その1 激化していくナチュラルとコーディネーターとの対立。 その戦渦に巻き込まれキラとアスランの間の溝も、修復不可能なまでに深まってしまう。 もはやどちらも後戻りが出来なくなったそのとき、宇宙の彼方から現れたエビデンス1が戦う人々すべてを飲み込んで、すべてがなくなって終わり(爆) イデオンかダンバイン・・・って言うか単なるギャグだな、これは。 その2 激化する戦いは終わりを見せる様子もなかった。 だが、そんな時宇宙の彼方からエビデンス1(またか(^_^;))の大群がその姿を現す。 外宇宙からの侵略者、エビデンス1に対抗するため、やむなくナチュラルとコーディネータはその手を組む。 戦いの中、互いを理解しあう両者を見届けたエビデンス1は、再び宇宙の彼方へと姿を消す・・・ めでたしめでたし・・・かなあ? その3 キラとアスランの戦いを止めるべく間に入るラクス。 だが、そのために彼女はアスランの手にかかってその命を散らす。 愛する人をその手にかけてしまった後悔の念、やり場のない怒り、悲しみが、ジャスティスの月光蝶システム(核爆)を発動させてしまう。 キラのフリーダムはそれを止めようとするが・・・ そしてジャスティスは∀に、フリーダムはターンXに・・・ならないかなあ、やっぱり。 いやフリーダムとターンXは"10"繋がりってことで(^_^;) とまあここまでは冗談として、(その冗談の方がほんとになっちゃったら笑えんが)こっからが本題。 ただしかなり妄想交じりではありますが。 戦いの中ザフト側はニコル、アークエンジェル側はミリアリアが戦火にその命を散らしてしまう。 (ニコルは確定っぽいがミリィについては勝手な予想。誰かが戦死するのは確実そうだが・・・。展開的に言うとミリィがいなくなったほうがキラが完全に孤立するんじゃないかと思われるので。カズイあたりが死んでも大勢に影響なさそうだしねえ(爆)) 結果、キラとアスランの対立は決定的なものとなり、また、ミリアリアを守れなかったことで、キラはアークエンジェルの中でも孤立してしまう。 戦場で激しくぶつかり合うストライクとイージス。 二人の戦いを止めるため、ラクスはある決意を秘め、その渦中へと飛び込んでいく。 そして、ラクスはアスランの手にかかり、キラの腕の中でその命の火を消す。 自分が死ぬことが、キラとアスランの関係を完全に打ち壊してしまうことを、知りながら。 傷ついた絆はもはや修復することは出来ない。 だからこそ、すべてを打ち消して、もう一度、新しい絆を、作り上げるために。 だが、そういう思いを口には出さず、ただ一言、 「戦う相手を、見誤ってはいけません。」 そうとだけ言い残し、ラクスは静かに目を閉じる。 大破するストライクとイージス。 その残骸を回収するアークエンジェル。 だが、そこにキラとアスランの姿はない。 そのときになってようやく、フレイは本当の自分の気持ちを知るのであった。 キラは、ラクスの亡骸とともにシーゲルの元に赴く。 しかし、そのとき既に、コーディーネーターの内部でも、その対立は頂点を極めようとしていた。 シーゲルは亡き娘の遺志を汲み、穏健派のコーディネータたち、そしてキラとともに一時プラントを離れる。 「戦いを止めさせるためには、だが、戦う力が必要なのだ、今は・・・。悲しいことだがな。」 そう言ってシーゲルはキラにフリーダムを託す。 そのフリーダムの横にたたずむ、もう一機のガンダム。 「やがて帰ってくるだろう、彼も。ここにね。」 一方地球軍内部でもまた、ブルーコスモスを中心とする強硬派が、その主権を握ることとなる。 釈然としない思いを抱えたまま、ラミアスはアークエンジェルの面々とともに前線へと赴く。 フレイもまた、ブルーコスモスの主張に疑問を抱き始めていた。 3機の新しいG、フラガのストライク、カガリのイージスとともに前線へと赴くアークエンジェル。 カガリはこの出撃の前、父と和解している。 だが、真実を告げられたカガリは、自ら望んで再び戦いに身を投じる。 その理由は・・・ そしてその娘の姿にカガリの父ウズミも一つの決意を固めていた。 やがて戦場で、この両者は相対する。 戦いを好まない穏健派のコーディネーターに対しラミアスは攻撃を躊躇うが、そんなラミアスを制し、ナタルは引き金を引いてしまう。 「それでも彼らは、コーディネーターなんです。」 ナタルたちにより監禁されるラミアス。 悲しき戦い。 その戦いの中、アークエンジェルの前に立ちふさがったもの、それはキラのフリーダムであった。 そのキラの姿に、裏切り者という声を投げかけるトールたち。 だが、ただ一人フレイだけが、そんなキラを庇う。 「キラは、いつだって戦いたくなんかなかった。それなのに戦わなきゃならなかったのは、いつだって私たちのせいじゃない。」 「いまさら私がこんなことを言える義理じゃないのは分かってる・・・でも、でもコーディネーターだから、コーディネーターだからなんっだっていうの!?キラはキラでしょう!?」 それは、かつてラクスがキラにいった言葉に似ていた。 その言葉にトールたちは衝撃を受ける。 そして、彼らは知る。 自分たちが、本当はキラのことを何一つ、理解していなかったことを。 フレイだけが、本当のキラを理解していたということを。 「これじゃ、友達だなんて言えない・・・ほんと、俺たち情けないよな、ミリィ。」 戦いはキラ、そしてフラガとカガリの機転により、双方ともに大きな損害を被ることもなく終わる。 仕方ないこととはいえ、友に銃を向けてしまったことに傷つく、キラだけを残して。 その心を傷を感じてか、カガリはキラがいるはずの宇宙を、じっと見つめていた。 一方アスランは、プラントの父の元を訪れていた。 だが、その眼前で、父パトリックはクルーゼによって暗殺されてしまう。 そしてクルーゼの策略により、父殺しの汚名を着せられ、アスランは追われる身となってしまう。 イザークとディアッカに追われるアスラン、そのアスランの窮地を救ったのはキラのフリーダムであった。 再会し、共にシーゲルの元に集った二人。 だが、その胸中にはまだ深いわだかまりが残っていた。しかし、 「今は、今だけは、そのことを忘れよう・・・それが、ラクスの最後の望みだろうから・・・」 「アスラン・・・」 そんな折、シーゲルたちの元に、地球側の穏健派からの会談の打診がある。 戦争を終わらせるきっかけになると期待し、シーゲルたちはその場へと赴くこととなる。 だが、その動きは地球軍の強硬派に既に察知されており、ザフト側、地球側双方の穏健派を一挙に葬り去るべく、アークエンジェルを筆頭とした強硬派の艦隊が、彼らを取り囲む。 奮戦するキラのフリーダムとアスランのジャスティス。 その戦いの中、これまでキラがどんな思いで戦ってきたのか、ラクスがキラに、そして自分に何を託したかったのかを悟るアスラン。 そしてそんな思いは、アークエンジェルのフレイ、そしてトールたちの胸にも届いていた。 しかしそんな思いも、キラたちの奮戦もむなしく、戦いの趨勢は決しようとしていた。 その時、 「こんなときこそ、俺たちがキラを、助けてやらなきゃいけないんだよな。」 決意を秘めた瞳でトール、カズイ、そしてサイの三人は立ち上がる。 アークエンジェルのブリッジを占拠しようとする三人。 ナタルの指示の元、その行動は未然に阻止されるかに見えたが、フレイの機転により助け出されたラミアスにより状況は一変、ラミアスの指示により、アークエンジェルは一転して穏健派の援護へと回る。 トールが、サイが、そしてフレイが、フラガに、カガリに、そしてキラに声をかける。 「そうこなくっちゃね。」 嬉々として反旗を翻すフラガのストライクとカガリのイージス。 一方アークエンジェルから離反するカラミティ、フォビドゥン、レイダーの三機。 しかしナタルの変わりに戦闘指揮についたフレイが意外な才を見せ、的確にストライクを、イージスを、そしてキラのフリーダムを援護して行く。 「声だけ聞いてると、まるでそこにナタルがいるみたいだわ。」 更にウズミの指示により駆けつけたオーブのM1アストレイの一隊により完全に形勢は逆転、キラたちは地球軍強硬派の攻撃を退けることとなる。 戸惑いながらアークエンジェルへと帰還するキラ。 自分たちのしてしまったことに、素直に出迎えられないトールたち。 そんな彼らの心情を察してか、あるいはもどかしさを感じてか、カガリがキラを笑顔で迎える。 笑みを浮かべキラに抱きつくカガリに、複雑な思いを抱くアスラン。 「その・・・好きなのか?キラのことが。」 「ああ。」 「そうか・・・」 「出来が悪くとも、たった一人の兄貴(弟?)だからな。」 「ええ!?」 「キラに本当に必要なのは、あの子だよ。」 アスランの気持ちを知ってか知らずか、少し寂しげな表情でカガリはキラのほうを見やる。 笑顔でキラを迎えるフレイの姿。 そしてトールたちもまた、照れたような笑みを浮かべてキラたちを迎える。 一方ナタルは3機のGのパイロットにより救出され、地球軍強硬派の艦隊に合流。 またクルーゼ指揮のザフト艦隊もまた、月軌道上に終結しつつあった。 月面の決戦。 その時は刻一刻と、近づきつつあった。 「ナチュラルにはナチュラルの、コーディネーターにはコーディネーターのできることがある。それぞれ成すべきことを成して、戦いを終わらせましょう。」 ラミアスの言葉と共に、アークエンジェルは戦いを止めるため、戦線に赴く。 戦いを止めるための、戦いへと。 「絶対、帰って来るんだぞ。」 かつてと同じ言葉、だがかつてとまったく違う意味。 その言葉で、サイはキラを送り出す。 互いに生きて帰ろうと誓い合うアスランとカガリ。 そんな中フラガだけが、悲壮な表情を浮かべていた。 心中を思いやってか、そんなフラガにラミアスが声をかける。 「ちゃんと帰ってきてくださいね。少佐も。」 その言葉に、務めて明るく振舞って見せるフラガ。 一抹の不安を感じるラミアス。 ついに幕を開ける最後の戦い。 キラのフリーダム、アスランのジャスティスVSイザークのデュエル、ディアッカのバスター カガリのイージス&M1アストレイVSカラミティ、フォビドゥン、レイダー そして フラガのストライクVSクルーゼのシグー ラミアスとナタル・・・ それぞれが、それぞれに決着をつけるための戦いが、ついに始まろうとしていた・・・ ・・・なんつーかまあ、いろんなもんの寄せ集めですが・・・ 大破するストライクとイージスって言うのは思いっきり0083のイメージだし。 あとはスターウォーズだったりドラグナーだったり(^_^;) しかもラクスは途中でお亡くなりなのに、何故かフレイはおいしいとこばっか持ってってるし。 エビデンス1のこととかフラガとクルーゼの関係とか、クルーゼの本意とか不明のままですが・・・まあこれはご勘弁ってことで。 ちなみにこの場合のラストは、 キラとアスランは生還。 アスランはカガリと共に木星へ(爆) フラガとクルーゼは相打ちで双方行方知れず。 ラミアス艦長とナタルも相打ち・・・かなあ。 「ごめんなさいね、ナタル。でも、一人では逝かせないから。」 とか言って。 |