1999年2月26日
XTCの新譜が出たおかげでXTCのこれまでのアルバムを一通り聴き直しては、
新譜を聴く日々ですじゃ。
うーん、幸せだなぁ(嘘)。
やっぱXTCは、かっこいいや!
そういやTLCの新譜が出てるんだよなぁ。
絶対欲しくなりそうだなぁ(笑)。

これまでStevie Wonderさんのアルバムをちゃんと聴こうとしなかった。
理由はここに書きたくない。
別に大したことじゃないけど絶対書かない。
ある時、偶然彼の昔の作品を聴く機会があった。
あまりの素晴らしさに涙が出そうなくらい感動してしまった。
聴いた作品では、ドラムも叩いていることを知ってショックを受けた。
それでまたさらに感動した。
だってそのドラムの音がいいんですよ!
めちゃめちゃカッコイイ!
HIP!!
サポート・メンバーも凄い人達なんですけどStevieさんの歌、演奏を聴いただけで
幸せな気分になれる。
いままで聴いたことがないってことがとても恥ずかしい。
いろんな意味でちょっとだけ勇気をもらった気分。

 「INNERVISION / STEVIE WONDER」 (POCT-1810) MOTOWN(POLYDOR)
  「TALKING BOOK / STEVIE WONDER」 (POCT-1809) MOTOWN(POLYDOR)

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1999年2月24日
Dave Gregoryさんが脱退したのは非常に残念なことですが、XTCがやっとというか久々新譜を
発表したことがなにより嬉しい。
早速聴きましたが、やっぱりXTCは、XTCでした(笑)。
どんな形なろうとも自分達のスタイルを変えないところが素晴らしい。
でも前作から7年は長いよなぁ。
秋に出るもう1枚が楽しみ!

という訳で今回は、私の大好きなイギリスの偉大な(私見です。)バンドであるXTCの多分
もっとも売れたであろうアルバム「SKYLARKING」です。
プロデュースは、あのTodd Rungrenさんです。
ユートピア(でよかったかなぁ?)での活躍や「I SAW THE LIGHT」、「HELLLO IT'S ME」などの
名曲の作者として有名(ほんとかなぁ?)ですね。
ちょっと前に「世界中のいろんなアーティストをプロデュースしてみたい!」と言ってレピッシュの
アルバムをプロデュースしたことがありましたねぇ。
後は、高野寛さんのアルバムをプロデュースしたこともありました。
さて、この「SKYLARKING」ですが、このアルバム発表以前のアルバムでは当たり前(?)であった
ふざけた詞の歌もしくは意味不明(というかローカル・ジョーク)の歌、政治的な歌が無くてラブ・
ソングばっかり。
「これじゃXTCらしくない!」、「メロウなXTCってステキ!」てな感じで発売当初ファンの間
では賛否両論でした。
なんでもTodd Rungrenさんがそういう曲しかアルバムに入れないと決めていたらしくXTCの
メンバーと多少もめたらしいです。
トラック・ダウンもXTCのメンバーを誰1人としてスタジオに入れずTodd Rungrenさんだけで
行ったそうです。
そんなことがあったにも関わらずこのアルバムはヒットました。
特にこれまであまりウケの良くなかったアメリカで売れたんです。
独自のスタイル(かなり強烈な個性)を確立している両者が激突した結果生まれた名盤だと思います。
どちらの良さも溢れてて素晴らしい曲ばかりです。
個人的には、「BALLET FOR A RAINY DAY」が好きです。
Todd RungrenさんとXTCは、二度と一緒に仕事しないでしょうね(笑)。

 「SKYLARKING / XTC」(VJD-28113) VIRGIN japan

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1999年2月20日
「ものすごい方向オンチですみません!
昨日は、お手数をおかけして大変失礼しました。
今日、地図買いましたのでじっくり勉強したいと思います。
本当に本当にありがとうございました。

以上、お詫びモード終わり。

「このピアノをずうーっと聴いていたいなぁ。」
この人に出会って本当に心の底からそう思います。
エレピやシンセでも同じ気持ちです。
この人の演奏を聴いてるとうまく言葉で説明できないんですけど暖かい空気に包まれて
漂っている感覚を感させてくれるんです。
その人は、野力奏一さんといいます。
初めて名前を知ったのは、山下達郎さんのツアーを聴きに行った友人が持っていたツアー・
パンフレットのメンバー紹介の欄でした。
その時は、名前だけしか知りませんでした。
それから5年以上経ってあるバンドのライブを聴きに行った時、初めて野力さんの演奏を聴きました。
その後、すんごーく気になって気になってしかたがないので、アルバムが出てないか探しまくって
やっと見つけたのが、今回紹介するアルバム「CRESCENT」でした。
しかも買ったのが、中古CDショップ。
あとでちゃんと確認したら普通にCDショップで買えるらしいということを知ってショックでした。
あ、そんなことはどうでもいいですね。
このアルバムは、星の綺麗に見える冬の夜空を見ながら聴くととてもハマリます。
できればひとりの時がいいでしょう。
ちょっと強めの酒を飲みながらなんてさらにいいかも。
なんて書いてますが一回だけ試したけど飲み過ぎて途中で寝てしまった(笑)。
でもこのアルバムは、本当に心地よくて素晴らしいです。
私の中で名盤中の名盤と勝手に決めています。
是非、聴いてみてください。

野力さん、そろそろ新しいフル・アルバム出しませんか?

 「CRESCENT / NORIKI with FUKUI」(CT32-5545) 東芝EMI

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1999年2月17日
ちょっと更新する気になれなくてねぇ。
前回の更新から今日までいろんなことがあったんだよね。
いいことも悪いこともいろいろあった。
いろいろあるから「生きてる」ってことなんだけどなんだかねぇ。

今月のギター・マガジン読んだ人いますか?
昨年、11月に亡くなった大村憲司さんの追悼特集が載っています。
なかなかの情報量で読みごたえがあります。
永久保存した方がいいです。
私は、この特集を読みながらまた泣きそうになりました。
憲司さんのギターを聴くためにLP、CDを買い漁ったのを思い出しました。
あれだけ悲しかったのにそれをちょっとだけ忘れてしまっていた自分に呆れてしまった。
なんて都合のいいヤツなんだろう。
なんだかなぁ。
(聖子さん、教えてくださって本当にありがとうございます。)

という訳で「ちょっと興味がある。」、「いいかもしれない?」ということじゃなくて
「本当に自分の好きなアルバム」だけを紹介することに今ここで決めました。

矢野顕子さんを知ったのは、私がYMO依存症にかかっている時でした。
「在広東少年」を初めて聴いた時、すんごーいショックでした。
だって今まであんな歌い方する人を知らなかったからですよ。
さすがに最初はちょっと引いちゃったんですけど聴けば聴くほど好きになってしまいました。
しまいには気持ちが入り過ぎて泣いた時もあった。
矢野さんのアルバムはどれも好きなのですが、アナログ盤、ミュージック・テープ、CDと全て
持っているのは「ごはんができたよ」だけかも。
「また会おね」は、何度聴いてもウルウルきてしまう。
参加してるミュージシャンが豪華だよなぁ。
 ・dr: 高橋幸宏、林立夫
 ・b: 細野晴臣
 ・g: 大村憲司、鮎川誠、KENICHI INOUE
  ・synths: 坂本龍一
 ・perc.: ぺッカー
他の方々が参加してます。
憲司さんのギターは素晴らしいし、細野さんのベースもカッコイイ。
何度聴いても飽きることないなぁ。
ていうか多分一生聴くでしょう。
マジで。

 「ごはんができたよ / 矢野顕子」(32MD-1057) MIDI Inc.

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1999年2月8日
「この1曲を聴くためだけにCDを買ってもいいぞ!」シリーズその2
今回は、超有名盤ですじゃ。
といっても知らない人には「なんのことだかさっぱり?」なんだけど。
そ、それは、Pat Metheny Groupの「OFFRAMP」だぁー!
が、しかーし!
おすすめの曲は間違っても「Are You Going With Me?」ではないのだ。
「Are You Going With Me?」もいい曲なんだけどね。
私が「このアルバムを買ってホント良かった!!」と思ったのは、「James」という曲があったからです。
Pat Metheny Groupにしてはシンプルな曲でLyle Maysのピアノが美しい。
それにPat Methenyもシンセじゃなくて普通のギターを弾いてて気持ちいい音なんです。
実は、この「OFFRAMP」を通して聴くには避けて通れない曲がある(ちょっと大袈裟かなぁ?)。
アルバムのタイトル曲である「OFFRAMP」がそれなんだよね。
オーネット・コールマンを意識したフリー・ジャズに近い感じの曲なのではじめて聴く人には
「Are You Going With Me?」とのギャップの凄さに聴くのやめちゃう人いるかもしれないね。
でも「OFFRAMP」を聴き終えると爽やかな「James」が待っているんです。
(念のため書きますが、私は「OFFRAMP」好きですよ。)
なんか懐かしい人に会ってゆったりとした時間を過ごすような、
とても大好きな人の手にはじめて触れた時の感触を思い出すような、
そんな暖かい気持ちになれる気がする。
最近、芸風変わってきてないか?

  「OFFRAMP / Pat Metheny Group」(POCJ-2022) ECM

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1999年2月4日
「この1曲を聴くためだけにCDを買ってもいいぞ!」シリーズ(なんじゃそりゃ?)その1
Harry Connick, Jr.と言えば最近では俳優としてハリウッド映画出まくりですねぇ。
まあ、かなり男前ですからねぇ。
ちょっと前には日本のTVCMにも出てたなぁ。
知ってると思うけど彼は、歌のうまいジャズ・ピアノ弾きでもあるんだよね。
その彼の1枚目(でいいのかな?)となるアルバム「VOCATION」に収録されている「ON GREEN DOLPHIN STREET」
が「この曲を聴くためだけに買ってもいい!」と思えるほどいいんです!
前回紹介したThe Walter Bishop Jr. Trioの「SPEAK LOW」でもイチオシした曲ですが、こちらでは
ピアノ・ソロで聴かせてくれます。
NHKの衛星で時々世界の様々な風景をとらえた映像に合わせていろんな音楽が流れるコーナー(?)が
あるんです。(時間調整のためなのかね?)
ある時、ダラーッとテレビ見てたら綺麗な映像のバックにHarry Connick, Jr.の演奏するこの
「ON GREEN DOLPHIN STREET」が流れていてあまりにも映像とマッチしていて素晴らしいので
アーティスト名をメモってすぐ買いに行ったっすよ!
真っ青で深い海を優雅に泳ぐイルカの群れを思い浮かべながら聴くとどっかに行ってしまいそうになる。
目を閉じるとイルカと同じスピードで泳ぐ感覚におそわれる。
そんなことをイメージしながら聴くとものすごく心地がいい。

 「VOCATION / Harry Connick, Jr.」(28DP 5081) CBS SONY

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1999年2月2日
「無人島に持っていく1枚だけのジャズCD」
というコピーが書かれたアルバム知ってますか?
私は、このアルバムに何度も助けられました。
何故だかよく分からないんだけどものすごくコンディションの悪い時、とても落ち込んでる時って
いつも聴いてる音楽が聴けなくなったりするんだよね。
でもこのアルバムだけは聴けるんだよなぁ?
しかもしっかり癒してくれる。
特に3曲目の「ON GREEN DOLPHIN STREET」が効くんですよ。
と言ってもすべての曲が素晴らしいんですけど。
一時期、アナログ盤は「幻の名盤」と呼ばれてなかなか入手できなかったそうですがCD化されて
本当に良かった!
このアルバムにはホント感謝してます。

 「SPEAK LOW / The Walter Bishop Jr. Trio」(K32Y 6113) KING Record

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1999年2月1日
昨日、ペルージャがやっと今年に入ってからの初勝利で連敗ストップ!
それにしてもサンプドリアはどうしちゃったんでしょう?
あのままじゃペルージャ以上に危ないかも。
そして今日のスーパーボウルは、予想通りブロンコスの連覇で終わりました。
まあ、昔「レッド・ガン・オフェンス」&「ざるディフェンス」と呼ばれたあのファルコンズが
スーパーに出場できただけでも嬉しいんですけど。
クリス・ミラー、アンドレ・ライズン、ディオン・サンダース等がいた頃のファルコンズも魅力
的で好きでしたが、やはり強くないとねぇ。
以上、NFCではファルコンズ、AFCではチーフスを応援しているミーハーNFLファンでした。

前回、「BIG BAND BOSSA NOVA / QUINCY JONES」を紹介しましたが、ひとつだけ思い出したことがあった。
1曲目の「SOUL BOSSA NOVA」って去年、ナイキのCMに使われてたんだよねぇ。
ナイキと契約してる世界的に有名なサッカー選手がビーチでサッカーしてるやつ。
でもさぁ、直前になって代表を外れた選手がいたので「かわいそうだなぁ。」と思いながら見てた。
しかもフランス代表だった人なんだよね。
アディダスと契約してたフランス代表の指令塔ジダンが決勝のブラジル戦で大活躍だもんねぇ。
そんなことはどうでもいいか。
ついでにブラジル代表の選手が出演してたナイキのCMで使われていた曲は、TANBA TRIOの歌う
「Mas que Nada」です。

そうそう前から気にはしてたんだけど一言。
CD紹介の最後にCDの型番を書いてありますが、輸入盤だったり、昔に発売されたもので現在日本
での発売元が変わってたりするのであてにならないかもしれないです。
最近、レーベルやレコード会社の動きが激しいので「再発されてはすぐ廃盤」が多いです。
去年、再発されたトゥーツ・シールマンスの「ブラジル・プロジェクトVol.1」は買おうと思ったとき
には廃盤だった。
なんとかならんもんかなぁ?

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