ラ ン テ ィ シ ェ L a n t i s c h e ラ ン テ ィ シ ェ L a n t i s c h e ラ ン テ ィ シ ェ L a n t i s c h e


・・橋本さんとRACING LANTISを見に行く(2)

おそるべしタイヤハウス・クリアランス
(Racing Tyres and Rims.)


はやる心を落ち着けて、ぐるっと見まわしていくと・・・
RVとまで言われた、タイヤハウスの隙間が・・・「無い!」
コンペなんだから当然と言われればそこまでだが、まるで carreraカップの911やDTMカリブラ/メルセデスのような 「ほとんど指も入らない」徹底した作りに唖然。
これでストロークしたら・・・恐らくコーナーのギャップやストレイトの 起伏に合わせガンガン当たっていたのではないかと思える。
ホイールから覗くブレーキキャリパがまた迫力。
これはきっとAPロッキードのものでしょう。なかなか渋いセレクション である。 ローターディスクはもうかなり擦り減った感じのものがついていた。 レースでもこれを使っていたのだろう。

良く分からないのがアロイホイールで、ワンピース?のスチールのような 印象を受けた。 ひょっとしたら、レースで使っていたものとは別ものかもしれない。
ただ、MAZDASPEEDのロータリーロゴが入っており デザイン的には似合っている。
これでカラーがホワイトであれば尚良し、だ。
タイヤはミシュランのpilot−SX?というもの。コンパウンドは すでに劣化しコチコチだったので、その真髄には触れることができなかった。

カーボン・フロントリップ
(The carbon-cloth aero lip-spoiler in front.)


エアロに関しては、リアのウィングとフロントのリップ変更くらいしか 変更されていない。これは意外だったがJTCCの規定が厳しいのかもしれない。
フロントリップは、まず路面とのクリアランスを減らすべく、下方にリップ延長を している。
斜め前にオーバルのインテークが空けられているが、ここからのフレッシュエアは パイプで運ばれブレーキシステムを冷却している。
また、サイドにはダブルのフィンが付けられ、ダウンフォースを微妙に 発生させているようだ。
これは贅沢なことにカーボンが使われており、機能追求とはいえ格好良い!
SPKHのミニリップを思い出すところだが、ぜひJTCCレプリカを 製品化してもらえないかと感じる。

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