Let'guide my town

自宅近くのいいところ


法華経寺というお寺があります。

境内入口の山門です。

   場所 
       JR総武線(秋葉原駅から千葉方面行き26分)下総中山駅下車
       駅北口正面からそのまま参道になっていて、
       写真の山門まで約10分。

   由来

       鎌倉時代の1260年、日蓮は
      「世の中、よろしくないことが続くのは邪宗がはびこっているためだ。
       このままでは、今に外国からの侵略も受けることにもなろう。」
       といった内容の「立正安国論」を書き、時の鎌倉幕府権力者、北条時頼
      (政子の弟である義時のひ孫にあたる)に対し、法華経を信仰して、国を
       救うよう進言しました。

       この結果、幕府は意見を聞き入れてくれなかったというだけでなく、
       鎌倉での、つじ説法活動拠点としていた庵が、反感を持った念仏宗徒に
       焼き討ちされてしまうはめとなります。

       難を逃れて、折から知り合っていた、下総の守護千葉介頼胤に仕える
       富木常忍を頼って、市川へ日蓮はやってきます。

       このとき、常忍が自分の館内にお堂を建立し、日蓮に提供します。
       日蓮はこのお堂を妙蓮山法華寺と名付けました。
       これが、この法華経寺のはじまりだそうです。



山門から入って正面に五重の塔が見えます。

この五重の塔は、江戸時代初期に、
加賀前田藩からの寄進されたものだそうです。

ここから徒歩20分のところに中央競馬の中山競馬場があり、
土日の夕方、この店の前ベンチで一杯やっている
競馬帰りの客をよく見かけます。


祖師堂です。

このお寺の中心的建造物で、
10年かけた改修工事がやっと完了したところです。
もともと、二つ屋根だったのを
江戸時代になされた修理でひとつ屋根に
なってしまっていましたが、写真のように
今回の改修で、もとの二つ屋根にもどされました。


聖教殿という名のパゴダ(仏塔)です。

この石造りの建物の中には
「立正安国論」などの文献が
保存されているそうです。

境内の一番奥まったところにあって
楠の巨木に囲まれた
静かでいいところです。


聖教殿から祖師堂に至る途中の回廊建造物です。

この回廊建造物の下をくぐって
聖教殿へやって来ることになります。
建物中央の空間にあるのは
太鼓のシルエットです。



ホーム・ページへもどる