今日の話題!! 8.23

鉄筋コンクリート構造
鉄筋は引張り力には強いのですが、錆びるという欠点があります。ところがコンクリートの中に鉄筋を入れておくと、コンクリートはアリカリ性なので鉄筋が錆びることはなくなります。
コンクリートと鉄筋はお互いの欠点を補いあって鉄筋コンクリート造として、強い構造体を形成しています。
注意点
コンクリートに亀裂が生じることをクラックといいます。一般的にはヒビワレと言っていますが、その隙間から雨水がはいっちゃうと鉄筋が傷んでしまう恐れがあります。酸性雨なんかが降ったら最悪です。
コンクリート面を保護する為には
外断熱工法を使うとコンクリート面が外気に触れる可能性は殆どなくなります。価格はコンクリート面に直接仕上げる、吹付やタイル貼などに比べてアップしますが、耐久性の面からも外断熱工法が良いことは言うまでもないと思います。
日々の早期手当てが大切
日本のマンションの殆どが内断熱工法です。外壁のビビワレなど仕上材が傷んでいるところを見つけたら早期に補修しましょう。手抜きだ売り主の瑕疵だとクレームを付けてるといたずらに時間がかかります。問題が構造体に及ばないよう軽微なうちに補修してくださいね。
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