こんにちは。ラブジョイの新作が出来ました。前作「妙」から、かなりの時が経ちましたが、私達はとっても楽しく、このアルバムを作りました。聴いて頂けたら幸いです。
このタイトルは近藤達郎が考えました。
bikkeの歌の世界をひとことで表現すると『かけがえのないひととき』だ、と思ったんだ。
初めて聞いたとき「かけがえがないなら、ひとときじゃなくて、もっと長い方がいいなあ」と思いました。
けれども「だいちゃん!すっごいいいやん!!」と直後に言ったのでした。
この、まだ腑に落ちない感じを貰えたことが、不思議にワクワクと嬉しく思えたので、
タイトルはこれ!と、その場で決めました。
それからずっとこのフレーズをくり返し、くり返し、考えていました。
そうしていると、永遠や未来という、とても心惹かれる言葉を、いつまでどこまで夢見て追って行くのか、もう今までで充分長い、ああもう、この「今」でいいなあ、と思うようになってきました。
昔、原マスミくんが「人に煎れてもらったものは、お白湯でも美味しいんだよ」と言っていたこと、松永くんが録音に苦闘する私に去年の春くれたメール「ガンバ!俺も明日自分のソロ初リハ生まれて初めてじゃ、そして人生最後」、だいちゃんのお母さんが「手が6本あると速いね」と洗い物をしながら言っていたこと、誰かの言葉にとても感動し、そのときの気持ちを音楽にできたらといつでも思ってきました。
あっ、これは『かけがえのないひととき』だったのだ! なるほどなあ、腑に落ちた、
これからまたたくさん見つけていこう、作っていこう、指針にしよう、座右の銘だ、
いいタイトルだなあ!!と思いました。
家の中で作った歌も、かけらだけを持って行った歌も、皆で作って演奏してみると、
風景、情景、気持ち、空気がどんどん広がり、歌の中に自分が立っていることを感じます。
ラブジョイの音楽は、私のちいさい歌の世界をおおきく育ててくれました。
『かけがえのないひととき』は13年目のラブジョイのしっかりとした音楽です。
春の日に発売されるこのアルバムを、ぜひ聴いてください!
bikke (ラブジョイ vocal & guitar)