情報公開条例って、なんですか?


みんなの街のありようは街に住むみんなが決めた方がいいじゃないですか。

そのためには、それぞれのひとが、今、街がどうなっているかを正確に知って
いなくてはいけませんね。でないと、こうした方がいいと意見を出そうにも、
そもそも、判断しようがないから。

役所は街を動かすところですから、今、街がどうなっているかの情報は役所に
集まっています。

そこで、その情報を、だれでもが知りたい情報を見せてもらえたり、コピ−させて
もらえたりする制度があったらいい、ということで作るのが情報公開制度というものです。

でも、たとえば、他人の家の内々の情報のように、知りたければ何でも知らせばいい
というものではありませんね。それで、役所が知らせることをこばめる情報の種類を
あらかじめ決めておいたり、その種類の情報に当たるとした役所の判断が正しいか
どうかを、こばまれたひとの苦情で、役所の外の人がチェックする仕組みなどが
この制度では決められているのです。

そして、国のこの制度が情報公開法で、市や県のこの制度が、情報公開条例って
いうわけです。


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