意外と法則に関係あるメモ

last update 2008.2.16
法則は、観察対象の性癖であると同時に、 私達自身の観察の仕方の性癖でもある。(by M.HIJK)

目次


◆社会・政治・経済

ピーターの法則 (Peter's principle)
 組織構成員の労働に関する社会学の法則。
 「人は無能になるまで出世する」という表現で要約される。
 (1) 能力主義の階層社会に於いて、人間は能力の極限まで出世する。
   すると有能な平構成員も無能な中間管理職になる。 
 (2) 時が経つに連れて人間は悉く出世していく。無能な平構成員はそのまま
   平構成員の地位に落ち着き、有能な平構成員は無能な中間管理職の地位に落ち着く。
   その結果、各階層は無能な人間で埋め尽くされる。 
 (3) その組織の仕事は、まだ出世の余地のある、無能に達していない人間によって
   遂行される。 

●ハインリッヒの法則 (Heinrich's Law)
 労働災害の事例の統計を分析したもの。
 重大災害を1とすると、軽傷の事故が29、そして無傷災害は300になる。
 さらにその背後には数千件の不安全行動、不安全状態がある。
  ・災害の背後にある不安全行動や不安全状態の98%は予防可能
  ・不安全行動は不安全状態の9倍の頻度で出現している
 例えば、職場の環境面の安全点検整備、労働者の適正な採用、研修、監督、
 経営者責任の明確化等を通し不安全状態・不安全行動を無くせば災害の発生
 を抑止でき、結果として障害をなくしていくことが出来る、と考える。
○バードの法則
 重大事故を1とすると、軽傷事故10、物損事故30、ニアミス600になる。
パーキンソンの法則 (Parkinson's law)
 (1) 仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する
 (2) 支出の額は、収入の額に達するまで膨張する

○エメットの法則 (Emmett's law)
 仕事を先延ばしにすることは、片付けることよりも時間とエネルギーを要する。
 "The dread of doing a task uses up more time and energy
  than doing the task itself." (by Rita Emmett)

●ランチェスターの法則(Lanchester's law)
 (1) 一騎打ちの法則 A0−A=E(B0−B)」
   接近戦では、一人が一人としか戦えないため数の多い方がその分だけ残って勝つ。
   (戦闘に参加せず余る兵士が存在する。)
 (2) 集中効果の法則 A02−A2=E(B02−B2)」
   一人が複数の敵を攻撃できる近代戦や広域戦的な総合戦では、敵より数が多くても
   あぶれることなく少ない敵に集中的に損害を与えることができる。

●ぺティ=クラークの法則 (Petty=Clark's law)
 経済社会・産業社会の発展につれて、第一次産業から第二次産業、
 第二次産業から第三次産業へと、就業人口の比率および
 国民所得に占める比率の重点がシフトする。

●セイの法則 (Say's law)【経済】
 供給はそれ自身の需要を創造する。
 経済活動の本質は物々交換であり、需要と供給が一致しないときは価格調整が
 行われるため、供給超過になっても価格が下がり、結果として需要が増え、
 需要と供給は一致する。需要およびその合計としての国富を増やすには、
 供給を増やせばよい。

●グレシャムの法則 (Gresham's law) 【経済】
 「悪貨は良貨を駆逐する」という表現で要約される。
 貨幣の額面価値と実質価値に乖離が生じた場合、より実質価値の高い貨幣が
 流通過程から駆逐され、より実質価値の低い貨幣が流通するという法則。

●ゴッセンの法則 (Gossen's law) 【経済】
 (1)限界効用逓減の法則。財の消費量が増えるにつれて、
  追加消費分から得られる効用は次第に小さくなる。
 (2)限界効用均等の法則。人が効用を最大化するとき、
  各財への貨幣の最終支払の単位(価格)と、それによって
  得られる限界効用の比は、全て等しくなる。
 (3)財の価値(価格)は、財の需要量が供給量を超えるときにのみ成立する。

 ※効用とは、人が財(商品)を消費することから得られる満足の水準のこと。
 ※限界効用とは、財一単位の消費による効用の増加分のこと。

○ウォーレン・バフェットの法則 (Warren E. Buffett's law)
 投資戦略で成功するための心得。
 (1) 株式市場から離れる
 (2) 経済一般のことを心配しない
 (3) 買うのは企業であり、株ではないと自覚する
 (4) 企業を組み入れたポートフォリオを運用する

○グランビルの法則(Granville's law)【株式投資】
 移動平均線と株価の関係より導いた経験則。
 移動平均は過去の株価の平均値をグラフ化したものであるため、
 株価が慢性的に下落あるいは上昇する場合を除いて、株価は移動平均線から乖離すると、
 移動平均線まで戻ろうとする動きを見せる。
 この原則を中心に、株価と200日移動平均線の関連より、4つずつの買いシグナル、
 売りシグナルからなる8つの法則を導いている。

●AIDMA(アイドマ)の法則
 消費者が、ある商品を知ってから購買に至るまでに経過する段階を表した法則。
 (1) Attention (注意) 
 (2) Interest (関心) 
 (3) Desire (欲求) 
 (4) Memory (記憶) 
 (5) Action (行動) 

○AISCEAS(アイシーズ)の法則
 ブロードバンドや携帯電話の普及でインターネットが日常生活に密着した存在となり、
 個人情報発信の機会も増え、個人がよりアクティブになり、自分の欲求に対して
 明確に行動するようになってきたことを踏まえた消費行動プロセスのモデル。
 (1) Attention(注意)
 (2) Interest(関心)
 (3) Search(検索)
 (4) Comparison(比較)
 (5) Examination(検討)
 (6) Action(購買)
 (7) Share(情報共有)

○レッテルの法則 【出典:コンサルタントの秘密】
 我々は大抵、商品ではなくレッテルを買う。

○死知識の法則 【出典:富の未来】
 人類の文明・技術の進化により、社会・経済の変化が加速されれば、
 死知識(役に立たなくなった知識・情報)の蓄積も加速される。
 死知識であるか否かは簡単に判断することが出来ないため、
 蓄積された死知識は人間社会の発展に対する大きな負担・負債になる。
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◆人生・哲学・宗教


●マーフィーの法則 Murphy's law
 「失敗する可能性のあるものは、失敗する」
 (例) 作業の手順が複数個あって、その内破局に至るものがあるなら、
   誰かがそれを実行する。
 (例) 洗車しはじめると雨が降る。雨が降って欲しくて洗車する場合を除いて。
パレートの法則 Pareto's law(2:8の法則)
 要素の2割が結果の8割を担う
 (例) 全商品の20%が80%の売上を作る
 (例) 全顧客の20%が全体売上の80%を占める
 (例) 100の蟻の内、よく働くのは2割だけで、全体の8割の仕事をしている
 (例) 税金を納める上位20%が税金総額の80%を負担している
○2:8の二乗法則
 (例) インターネットでは4%の人が、社会の96%の面倒を見ている。 
○3:7の法則
 要素の3割が結果の7割を担う
 (例) 得意先のうち30%で売り上げの70%を占める

○スタージョンの法則 (Sturgeon's law)
 (1)常に絶対的にそうであるものは、存在しない。
  "Nothing is always absolutely so."
 (2)SFの90%はクズである──ただし、あらゆるものの90%はクズである。

●冪乗の法則(power's law)(資源偏在の法則)
 「勝者がすべてを得る」という表現に要約される。
 液体が固体になる相転移などの自然・物理現象にもあらわれると言われている。
 (例) 2位は1位の半分、3位は1位の3分の1しか得られない
 (例) 10%ほどのblogが、この世のblog読者の90%を集めている

○クワインの法則 Quine's Law
 存在とは、(全称量化詞“∀” universal quantifier と 存在量化詞“∃”
 existential quantifierの)変域の値となることである。

○シャービーの法則 【出典:コンサルタントの秘密】
 (1) 依頼主がどういおうとも、問題は必ずある。
 (2) 一見どう見えようとも、それはつねに人の問題である。
 (3) 料金は時間に対して支払われ、解答に対して支払われない。
 (4) 自分を雇ったのでない相手の問題を解くと状況は悪くなる。

○マービンの法則 【出典:コンサルタントの秘密】
 依頼主が何をしていようとも、何かそれとは違うことを勧めるべきである。
 ・マービンの医学的秘密 
  すべての病気の90パーセントまでは、
  医師による手当てが無くとも自然に治癒する。
  Marvin's Second Great Secret:
  Repeatedly curing a system that can cure itself will eventually
   create a system that can't.

○ホローマーの法則 【出典:コンサルタントの秘密】
 何かを失うための最良の方法は、それを離すまいともがくことである。

○ワインバーグのふたごの法則 【出典:コンサルタントの秘密】
 大抵のとき、世界のたいていの部分では、人がどれほど頑張ろうとも、
 意味のあることは何も起こらない。 

○ルウディーのルタバガ法則 【出典:コンサルタントの秘密】
 第一番の問題を取り除くと、第二番が昇進する。 


○カルマの法則【宗教:インド哲学】
 過去世においてなした行為は、良い行為にせよ、悪い行為にせよ、
 いずれ必ず自分に返ってくる、とする因果応報の法則。
 カルマ(KARMA)は、仏典などの漢訳では「業」と訳されているが、
 サンスクリット語から直訳すると「行為」、あるいは行為の結果として
 蓄積される「宿命」、と訳すことができる。
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◆科学・IT・数学

○メトカーフの法則(Metcalfe's law)【IT】
 (1) 通信網の価値は利用者数の二乗に比例する。
 (2) 通信網の価格は利用者数に比例する。
○ビル・ジョイの法則 (Bill Joy's law) 【IT】
 通信網の費用対性能比は、1年で倍になる。
○ギルダーの法則 (Gilder's law) 【IT】
 通信網の帯域幅は、6ヶ月で2倍になる。

●ムーアの法則(Moore's law)【IT】
 半導体素子に集積されるトランジスタの数は、24ヶ月で倍増する。
○グロッシュの法則 (Grosch's law)【IT】
 コンピュータの計算性能はコストの自乗に比例する。
○ヴィルトの法則 (Wirth's law)【IT】
 ハードウェアの高速化よりもソフトウェアの低速化の方が速い。
 "Software slows down faster than hardware speeds up." (by Nicklaus Wirth)

●アムダールの法則(Amdahl's law)【IT】
 並列化によるコンピュータの処理性能の向上は、並列化できず
 逐次実行するしかないタスクに制約を受ける。このような部分が大きい場合は、
 使用するプロセッサ数を増やしても大きな性能の向上は望めない。

●ブルックスの法則(Brooks's law)【IT】
 作業の遅れを取り戻すために開発者の人数を増やしても、
 効率は比例的には上がらない
 (大規模ITプロジェクトの失敗原因を示唆している。)

●ポステルの法則(Postel's Law )【IT】
 「自分がすることには保守的であれ。他人から受けとるものには寛容であれ。」
 通信プロトコルが良い性質を持つために持つべき指導原理を表現した言葉。
 別名『ロバストネス原則』(Robustness Principle)。
 TCP/IP技術を規定したRFC793(September 1981)に記述されている。

●ヒックの法則(Hick's Law)【IT:ユーザインタフェース】
 ユーザーの意思決定にかかる時間は、選択行為におけるエントロピー量に比例する。
 (例) メニューの選択肢が増えるほど意思決定に時間がかかる。 

●フィッツの法則(Fitts' Law)【IT:ユーザインタフェース】
 マウスなどの入力装置を使ってものを指し示すときにかかる時間を計測するモデル。
 ターゲットが大きく、そこまでの距離が短いと、指し示しやすいと言える。 
 T=k・log2(D/S + 0.5)
  T:ターゲットまで手を動かすのに掛かる時間、D:手とターゲットの間の距離、
  S:ターゲットの大きさ、k:比例定数(〜100[msec])

○デメテルの法則 【IT:オブジェクト指向】
 良いオブジェクト指向プログラミングでは、あるオブジェクトのメソッドは、
 直接関係のあるオブジェクトのメソッドのみを呼び出すべきであるとするもの。
 
  A method "M" of an object "O" should invoke only the the methods of 
  the following kinds of objects:
   (1) itself 
   (2) its parameters 
   (3) any objects it creates/instantiates
   (4) its direct component objects 

●熱力学の第二法則 the second law of thermodynamics
 エントロピー増大の法則とも呼ばれる。
 データによる検証という意味では正しいが、ミクロな物理法則からこの
 マクロな法則を導く証明は未完成であり、統計物理学の懸案事項の一つになっている。
 熱力学の第二法則が、時間が流れる方向を決めているとする説もある。

●大数の法則 law of large numbers
 「経験的確率と理論的確率が一致する」とする法則。
 ある試行が他の試行に影響を及ぼさない(すなわち独立試行である)なら、
 試行回数を増やすにつれて、特定の事象が起きる比率、つまり統計的・経験的確率は
 数学的・論理的確率に近づく。

○シムソンの法則
 三角形ABCの外接円上の任意の1点から辺AB・BC・CAに下ろした
 垂線の足をQ、R、Sとすると、これらは一直線上に存在する。
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◆心理・生命・身体


○ジャネの法則 (Janet's law) 【心理】
 人が感じる時間の長さは、自らの年齢に反比例する。
 (例)12才の時に感じる時間の長さは、40才の時と比較すると、
   3.3倍程度長い。

○メラビアンの法則 (the rule of Mehrabian) 【心理】
 人が相手の話を受け入れる障壁を定量化したもの。
 相手に与える印象を左右する割合と考えても良い。
  (1) 外見(Visual) 55%(髪型・服装・表情、見た目・しぐさ・視線など)
  (2) 態度・話し方(Vocal) 38%(立ち方・座り方、声質・速さ・大きさ・口調など)
  (3) 言語情報(verbal) 7% (言葉そのものの意味、文章の構成)
 アメリカの心理学者アルバート・メラビアンが1971年に提唱した。
 メラビアンの実験そのものは素朴過ぎて、言語を軽視する確証バイアスが
 掛かっていたとも思われる点もある。
 特にビジネスにおいて『言葉だけでなく、外見やプレゼンテーション能力も重要だ』
 という教訓として重宝されている。

○アブニーの法則 (Abney's law) 【心理】
 輝度の加法則。
 輝度aの色光Aと輝度bの色光Bを加法混色して得られた色光Cの輝度はa+bである。

●ウェーバーの法則 (Weber's law) 【心理】
 刺激量Iと弁別閾凾hは比例する。
 例えば、刺激が重さの場合、100gに比べて103gがようやく弁別できた場合、
 200gに対しては206gになってようやく弁別できるようになる、というもの。
 刺激量が、視覚的な線分の長さや、聴覚的な音の高さでも成立する。
 どのような刺激量でも成り立つわけではない。

●スティーヴンスの法則 (Stevens' law) 【心理】
 刺激量Iの対数と感覚量Eは比例する。(E=kIn)
 感覚量はマグニチュード推定法で測定する。これは、例えば被験者に標準刺激の
 大きさを10と教えて、様々な刺激の強さに対してどの程度の値になるかを
 報告させる方法である。

○ボッサードの法則 (Bossard's law)【心理】
 ・男女間の物理的な距離が近いほど心理的な距離も近くなる。
 ・恋人同士が物理的に離れているほど結婚する確率は低くなる。
 ※Bossard (1932) found that one third of all married couples
  lived within five or less blocks from each other before marriage.

○ロストゲイン効果 【心理】
 マイナス的な予測が外れるだけで幸福感が増す心理的効果
 (例) 不合格になると確信していて合格していると非常に嬉しい
 (例) 第一印象が悪い相手が実は良い人だと非常に好きになってしまう
 (例) 失くしたと諦めていたものがひょっこり出てくると非常に嬉しい

●ヤーキーズ=ドッドソンの法則 (Yerkes-Dodson's law) 【心理】
 覚醒レベルと学習効率の間には∩字型の関係がある。
 ・覚醒レベルが上がると学習効率も上がるが、最適水準を超えると低下する。
 ・目を覚ましたばかりの極度な低ストレス状態でも、高度な情動的ストレス
  がある状態でも、知覚や記憶のパフォーマンスは、適度なストレス状態に
  ある場合に比べて劣る、というもの。

●ヘブの法則 Hebb's law
 神経細胞同士の関連した活動が同時に起これば、シナプスの結合は強化され、
 そうでなければ弱化される。
 (この結果、ある閾値以上の結合強度を持った神経回路が淘汰される。
  記憶メカニズムの基盤であり、生後の学習の多くはヘブの法則に従う。)

○類似の法則 (law of similia)【homeopathy】
 似たもの同士には、何らかの相互作用がある。
 (例) 患者のもつ症状と同じ症状を起こす自然薬を与えると、
    自然治癒力が発現して病気を治癒させることができる。

※【homeopathy】homeo=「同じ」、pathyha=「病気」「療法」
 ある病の症状と同じような症状を引き起こす物質を体内に微量投与する
 ことで、逆に病気を直そうとする治療法。賛否両論がある。

○シュルツの法則 【homeopathy】
 大量の毒・大きな刺激は生命力を阻害し、微量では生命力を上げ、
 むしろバイタルフォースに刺激を与え、生命力を促進し、正常化する。
 (例) 酒は百薬の長

○へリングの治癒の方向性の法則 【homeopathy】
 慢性症状において、心身は自分自身を救うために病気を一定方向に
 押し出そうとする傾向。
 (1) 新しい症状から古い症状へ
 (2) 体内から体外へ,
 (3) 心から身体へ
 (4) 重要な器官から重要でない器官へ
 (5) 上から下へ

○レッドクィーンの法則(赤の女王仮説)
 生物の進化があらゆる生物に同時に起きているという説。(周囲が進化を続ける
 ならば、力関係として相対的にその場に留まるには全速力で走り続けるしかない。)
 捕食者と被食者、寄生者と寄主、人間に対するウィルスのように、一方が他方に
 悪影響を与える種間関係では、生存のために防衛機構と攻撃機構をお互いに際限なく
 進化させる必要があり、進化に遅れた種は絶滅すると考える。
 性の分化も、病原菌の激しい進化速度への対抗策として、多様性を維持し絶滅を避ける
 ために編み出されたものと考えられる。その意味では直接子供を生まない一見無駄に
 見える雄という存在も、病気への対抗策としての存在意義はある。

  "Now, here, you see, it takes all the running you can do, 
   to keep in the same place. If you want to got somewhere else, 
   you must run at least as fast as that."
  ------ Lewis Carroll "Through the Looking Glass" (1871)
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◆その他

○ロリコンの法則
  年齢がxで、π×(√x)才以下の女の子を恋愛対象として好きならば、その人はロリコンである。
  (例) x=37 なら、3.14×(√37)=19.1才以下の女性を恋愛対象として好きならロリコン。

○YAGNI (You Aren't Going to Need It.) 【XP/Agile】
 「それは、いずれ必要になったりしない」
 将来に備えて予め色々な機能を作り込んでも、結局使われないことが多い。
 必要な機能だけ作った方が無駄がなくて良い、ということ。
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■凡例
個人的判断で、重要度・信頼度の高い法則は「●」、そうでないものに「○」の 印を付した。 「○」印を付した法則には、出典・根拠・合理性が明らかではないが、 読んでいて「なるほど」「面白い」と思われるような法則が含まれる。

■編集方針
「〜の法則」とか「〜律」と呼ばれるコトバは、 帰納的に色々と様々な事象を確かめ、それが演繹されて、 歴史の中を「正しい」こととして生き抜いてきたものだと思う。 それらを更に一堂に集めて、人間が法則を求める活動の総体から 何か新たな「法則」に気付けたら、 もしくは様々な哲学との関連を感じることが出来たら、 非常に面白いのではないか、という気持ちで、まずは収集だけ始めてみた。 収集のルールは以下の通りである。 根気良く時間を掛けて良質の法則を収集していこうと思う。

  • 私が「面白い」「意外だ」と思うものを集める
    他の全てのルールに優先する。 但し、この基準だけで選定した法則は、私が「面白い」「意外だ」 と思わなくなった時点で、なるべく削除するようにする。
  • 特定の領域の特化した法則は極力避ける
    物理学や言語学は、ある意味“法則の塊”とも言えるので、 なるべく避ける。例えば「フレミングの左手法則」などは省いている。
  • より抽象的な法則を選択する
    「在庫管理データベースと現実の在庫品はたいてい合わない」とか 「厳格なルールは守られない」といった法則が、より抽象的には 「マーフィーの法則」の一種として考えられるならば、省くものとする。
  • 格言や成語などは省く
    「駄目な人ほど人に忠告したがる 」とか 「隣の芝は青い(他人のものは良く見える)」とかも 一種の法則である。しかし、ここでは人名などを冠し、 「法則」と名前がついて、実際に歴史を生き抜いてきたものに絞ることにする。
  • How-toモノの法則は、抽象的でない限り省く
    ビジネス書などを見ると「○○の法則」という言葉は死ぬほど出てくる。 「権威の法則」「恩返しの法則」「イノベーター理論の法則」 「マーケティングミックスの法則」「プロダクト戦略の法則」「共感の法則」 「背押し会話の法則」…中には理論なんだか戦略なんだが感想なんだか 良く分からないものも玉石混交としている。量より質の精神で絞っていく。
    (どうも「○○法則」とか「○○原理」という言葉は、 数学的に証明されていないものに気軽につけられる傾向があるようで (ベルヌーイの大数の法則などは除く)、 検索エンジンで調べようとすると「株式必勝の法則」とか 「初めてのデートを成功させる法則」といった言葉が大量に引っかかり、 意外と抽象的で知的好奇心を煽るものは見つかり辛い。)

■メタ法則

  • 人間は、一定率以上に偏ったことしか意味として認識できない。
  • 人間は、偶然与えられた意志と物理的・身体的制約の狭間で、 安堵するために普遍的な最適解を求めようとしてしまう。
  • 人間は、ひとたび法則を発見してしまうと、 多くの物事が、その法則に従っているように見えてしまう。 (確証バイアスが掛かる。 更には、多くの人がその法則に従って行動してしまう。 こうして法則は、自己予言的に、より強固なものになる。
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■参考文献: