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2002年は例年になく早い桜の開花でしたが、2003年はほぼ平年並みの開花でした。その桜を、身近な場所で、あるいはちょっと遠くの場所で見てきました。これはその記録です。

左の写真は3月31日、営団地下鉄霞が関駅から国会議事堂へ抜ける、外務省わきの桜並木です。日当たりがいいのか、樹の種類なのか、この並木の桜はいつも他の場所よりもちょっと早く咲き始めます。今年も、3月のうちに咲き始め、3月末日にはご覧のとおり満開になりました。これも樹の種類によるものなのか、ちょっと紅がかった色合いの花です。
右の写真は4月4日、憲政記念館横の公園で撮りました。老木や巨木はないですし数も少ないのですが、ご覧のとおり見事な枝振りで、見上げる空一面に満開の桜です。場所柄か、人出は少なく、静かに桜を楽しみたいなら、お奨めの場所です。


4月5日に旧友の結婚式で京都に行ってきました(西田くん、ご結婚おめでとう)。この2枚は京都で撮ったものです。左は京都御所の枝垂桜です。身近な場所で何気なく咲く花が好きですが、御所のように、作られた場所で整って咲く花には、違う魅力があるなぁと感じました。空間の違いでなく、背景の歴史がそう感じさせたのかもしれませんね。
右は下加茂神社近くの鴨川の桜並木です。小雨交じりの天気のせいか、人出は少なく、川沿いに延々と続く桜が、誰に見せるでもなく咲き誇っていました。


4月13日、都区内から神奈川にかけての場所では桜は終わり、桜前線は北上していったようです。左の写真は、花の名残です。
このページでは桜とソメイヨシノという言葉を区別せずに使ってきました。本州に住む人間にとって、花見といえばソメイヨシノですよね。しかし、左のようにソメイヨシノが散った同じ日の同じ場所で、八重桜が盛りを迎えていました。確か、わかつきめぐみの「So What ?」の中で「八重桜のように」という形容の一文があって、それを読んだ日以来、ソメイヨシノ以外にも目が向くようになりました。そのことに気が付かせてくれたわかつきさんに感謝です。
この2枚は神奈川県平塚市の三嶋神社で撮りました。


私からのお願いです。このページには6枚の桜の写真を掲げましたが、皆さんの気に入った写真はありましたでしょうか。もしどれか一枚でもいいとおもってもらえる写真があれば幸いです。あなたのお気に入りの桜、気に入ってもらえた写真をメール掲示版にて教えてください。上では小さな写真を掲げましたが、メールを頂いた方には、後日、その写真を壁紙にしてお届けします。メールの際、壁紙用のサイズを指定してください。(1600×1200まで対応可能です。)


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平成15(西暦2003)年4月19日作成