歴代鎌倉執権一覧
執権は、権力者の呼称の一つで、中央政界では平安時代の朝廷の記録書勾当を、鎌倉時代は政所別当を、室町時代は管領をこう呼んだ。中でも知られるのが鎌倉執権で、将軍の補佐を行う役職として置かれていた。実際には将軍は形式的なものだったので事実上の最高権力者であった。また従来は1名だったのを、もう一人置いて連署と呼んだ。歴代北条氏の家督を受け継いだ「得宗」が就任したが、後には得宗以外からも就任したので、別個に「得宗」が権力を握った。さらに得宗被官(御内人)や内管領が権力を握るなど、実権と形式の分離が複雑化し、執権も形式なものとなった。
在職期間備考
北条時政1203〜1205初代執権。得宗。
北条義時1205〜12242代執権。得宗。
北条泰時1224〜12423代執権。得宗。
北条時房1225〜12403代執権の連署。六波羅探題や各国守護を歴任。
北条経時1242〜12464代執権。得宗。
北条時頼1246〜12565代執権。得宗。専制的ながら民政家でもあった。
北条重時1247〜12565代執権の連署。六波羅探題や各国守護を歴任。
北条長時1256〜12646代執権。
北条政村1256〜12646代執権の連署。
北条政村1264〜12687代執権。
北条時宗1264〜12687代執権の連署。
北条時宗1268〜12848代執権。得宗。
北条政村1268〜12738代執権の連署。
北条義政1273〜12778代執権の連署。
北条貞時1284〜13019代執権。得宗。御内人平頼綱が権力を握ったため後これを殺害。
北条業時1283〜12879代執権の連署。
北条宣時1287〜13019代執権の連署。
北条師時1301〜131110代執権。
北条時村1301〜130510代執権の連署。長門探題など。
北条宗宣1305〜131110代執権の連署。
北条宗宣1311〜131211代執権。
北条煕時1311〜131211代執権の連署。
北条煕時1312〜131512代執権。
北条基時131513代執権。
金沢貞顕1315〜132613、14代執権の連署。
北条高時1316〜132614代執権。得宗。内管領長崎高綱が実権を握る。
金沢貞顕132615代執権。ほとんど活動なし。
北条維貞1326〜132715、16代執権の連署。
赤橋守時1326〜133316代執権。実権は無し。
北条茂時1330〜133316代執権の連署。