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「きこりごっこ」について** 写真** 関連リンク



 

「きこりごっこ〜森を園舎に〜」

2018年5月

 平塚幼稚園には主な建物が三棟あります。

@タンポポ園舎は20年程前の卒園生の父の建築士(相子さん)と相談しながら進め、機能性や 効率・デザインを追うのでなく、子どもの育ちにとっての環境やある物を大切に平塚らしさ等を考えた結果、2002年に、奥会津の廃校舎を移築して、一教室のみだったものを三教室に増やし、2階に保護者会室が出来ました。この時は現地に足繁く通い、校舎との「お別れ会」や「受け渡し会・解体体験」等のツアーを組んだり、柿渋塗りをしたり、数々のイベントを「移築ゴッコ」と称して楽しみました。

A1950年築のチューリップ園舎も相子さんと熟慮の末、壊して建直した方が良いのにと言う声をよそに、2011年度に耐震補強工事を施しました。 この一連の行程・関わりを「おおきな園舎ゴッコ」としました。 残念ながら、名物だったネコヤナギのトンネルやキウィ棚・柿の木が無くなりました。

B残る1960年築(耐震強度不足)のフジ組園舎については、
  単なる耐震補強ではなく、現状や将来を見据えて、職員室(広さ・機能)・職員更衣室・調理室・資料室、等々の確保・整備や、建てる位置を含め、全面建て替えを考えている中、
幼保一体・子ども子育て支援新制度の成り行き、幼児人口予測にも注目。
建替え計画を進める上での最重要点は何処に建てるかで、将来にかかわる大問題。
年ごとに内部外部状況条件も変化(未確定の要素も)があり、 現在地・左右への平行移動・斜めに・半円形・西側・南側・その他、と、幸か不幸か、10前後のプランが可能です。・・・。
 1949年に開園以来、初期の園敷地に加えて、タンポポ園舎敷地・畑・畑側の道路に面した区画、他等々、これまでに紆余曲折を経て広げてきた結果の現在の園の敷地の姿です。
 タンポポ組教室の増築・建直しを考えた時、三棟を全棟撤去して、2・3階建の堅固な一棟に纏める案、等々、も当然考えましたが、
現状の、多様な利点を損なわない事を選んだ結果、木造の三棟が点在する現在の園舎配置があります。  

 フジ組園舎建替えの案が進み始め、木造となると、使用する木材は当然東京産の木でと言う事になります。

 東京多摩の木なら、フジ組の秋川合宿で歩く、弁天山・城山辺りの木を使えたら秋川合宿が続く限り、園舎はここで育った木を使って建てたと語り伝えられると・・・。

 

 建替えをめぐるさまざまな関わりを体験すること。 そういったことが「ごっこ」の意図することです。

 卒園生の方々も、興味がおありの方はぜひ覗いて(参加して)みてください。

平塚幼稚園





 

今月のきこりごっこ
過去の写真

2018.05.02

 工事の進行具合がわかるように、不定期に写真を紹介してみようと思います

2018年1月 ふじ組合宿地あきる野市のお隣り、桧原村へ新園舎の材となる杉の伐採を見に遠足に行きました。

ジグザグ道を登る園児 みんなでジグザグの道を登って
チェーンソーで切り込みを入れるとゆっくりと倒れます
静かな森の中、大きな音が響きます 木が倒れるところ
倒れた後の木2本 樹齢約70年の木を2本切りました






 

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