意外と量子力学に関係あるメモ

last update 2006.2.14
量子力学の世界の不可思議性と、 実用化に向けた勢いを、 ザッと見渡すために…
量子飛躍/ 不確定性原理/ トンネル効果/ 重ね合わせ/ 非局所性/ 量子消去/ 量子ゼノン効果/ 量子コンピューター/ 量子テレポーテーション/ 観測問題/ コペンハーゲン解釈/ エヴァレット解釈/ コヒーレンス/ デコヒーレンス/ コンプトン波長/ プランク長/ カシミール効果/ ユニタリ変換

■未整理
2006-08-17 (木)
ミクロな物体は『粒子と波の両方の性質を持つ』のではなく、 ミクロな存在は、マクロな存在と相互作用して、 粒子的または波動的な痕跡を残すという性質は持っているのであり、 ミクロな存在そのものは、“粒子でも波でもない何か” である。
多分、ミクロな存在の各々は、我々には想像も出来ないような多次元虚数空間で、 子供がクルクルと回して遊んでいる風車(かざぐるま)の影に過ぎないのだろう。 ちなみに、4次元立方体が2次元平面に落とす影を、
ここで 視覚的に感じることが出来る。
2006-10-02 (月)
量子力学なんて、その存在すらも知らなかった中学生の頃、 「何故、今あるモノの大きさは、“今あるが如くある大きさ”よりも 1兆倍大きいわけでもなく、一兆分の一しか無い小ささでもなく、 丁度、今ある通りの大きさなんだろう。」 ………と、真剣に悩んでいた。 だから、 不確定性原理 を勉強した時には、びっくりした。 それによると、 陽子の回りを巡る電子が、その軌道をキツく狭められようとすると、 何故かは分からないが、運動量のゆらぎが大きくなって暴れるため(運動量の不確定性が大きくなるため)、 ある大きさ以上は小さくなれない、というのだ。 だから、水素原子は、“今あるが如くある大きさ”で存在するし、だから、 色々な分子もタンパク質も生命も、今あるが通りの大きさになっているわけである。 「不確定性=決められないこと」が、存在が潰れずに存在として在り続けることを支えている。 このインスピレーションは強烈であり、 きっと、物理的実在だけでなく、ありとあらゆる意味は、 「絶対に説明できないこと」を基盤に、その存在を勝ち得ているのだ、と思った。 矛盾も無く全てを説明できてしまう世界は存在を勝ち得ない。

参考資料