実験を行ったところ、正常な歩行では足と足関節に5Gの力がかかり、衝撃波は急速に脊椎まで伝わります。その実験では、かかとを地面に着けた1/1000秒内に(私達が意識するよりずっと早く)頭蓋骨に0.5Gの衝撃が記録されています。これは73キロの男性が一歩ごとに36キロ程の重りで頭を殴られているのと等しいそうです。ランニングではそれが3倍になって伝わり、日常生活やスポーツをしていると、関節・筋・結合組織に高レベルで反復ストレスがかかります。
日本人の90%は背骨がずれているといわれます。ストレスの多い日本人は諸外国にくらべ、背骨に異常のある人が多く、「肩がこる」「腰が痛い」「胃がもたれる」「気力がない」など、一緒の現代病とも言えるものが激増しています。運動不足に加え、栄養の偏り、悪い姿勢、寝具などが影響して、自分では気が付かないうちに背骨が歪み、さまざまな病気の原因をつくり出しているのです。
最近では大人だけでなく小学生にも異常を訴える人が増えています。特に脊椎が左右に曲がる、「特発性側わん症」の有症率は子供の100人に2人ともいわれています。子供が側わん症になると、体の線がくずれ、大人になってから肩・背中・腰の痛み・肋間神経痛・坐骨神経痛などや内臓疾患を引き起こす原因となります。
|