「ジムカーナ/クローズドカートコースのテクニック」高橋さん
■高橋車 観察
(1998年9月11日成田モーターランド)
・ブレーキシステム

基本的にノーマルだが、パッドはENDLESSが装着されている。
あのフェード王のGT−Rに良く装着されていることからも
蓄熱許容量は相当大きいのだろうと予想される。
なによりも、ホイールからチラリのENDLESSブルーが格好良いです。
・ステッカーチューン?

高橋さんが関係している、オープンカーのグループ"OpenFreaks"
のステッカー、Mazdaspeed、Lantis Owner's Clubなどで
ステッカーチューンを施している。
これでコンマ1秒タイムアップ??
・ボンネット裏打ち

高橋車(初期型Type−R)のボンネットには、耐熱繊維整形?の裏打ちが装着されている。
標準装備品だが、編者のマイナー後、95年型Type−Gには
付いていない。
Type−RまたはXだけの装備、または、Type−Rだけの装備、
最悪はType−Rの初期型だけの装備の可能性がある。
ただし、外せばフロントの軽量化に役立つかも・・・
・ディストリビューター

三菱製が使われている。
「三菱は零戦ですよね」、「そういえばスバルって・・」、「中島飛行機じゃ
なかったでしたっけ?」、「隼あたりですか?」、などと盛り上がってしまったが、
戦闘機を作っていたメーカーにはなんとなく信頼感がある。
BMWもそうだし、SAABは未だ現役ですね。
そういえばNSXはハードトップやピラーをブラックアウト、ジェネラルダイナミクスの名機
F16のイメージを醸し出していた(と上原PMが話していた)が、あっさりとボディ同色に
マイナーチェンジしてしまった・・・
もう少しポリシーを持ってほしかったですね。
(ジェネラルダイナミクスが潰れたからかなぁ・・上原氏が現場を離れたのかもしれませんが)
・ガーメントバッグ

Type−Rの初期型だけに限定のガーメントバッグ。
編者も見るのは始めてである。
非常にしっかりした造りで、ゴムコーティングの厚手の繊維が使われており、
ファスナーは359?度オープン可能な上、開き過ぎないようにストッパーが
付いている。
クーペはリアトランクからノイズ侵入があるが、トノボードごとこれに交換すれば
静粛性Upに貢献するだろうと思えるほど高品位なものである。
ただし、外せばリアの軽量化に役立つかも・・・
・リアストラットタワーバー

Type−Rに標準のストラットタワーバー。
シボ付きガーニッシュ仕上げがされていて、怪我をしたりする恐れも無し。
Type−Gにも左右の樹脂パネルには切り欠き線が入っているので、
その通りに切り抜けば装着可能だろうと思われ、Type−Gオーナは
欲しいパーツ。
(蛇足ですが、初期型グリーンなので樹脂パネルは美しいダークグリーン
仕様なのですが、なんとトランクの奥まで徹底されています・・・これは
確かにコスト高ですね)
・リアシート

高橋さんに言われるまで気づかなかったのだが、ランティスのリアシート面は
あっさりと外せる。
なんと高橋車では(オレンジの矢印の所)小さなノブを引いて外せるのだ。
編者車ではこのノブが無いので「取れないだろう」と思っていたのだ。
結局は「ひたすら思いっきり引っ張る」ことで外せることが判ったのだが、
なんとも無骨な状態に成り下がっていたのだった・・・
これは95年マイナーでのデグレードの可能性が高い。
ちなみにここの鉄板の下にはフュ−エルタンクがあり、緑の矢印の所には
フューエルメーターに続くセンサのケーブルが出ている。
・(トラブル)マフラーマウント

走行会メンバの方から「マフラー下がってませんか?」との指摘があり、
覗いてみると、見事にマフラブラケットから外れていた。
このままハード走行に入らないで済んだのは幸運だったかも・・・
これはパーツ交換などのオペミスではなく、自然落下である。
ジムカーナやサーキット走行をするオーナーは、その前に
チェックしてみた方が良いかもしれない。
要注意ポイントなことは確かである。
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