エンジン添加材"Nitrides Magic"ロングランレポート
製造元S.P.KHのWebサイトはこちらです。
基本的に通販なので、ご希望があれば、
S.P.KHか、Lantisheまでメール願います。

(C)S.P.KH
・mazda ランティス
1800ccDOHC16valve coupe
1995年モデル
・エンジン改造無し
・サスペンション改造無し
・ホイール/タイヤ変更無し
・エンジンオイル/オイルフィルタはディーラ純正を使用
・6ヶ月/12ヶ月点検は予定通りにディーラにて実施
・ミッションオイルはディーラにて2回交換
・ガソリンはレギュラー(日石メイン)
・添加材添付時の走行距離は18,000km
第1回 1997年 8月中旬 走行10km
ランティスのエンジンが冷えたところで"Nitrides Magic"試作品
1瓶をエンジンオイル注入口から注入。
添加材は、かなりの白い沈殿(これがNitrideか?)を含むので
注入前に充分に、沈殿が無くなるまで攪拌(シェイク)した。
「エンジンに悪影響はないかな・・?」不安がふと頭をよぎるが
試作品とはいえフィールド使用実績のあるものなのでそこは納得する。
(但し、試作品なので何らかのトラブルに対する保証は無い。ユーザ責任である。)
オイルフィラーキャップをしっかりと締め、クランキングするとエンジンは
何事も無かったように目覚める。
アイドリングも安定しており、特筆することは無い。
取扱説明書には1,000km走ってから本当の効果が出ると書いてあるので
まだまだだろう。
これからを楽しみに近所をちょい走りする。(10km程)
念のためレブは3,500rpmまでとした。
信号待ちのアイドリング回転数も安定しており、特に問題なさそうだが
特に良い点も見つからないという状況。
第2回 1997年 8月下旬 走行90km
Nitrides Magicを入れてから90km程走行した。
REVは4500rpmまでで、エアコンを入れて日常走行がメイン。
ここで体感できたのが以下2点。
1.エンジンノイズ
アイドリングでカタカタと言っていたBPが、そのカタカタ音がかなり軽減
された!
これはかなり驚きである。
全体的にエンジンノイズがマイルドになるようだ。
金属接点の抵抗が減ったのだろうか?
2.低〜中回転トルク
2000rpm〜3500rpmあたりのトルクが少し太った感触。
以前よりこの回転数での加速が少し速い。
ここで12ヶ月点検でクルマをディーラに出す。
オイル/オイルフィルタは新しいので交換はしない予定。
9月上旬には高速に乗ってかなり上まで回そうと思っている。
第3回 1997年 9月中旬 走行300km
12ヶ月点検が終ったとの連絡がディーラからあり
ランティスを取りに行く。
サイドウィンドウが上がりすぎて、ドアを閉めると浮くことがある点
修理を依頼したが問題無く直っているようだ。
コールドスタート時のクランキングは心なしか長くかかる気がする。
良く考えてみれば、エンジンオイルが適正量入っているところへ
150cc程度追加するのだから、注入後オイルレベルは再調整
したほうが良いのかもしれない。
この辺りは、後日、製造元に確認してみようと思う。
それにしてもガサガサしたエンジンノイズは全般的に押さえられ
シルキー(直6とは言わないが)な感触である。
三郷のランプをターっと駆け上り、立体交差を右に左にカーブして
料金所に駆け込む。
うーむ、やはり中回転のトルクは目に見えて向上している感じだ。
いつもではシフトダウンする登りアプローチをそのままのギアで
難なくクリアしているのに少し驚く。
¥500を支払っていよいよ高速に入る。
隣のレーンから先行していたセダンを追い越し、2速6500rpm、
3速7000rpmへ。
やはり軽い!遠くに見えていたクルマの団子状態がみるみる近づく。
5分ほど5速コンスタントスロットルで流した後、前のクルマの
隙を縫って前へ。
3速へ落として加速。(さあ、このあたりから回転数は書けません(^^;)
4速フル加速中に道は大きくベンドしつつ登りから下りに切り替わる。
アウト側の側壁が近づき恐いがかまわず5速へ。
コンフォート仕様のタイアが(何と言っても65!)ナーバスな情報を
ドライバーに伝えはじめる。
さすがにリミッターが効くところまではまずいので、程々のところで
3分程走行する。
再び前方に団子状態が現われ、スロットルオフするまでエンジンは
まさに絶好調であった。
この後、3回ほど全開加速を繰り返したが、
オイルプレッシャー/水温共に安定していた。
ここで感じたのは、負荷加速時の回転数の上がりが速くなった事と
アクセルオフ時のレブダウンがほんの少し緩慢になった感じがする事。
朝霞のランプで高速を降り、渋滞の川越街道へ合流、一転蒸し暑い環境下での
ノロノロ運転となったのだがアイドリングのばらつきなどは発生しなかった。
第4回 1998年 2月中旬 走行3,000km
1月中旬にオイル/エレメント交換と共に、"Nitrides Magic"150ccを
再度注入していたが、大きな効果が見え始めた。
懸案だった、8.5km/l程度の燃費が、がぜん改善されはじめたのだ。
40リットルのレギュラーGASで、以前は320〜350kmだったのが、
390〜420kmをマークするようになった。
これは殆ど10km/lの大台であり、ショップの作業精度の都合上オイルレベルが高い
(Fの線の上、5mmくらい)状態だったことを加味すると、2km/lは改善する
実力があると見るべきかもしれない。
寒さで窓が曇る為、エアコンOFFという事は無かったが、
気温が低いと、エアの充填効率が上がるので、これから夏にかけてどんなものか
引き続きモニターを続ける。
To be continued..
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