で味方陣営に初お披露目となるアニメーションがあるんですから「グレンラガン」はスパロボにあまり向いていないですよね。飛躍が激しすぎて。まぁ、アクエリオンもいい勝負ではありますけど、こちらは立て続けにですからねぇ。他のユニット(モビルスーツとか)の立つ瀬がない感じ。だってとても同じ土俵に立っているようには見えないですから。
 そして、今のところはぼかされているものの、ニアの結末がアニメ通りというのもなんだかなぁ、です。原作でもそうでしたけど、銀河の果てまで喧嘩を売りに行ってグレン団に多くの犠牲を出して取り戻したのに、結婚式を終えたら消滅ってそれはもう半分以上負けですよね。運命を変えられない訳だから。映画版ではそのイメージを変えるためか、グレン団で犠牲になったのはキタンくらいでしたが。多くのヒーローがいることで悲惨な結末を変えられることが「スパロボ」の良さであるだけにこのままであれば残念です。
 意外とストーリーの感触がよく期待した「アクエリオンEVOL」ですが、パイロットが多すぎてサッパリ育てられず。まともにPPを使った記憶がありません。撃墜数も同様でエースになったのは最初から数字が高かった理事長くらい。機体の技がキャラクターに準拠するため、そのキャラがいなくなると使えなくなるのも頂けませんでした。ジンのなんて完全にただのイベント技でしたからねぇ。シュレイドがいなくなったことですっかりスパーダは出番が減りました。技2つしか残らないものねぇ。理事長がいなければホント使わなかったでしょう。最初から使うと決めて優先していないと難しいですね。
 終盤戦はいわゆるサポートユニットはほとんど使わなかったです。どうしても火力不足の方が大きく響いてしまうので途中から方針転換して、それまで使わなかった作品の主役ユニットをサブに登用してました。資金的にも予想以上に困らなかった、という事情も大きいですね。サブにも振り分けられるくらいに収入が多かったです。強化パーツが意外と少なく、フル改造の強化パーツを増やす選択肢にあまり旨味が感じられなかったのもポイントになりました。せっかく増やしてもメイン中のメイン機体くらいしか良い強化パーツを揃えられないという。マクロス勢は飽きたこともあってバサラ以外はほとんど使わないまま。
 タッグバトルシステムのせいなんでしょうけど、終盤になってもサブオーダーにも入れないキャラがほとんどいないという構成に寂しさを感じましたね。正直、悩む余地さえあまりないくらいで。大型シリーズ作品としてはいささかこじんまりしていたように思います。
 ストーリーはいかに前編とはいえ、投げっぱなし感が半端なかったですね。そもそも、この時獄編自体のオチさえまともにつかないまま後編に続くですからねぇ。これでリアルタイムで待った人たちは本当にたまらないと思います。αシリーズに比べて物足りない要素が多いなぁ、というのが正直なところです。「BX」もそうですが、どうも2周目以降とか、時間を置いての再プレイをあまりしたくならないんですよねぇ。

2016年10月21日(金)
続けて第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇その1
 ユーリ!!! on ICE3話。振り付けを教えるところから試合の結着までの第3話なのでなかなか中身が濃いです。正直、入るのだろうか、と思ったくらい。
 ユリオとユーリのテーマに対するアプローチの違いが面白さに繋がってます。だからってカツ丼が僕のエロスなんだ、はぶっ飛びすぎて一般人は付いていけませんけど。ユリオのじいちゃんとのエピソードがすごくまともに見えるだけにねぇ。あと憧れのお姉さんは練習の付き添いを通してユリオの方に鞍替えしてしまったのでは。地味になんか切ない感じになってます。主人公の方はほもほもしい描写ばかり目立ってますから余計になんか、ね。
 ユリオの演技は足を強調させるような、大胆な遠近法って感じが印象的でした。逆に主人公の方はジャンプのミスのせいもあって、どうもユリオの演技を上回った感があまり上手に出ているようには感じられませんでした。心理的には演技にベストを尽くせなかったユリオの負けなのかもしれませんが。

 「第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇」。5話まで。
 先日、時獄篇が終わったので始めました。とても些細なことですがダメージ表示のフォントが違っていて、それだけでもなんだか慣れるまで違和感がありました。実際のスケジュール通りに間隔が1年が空いていればそれほど気にならなかったのかもしれませんけど。
 それにしても、プロローグのマップは必要だったのでしょうか。それも2話もあるなんてねぇ。システム関係に一切、触れられないこともあって、まるでテンションが上がらないこの2マップはとても苦痛でした。敵側の偉そうなコメントがどう聞いても自作自演でしかないのが、またこちらの心情をしんどくします。時の牢獄も破られた後の侵攻も全部お前らがやってることじゃん、っていう。全く違う敵勢力が現れたのならともかくねぇ。マイナーチェンジばかりの敵の機体群もため息の要因でしたね。
 なんか良くない意味での前後編、というイメージから始まっています。同じ前後編でも「第2次」はそんな感じはあまりしなかった記憶が残っているのだけども。そういや主人公はそのまま継続なんですね。調べていないので知りませんでした。そんなところも「第2次」とは違うなぁ。ああ、テンションが上がらない理由は継続主人公で新鮮味に欠ける、ということもありそう。
 フェイスウインドウのカットは新しいものも用意されているようです。スズネ先生とかのっけから違和感ありますねー。まぁ、問題は「SEED」メンバーですけど。あれが一番の難物でしたから。
 戦闘アニメーションが追加されている機体もあるようですが、そうなるとない機体との間で微妙な心持ちになりそうな気も。Zガンダムはやっぱり突撃はなさそう。残念なことです。
 来週には新作エロゲーも出るのでのんびりと進めたいと思います。

2016年10月27日(木)
続けて第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇その2
 ユーリ!!! on ICE4話。相変わらず、ほもほもしいがゆえに男から覗かれる男風呂に。これはもう本作品の売りくらいに思っていないといけないんだろうなぁ。
 ユリオの方と平行して話を進めていくスタイルのようですね。その過程で当たり前のように他のライバルも出てきました。こんな感じでエンディングの他のメンバーも出てくるのでしょうか。それにしても、後ろ姿しか出なかった作曲の娘さんが気になります。出し惜しみしているようにも、どうせ出ないから後ろ姿だけでいいや、とどちらにもとれるような感じでしたが。
 タイトル名はフリーの曲名とわかったところでいよいよ大会へ。振り付けの具体的な内容は実戦にお預けでしょうから、今回は完全につなぎのようなエピソードでした。

 「第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇」。12話まで。
 システム的に時獄篇とリンクしている本作ですから難易度は高めです。私は地獄篇は1周のみで連獄篇も面倒だからとやっていないので引き継ぎ資金は最低ライン。天獄篇から始めたという非常にレアケースの人よりはまし、という程度。ところが、製作者が基準と考えるラインは恐らくこれではないのでしょう。5話あたりでだいぶおかしいな、という雲行きになり、それはさらに続いて厳しくなり、遂に8話で完全行き詰まりました。
 部隊分割が想像以上に早く(そして長く)、せっかく強化したユニットをそちらに半数以上、取られたのも響きました。おまけにメンバー固定で数が少ないためか、この8話はSRポイント取得条件がえらく厳しい。それまでは背伸びしてでも(すでにそういう感覚でした)頑張ればなんとかなる、くらいでしたがここはとても無理でした。
 条件は3ターン以内にアドラティオを撃墜し、さらにティエリアを目標地点に到達させる、というもの。スパロボではよく見る条件です。ちなみに勝利条件は4ターンで目標地点に到達です。まっすぐ目標に向かえばぎりぎり着きますというくらいの計算。つまり、SRポイント取得のためにはマルチアクションを使うか、戦艦に搭載すればどうにかなります。そんな難しいことではありません。
 それなのにここへ到達したばかりの我が部隊の実力ではまるで前進できません。相手の雑魚に苦戦するどころか、最も頼りになる機体さえ30%以上の命中率を出されていて、しばしば攻撃を食らってしまいます。もちろん、食らえば耐久力は半分以下に。頼りにならない機体は言うに及ばずの惨状。どう考えても無理、それどころか勝利条件さえ満たせません。だって近づけないんですもの。犠牲をいくら出しても構わなければなんとかなりますが、という体たらく。
 最初の勝利条件の先があるであろうことはスパロボをプレイしている人間なら予想している展開です。なかったとしても、修理費が多くかかってしまってはその先がジリ貧であるのは明らか。止むを得ません。
 Zシリーズで初めてゲームオーバー後の再開技を使用しました。1回ではさほど変わらないので3回ほど。もちろん、SRポイントは取得できません。
 そうしてようやく続きをプレイしたら味方が大量にやってきました。でも、まだ合流ではありません。新戦力追加という感じ。ところが、あまりに多くのユニットが増えたせいなのか、この後あからさまに難易度が下がりました。たった1シナリオでポイントを取れなかっただけなのでシステム的な難易度が下がった訳ではありません。そういうバランス調整だと思います。増えたユニットに対して資金はそれまでとあまり変わっていないですからね。ついでにSRポイントの条件もこれ以後ゆるくなったように思いました。11話なんていずれかの味方ユニットが同一ターンに敵を4機以上、撃墜する。ただし、マップ兵器による撃墜は無効とする、ですものね。これをこなしたのは武装を一切、改造していない参戦したばかりのキラのフリーダムガンダムでしたから。しかも、敵ターンであっさり達成してしまい、考える暇さえありませんでした。
 注目の「SEED」組が参加してきましたが……。ま、予想できたことですが、ほとんどそのままです。ステータス画面などに使われるカットが新規になりましたが死んだ魚のような目をしていて、よくこれを使う気になったなぁ、と思ったほどで。それどころか、もっと恐ろしい事実に気付きつつあるような気がしているのですが、ひょっとして地獄篇ではもったいつけていると思っていたシンとキラ以外のユニット持ちキャラは出ないのでしょうか。ルナマリアがシンをフォローする、という会話があったのにユニットはデスティニーガンダムのみ。意味がわからないと思っていたら武装の欄に見慣れない名前がありますた。ザフトレッド・コンビネーションⅠの輝く(ウソ)名称。使ってみると……、いましたよ、彼女が。そんでルナマリアの出番これだけ。そりゃ、Ⅰと書いてありますからⅡもあるんでしょうけど、そういう問題ではないわなぁ。精一杯プラス思考で考えれば喋ってくれるだけましかしら。これじゃアスランもラクスも出番はなさそうデスヨ。ということはひょっとしなくても、お姉様の出番もないのかしら。

2016年10月31日(月)
Re:LieF~親愛なるあなたへ~開始
 結局、こちらを買いました。まだ始めたばかり。オープニングデモが終わったくらい。
 体験版からの変更はほとんど見られません。相変わらずヒロインのひとり、読みづらい箒木(ははきぎ)日向子視点から始まりますし、改行にも気を使っていません。中央揃えの上に3行目が一文字だけだったりしています。ひとつ良くなったのは起動時にアイコン右クリックから選択しなくてよくなったこと。とはいえ、注意書きは変わらずにあるので駄目な環境の人もいるのかもしれません。デビューブランドにしてもなかなか珍しい不具合ではありますね。
 日向子視点が終わると主人公視点になるのですが、なんとなく違和感がありますねー。単に日向子の見る目がない、ということなのかもしれませんが主人公像がなんか日向子視点で見えていたものとは違うんですよねぇ。そこそこ頼りがいがあるけれども、ちょっとミステリアスなところもある、という人間として描かれているのですが主人公視点でのそれはだいぶ異なっている感じで正直、戸惑います。なんとも普通の萌えゲーの主人公みたいなんですよねぇ。ミステリアスというより挙動不審なところが目立つという。加えて時間軸で主人公視点になって以降おかしくなる、というのも理由に数えられそうです。いきなり意識を失ったりとか、日向子視点ではなかったですからね。他にもミリャが懐いているというのもなかったことなので不思議な感じがしてしまいます。これも時間の経過ゆえなのでしょうか。
 主人公にはどうやら秘密があるようなのですが、どうもそれがありがちっぽいんですよねー。や、ハッキリとはわかってないんですけど、問題なのはそれがあんまり面白さにつながっていないこと。困ったことにスタートの日向子視点の時の方が読み物としてよっぽど面白かったんですよ。
 テキストというか、会話はあまり面白くないので微妙にテンションが下がってきていて少し困っています。
 ちなみに日向子視点の時は主人公にもボイスがあります。主人公視点になるとなくなる仕様。ひょっとしたらこれもイメージが異なる理由のひとつかもしれません。
 さて、私の想像を覆してくれる展開が待っているといいのですが……。


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