ミミズ箱2号のメンテナンス

2000年8月27日

 2000年8月27日にミミズ箱2号のメンテナンスを行いました。

 このミミズ箱は網トレイ(ザル)を積み重ねることでキャノワームに似せた構造にしているのですが、その下段の網トレイの詰め物がかなり薄くなってしまいました。網トレイの深さは70mmなのですが、詰め物の厚さが30〜40mm位になってしまったのです。
 これではミミズさんの生活スペースが狭くて可哀想なので改善して上げることにしました。
 そこで、詰め物の量を増やして上げることにしました。
 具体的には、これまで上段の網トレイに入っていた詰め物を下段の網トレイに移し、空になった上段の網トレイに新しい詰め物(ヤシ繊維)を入れて上げました。
(下から3枚目の網トレイに下段の詰め物が入っていて、その上の網トレイに上段の詰め物が入っています)
 上の写真とこの写真とが、メンテナンスする前と後の状態です。
 詰め物を上の淵ギリギリまで入れてあげることで、ミミズさんの生活スペースを広げてあげることが出来ました。
 
 ボックスから網トレイを出し入れする際に、便利なようにビニール紐で取っ手をつけました。
 網トレイの淵には元々小さな穴があいていたので、これを利用しました。
 これで、出し入れの作業が大変楽になりました。
 この写真はいずれも同じヤシ繊維の詰め物ですが、ご覧いただければわかるように、かなり色が違います。
 向かって左側がこれまで使ってきた古いヤシ繊維で、右側が新品のヤシ繊維です。
 この色の違いは、古いヤシ繊維にはミミズの糞が大量に混ざっているからだと思います。
 3枚目の写真の状態でボックスに入れた様子です。
 上の写真の右側の網トレイが上段になっています。
 上段の網トレイに生ごみ(麦茶のパック、トマトのへた、ナシの皮と芯、レタス)を入れたところです。
 これで約200gです。
 生ごみの上に、新聞紙蕎麦(新聞紙をストレート式シュレッダーでひも状にしたもの)の掛け布団を掛けて上げます。
 更に、霧吹きで新聞紙蕎麦を湿らせてやりました。
 最後に、網トレイを逆さまに被せて出来上がりです。
 通常は、この上に防虫用網を被せて、その上にミミズ箱1号を置いてあります。
 次のメンテナンスでは、現在の2段構造を3段に増やそうと思っています。ボックスの深さが273mmで、網トレイが一つ70mmですので、計算上は3段まで積んで、その上に網トレイを逆さまにした蓋が出来る予定です。ミニキャノワームといったところでしょうか?(^^)



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