海戦に至る経過
1942(昭和17)年8月18日、ガダルカナル島奪回のための部隊一木支隊916人を上陸させた。しかし21日、敵兵力2000と知らされていた一木大佐は、後続の横須賀特別陸戦隊(616人)を待たず飛行場奪回作戦を実行に移し、1万を超える兵力を前に全滅した。
連合艦隊は、これより先の16日に第2艦隊と新編成第3艦隊に出動を命じた。第2艦隊を前進部隊とし、第3艦隊を機動部隊として、敵艦隊をおびき出して攻撃し、ガダルカナル島奪回の支援を行う予定でいた。
8月20日にガダルカナル島北方への進出令が下ったため、両艦隊はトラック島へは寄らず、そのまま南下した。一方、ガダルカナル島輸送部隊は、一旦ガダルカナル島へ向かったが、哨戒機に発見されたため反転した。
24日、機動部隊はガダルカナル島攻撃のための支隊を出撃させ、本隊も敵艦隊捜索に入った。
日本軍
第2艦隊(近藤信竹中将) 第3艦隊(南雲中一中将)
第2戦隊 第1航空艦隊
戦艦「陸奥」 空母「翔鶴」「瑞鶴」「龍驤」
第4戦隊 第10駆逐隊
重巡「愛宕」「高雄」「摩耶」 「風雲」「夕雲」「巻雲」「秋雲」
第5戦隊 第16駆逐隊
重巡「妙高」「羽黒」 「時津風」「天津風」「初風」
第4水雷戦隊 付属「秋風」
軽巡「由良」 前衛
第9駆逐隊 第11戦隊
「朝雲」「山雲」「夏雲」「峯雲」 戦艦「比叡」「霧島」
第27駆逐隊 第7戦隊
「有明」「夕暮」「白露」「時雨」 重巡「熊野」「鈴谷」
第8戦隊
重巡「利根」「筑摩」
ガダルカナル島輸送隊 第10戦隊
軽巡「神通」 軽巡「長良」
駆逐艦「睦月」 第19駆逐隊
輸送船「金龍丸」 「浦波」「敷波」「綾波」
航空部隊
第11航空戦隊
水上機母艦「千歳」「山陽丸」
第4駆逐隊
「野分」「舞風」
米軍
第61任務部隊(フレッチャー少将)
空母「サラトガ」
重巡「ニューオーリンズ」「ミネアポリス」
第1水雷戦隊駆逐艦5隻
旧第16任務部隊(スプルーアンス少将)
空母「エンタープライズ」
戦艦「ノースカロライナ」
重巡「ポートランド」
軽巡「アトランタ」
第6水雷戦隊駆逐艦5隻
旧第18任務部隊(シャーマン大佐)
空母「ワスプ」
重巡「サンフランシスコ」「ソルトレークシティ」
第12水雷戦隊駆逐艦6隻
損害
日本軍 米軍
沈没 沈没
空母「龍驤」 空母「ワスプ」(海戦後雷撃による)
駆逐艦「睦月」 中破
輸送船「金龍丸」 空母「エンタープライズ」
中破
水上機母艦「千歳」 失陥機
軽巡「神通」 20機
失陥機
零戦30
艦爆23
艦攻 6
水上偵察機 3