台湾旅行記2005

6月26日 〜結婚式、にわか雨、夕陽〜


台北での初めての朝を迎えました。今回の旅行は、3泊4日のツアーを基本にしつつ、6泊7日まで延泊したプランにしています。4日だと、着いた日と出国する日を除くと、なかなかに慌しいですが、一週間いると思うと、余裕もあって、少し寝坊して移動の疲れを緩和し、ゆっくりと食事を取って(ホテル内でのバイキングでした)、のんびりと出かけていきます。窓の外は、まぶしい陽光でした。

ホテルを出ると、爆発音と硝煙の匂い。何事!

爆発音は、爆竹でした。車寄せに車が止まり、それを出迎えていた人が、次々と、爆竹を投げます。子供の頃、20本セットのをバラして一本ずつ火をつけて遊びましたが、そんなちっちゃいことはしません。20本(なのかな?)の束で、火をつけては投げていきます。
車の主は、花嫁さん、それと、そのご家族でした。このホテルで結婚式のようです。車には赤の帯がかけられ、ドアミラーに赤いリボンが結ばれ、花嫁の車の先端には、写真のような人形がついていました。おめでとうございます!

空は、青空。初めて見る台北の青空でした。

地下鉄とバスを乗り継いで、故宮博物院へ行きました。故宮の冷房はきついと、体験記のweb情報も、ガイドブックも口をそろえて書いているので、用心して長袖のシャツを着た上にジャケット持参で行きました。確かに冷房がきつめでしたが、震えて、見るのをやめて出てこなくてはいけないと言うほどではなかったです。実は、何度なのか測ってやろうと狙っていたのですが、温度計を忘れてきました。家の机の上にまで出していたのになぁ、間抜けだ…。体感気温としては、20度ちょっとと言ったところでしょうか。外気温が35度近いので、これだけでも十分に体を壊しかねないですけどね。私の予想は18度を切っているのではないかと想っていたのですが、真実の気温はまたの機会に。ちなみに、台湾の人と思しき人の中には、ノースリーブの人や、おへそが出ているような服(!)もいました。それでも寒く感じないのかなぁ。不思議であり、謎です。

故宮を出た当たりで、にわか雨に降られました。

故宮博物院から、さらに地下鉄に乗って、海辺の町、淡水へ行きました。お目当ては海での夕焼けでしたが、雨の名残りの厚めの雲に阻まれて、夕焼けにはなりませんでした。それでも、雲と水平線のすき間で、沈む夕陽を少し味わうことができました。

今回は、台湾中央気象局(http://www.cwb.gov.tw/index.htm)のwebサイトで、日の入りを調べて挑みました。そのページでは、一年分の日の出・日の入りの時刻がエクセルのワークシートでダウンロードできます。風景写真を撮るとか、朝日や夕陽を見たいという方は、アクセスしてから台湾に向うことをお奨めします。

今日のお食事〜。淡水で何か食べようと思ったのですが、屋台は多いものの手頃な食堂やレストランを探すことができませんでした。何も下調べせずに、ひょいと行ったのがいけないのですが…。おみやげ物屋さんや雑貨屋さん、衣料品店はふんだんにありました。それと、食品スーパー。
食事は、チェーン店と思しき、ファーストフードのような麺のお店で。肉のせ麺のセットメニュー、メインの麺のどんぶりと、小鉢と飲み物で、一人約100元。ちなみに、1元は3円強と言ったところです。麺は、ビーフンでなく、ラーメンでなく。ヌードルとしか言いようがないですが、美味しく食べることができました。小鉢の方は、いささか辛さが強すぎましたが。

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平成17(西暦2005)年6月28日作成