t=t0× (
c (c2−v2)1/2 ) = t0× (
1 (1−(v/c)2)1/2 )
L=L0÷ (
c (c2−v2)1/2 )
与えるエネルギーと相対論的な質量の増大の関係から、 有名な公式「E=mc2」が導かれる。 この式は、質量がエネルギーの一形式であることを端的に表している。 (総エネルギーは静止エネルギー(rest energy)と 運動エネルギー(kinetic energy)から成り、 静止エネルギーはいわゆる慣性質量を表す。)
m=m0× (
c (c2−v2)1/2 )
図1 | 図2 |
Rμν −
1 2 gμν R =
8πG c4 Tμν (時空の歪み具合) = (物質のエネルギー)
テンソルは、ベクトルや行列の概念を拡張・一般化したもので、 座標変換に伴う物理量の変化を記述する代数系である。 階数0のテンソルは特に「スカラー」、階数1の時「ベクトル」、 階数2の時「行列」と呼ばれる。 全ての線形変換は行列で表現されるが、 全ての行列は(2階混合)テンソルである。 テンソルの成分の2つの添字(自由指標)を等しいとおいて(自由指標→擬指標)、 それらについて和をとる操作のことを「縮約」と呼ぶ。 縮約によって,テンソルの階数は2階低くなる。 例えば、2階のテンソル(行列)においての縮約とは、 対角成分を足し上げて一つのスカラー量を得ることである。