
TOKAREV TT-33
ハドソン
ガスブローバック式
重量:585g
装弾数:10発
購入価格:12,400円
命中精度:




6
パワー:



5
リアルさ:





7
爽快度:




6
音量:




6
満足度:





7
・どんなガン?
実銃については言うまでもないですかね。一時期コピー品が大量に国内に出回り、マスコミでも騷がれたせいか、「犯罪御用達」みたいなイメージが定着してしまった、ある意味日本で一番名の知れた拳銃です。某TV放映中の少年探偵マンガでも悪党が持っている拳銃と言えばお約束のようにこのトカレフだったりして、全国の良い子達にもおなじみの銃です(ホントか?)
安い&入手しやすいというマスコミの刷り込みで、世間ではヘナチョコ銃というイメージになっていますが(私もこの趣味始めるまではそう思っていた)、れっきとした軍用銃で、非常に貫通力の高い弾を撃ち出す強力な銃です。
このハドソンのトカレフは、現在発売されている唯一のトカレフです。初期のモデルは作動にかなぁり問題があったらしく、これはメカが改良された後のTYPE-Bと呼ばれるモデルです。
・「なんで買ったの?」
午後からオフ会というある日、ええかげん持っていくネタが無く、何か買おうかなと思っていたところ、たまたまショーケースの中で隅に追いやられたトカちゃん発見! こりゃネタ的にもいいかなと思って店員さんに色々聞いてみたところ、何を聞いても「なにせトカレフですから」という頼もしいお答。「そうですか〜、ま、トカだからしょうがないよね」ということで購入。
早速オフ会で出してみたところ1)「なんでこんなもの」「え、新品買ったの?」「マジダメだよこれ」・・・等と大好評!
あまりの好評ぶりに酒もまわってきたところでレンジで試射してみたところ、何と5mで1発を除いて4センチ程度のグルーピング。もう鼻高々。
「なんだよこれ」「変だ」「こんなのハドトカじゃない」等とまたまた大好評。
あとで考えてみると私にはどんなガンを使っても5mで4センチにまとめる腕は無いはずなのですが(^^; まあ精度を別にしても、何のトラブルも無く撃てるというだけでもハドソンのトカとしては「当たり」だそうです。特に改良前のタイプはそれはそれは酷かったようで、オーナーに聞いてみても決して口を開こうとはしませんでした。ということで、このレポはあくまで「当たり個体」だということを前提に見てくだされ。
・眺めてみる
トカレフの外観は一見したところガバメントのパク・・・いや、まさに近代オートマチックのスタンダードデザインといった感じですが、スライドのセレーション、ハンマー形状、プラ製のグリップなどに共産圏テイストあふれる意匠が施されており、これがそのままトカレフの個性となっています。大きさはガバメントよりも一回り小さく、中型と大型の中間といったあたりのサイズです。
ハドソンのトカレフはこういった実銃の特徴がよく再現されており、塗装の質感もまあまあで、なかなかの外観だと思います。それだけにフレームにはパーティングラインが少々残っているのが残念です。
重量は585gとかなり軽量ですが、数値よりは重量があるように感じられます。さすがにズッシリ感とは程遠いですが・・・。
・操作性など
グリップは想像していたよりもずっと良くできており、非常に手にしっくりと馴染みます。特にグリップ上部の曲面が絶妙で、片手でもしっかりホールドできます。
セフティは左側のグリップ上部に設けられています。実銃には無いものなので目立たないように配置されていますが、そのせいか操作がやたら固く、正直まめに操作したくは無いような代物です。確か改良前の型のセフティはグリップ下部あたりにあったような。
マガジンの装弾数は10発と少なめですが、このガンの場合はこれでも特に問題は無いでしょうね。ガスの注入にはマガジン下部のプレートをずらす必要がありますが、これはリアルさ重視ということでしょう。個体差かもしれませんが、マガジンを入れる際にまっすぐ押し込むと突っ掛ってしまい、左側に押しつけながらでないとうまく入りません。
ホップ調整はスライドを引いた状態で、チャンバー上部のスクリューを付属の六角レンチで回すことで行います。
・撃ってみる
トリガーは重く、キレも悪いのですが、たぶん実銃をよく再現しているのでしょう。メカニズムにはマルゼンのアドバンストシューティングシステムが使われているせいか、リコイルもなかなかで、心地よい反動が味わえます。
サイトはなんの工夫も無い固定式のシンプルなものですが、視認性はよくズレもありません。そのおかげか集弾性も悪くはなく、上下にやや散る傾向はありますが3m程度で4cm以内にはまとまります。パワーは3mでもアルミ缶をちょこっとへこます程度で、ガスBLKの中でも弱い方です。そのせいか燃費は良く、小型のマガジンにもかかわらず満タンで50発程度の発射できます。
発射音は「バスンッ!」というような高いけどこもったような音で、ガスBLKとしてはかなり低目の音量です。部屋撃ちがメインの私としてはこの点がかなり気に入っています。
・メンテナンス等
フィールドストリッピングはスライドストップレバーを固定しているクリップをずらし、スライドストップレバーを抜くことで行えます。
私の場合、過去に3回ほどフィールドストリップ後にスライドを戻したらスライドがまったく動かないというトラブルに合いました。原因も良くわからないので、正直あまり分解したくないガンです(^^;
・感想
私の場合は「当たり個体」だったせいか作動も快調で、作動音が低いこともあってマメにパカパカ撃っているお気に入りのガンなのですが、いろいろと話を聞くとトラブルも多いガンのようです。とくに改良前のタイプはまともな作動を期待すること自体が無理らしいです。
というわけであまりお勧めはしません。とは言ってもトカレフが欲しい人には他に選択肢は無いので全て承知した上でなら買ってみるのも一興かと。
1)別に居酒屋でガンを出して見せびらかすような痛い行為をしたわけではなく、ちゃんとガンをいじりながら飲める店でのオフ会です。
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