衝撃の第二号

時代が生んだ問題・歪みを徹底的に暴く

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風俗玩具

最近、急成長しているこの業界

その風俗玩具業界に流れる噂にこんなものがある

西川口に生でプレイ出来る本番玩具サロンがあるらしい

ここで風俗玩具を知らない読者の為に説明すると

大まかに次の様な種類がある

玩具ヘルス

玩具サロン

玩具ソープ

玩具性感

SM玩具

この中に本番行為が行われるのは基本的に玩具ソープだけである

本番行為となると察しの通り　かなりの金額がかかる

しかし玩具サロンの中に本番行為が出来るところがあると言うのだ

一万円でである

さらに生である

このような事を踏まえた上でこのレポートを読んでいただきたい

　

西川口　午前

駅を降りると所々に派手な看板が立ち並ぶ

「玩具回転　ノンストップ変形放射」

「マジンガーばかり集めました　写真指名無料」

そんな看板を横目に、私は情報の店に足を運んだ

薄暗い店内に入る

受け付けで一万円支払い

コンバトラーV初版第二期を指名

席に案内される

ウーロン茶を頼み　席に座る

2分ぐらいたったであろうか

コンバインボックスを抱えた　20代中盤の女性が来た

「いらっしゃいませ　ジェニーです」

j「おしぼりどうぞ」

しばし仕事の話しや今まで出会った玩具の話しをしただろうか

j「そろそろザービス始めますか」

いよいよプレイだ

私は早速コンバインボックスを手に取った

i「うーん　黒の発色が素晴らしい」

そんな事を言いながら眺めていると

彼女はコンバインボックスを開けだした...

噂は本当だった

j「どうぞ　生でしちゃって下さい」

ソープならここで手袋をハメさせられる

私は優しくそれでいて時には激しく　1号機と2号機を摩擦した

j「お客さん上手」

5分ぐらい摩擦しただろうか

4号機を3号機に突っ込んだ所でエレクトした

一服しながら彼女に聞く

i「やっぱり　やなお客さんとかいる?」

j「うん　やっぱ優しくないお客さんはダメ　壊れちゃうもん」

「あと不潔な人　ただでさえ指紋でダメになっちゃうのに　汚い手で触られたら一発」

「爪ぐらいはちゃんと切っといて欲しいわ」

ごもっともである

あっけらかんとした彼女を見ていると　何か淫靡な感じも吹き飛んでしまいそうだ

最後に彼女に聞いた

i「やっぱり　こういう所に入ったのはお金?」

j「うん　マジンガーZの初版第一期が欲しくて　もち箱付き」

i「そうか　買えるといいね」

5番さん　フラワータイムです

どうやら時間のようだ

j「また来て下さいね」

　

太陽が眩しい

私は電車に乗り事務所に帰り

今この原稿を書いている

彼女のように玩具を買うために玩具風俗に入った子は少なくないそうだ

ブームと玩具のプレミアが生んだ

この業界

はたしてブームの終演と共に、彼女たちは救われるのであろうか?

彼女の言った言葉が私の頭にこびりついている

「お金で愛は買えないけど　玩具なら買えるでしょ」

愛は永遠　玩具は...

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