TOYGUN IMPRESSION


SCORE MASTER
コクサイ
エアーコッキング式
重量:1,050g
装弾数:10発
購入価格:13,800円

命中精度:6
 パワー:8
リアルさ:6
 爽快度:5
  音量:4
 満足度:6



・どんなガン?
 コクサイから発売されている精密射撃向けエアーコッキングガン。これは2000年後期にマイナーチェンジを受けた後のモデルです。精密射撃用エアーソフトハンドガンといえば性能面でもシェアでもマルゼンのAPS-1がほぼ独占ともいえる状況ですが、そんな中でも事実上唯一のライバルとして奮闘している・・ようなしていないような・・という、まあ、あまりメジャーとは言えない存在のガンです。それでもアンチAPS-1派には貴重な存在のようで、マルゼン主催のAPSカップにこれで参加して上位入賞する強者もいるようです。まあそれもウエイト調整が可能なロングバレルを採用したオリンピアの方の話で、ショートバレルのスコアマスターが活躍したという話はほとんど聞きませんが・・。
 一時期なぜか私は異様にコッキングガンにはまっており、とにかく当たるコッキングが欲しい!なら当然APS-1買うでしょ!と近所のショップに出向いたところ、APS-1は入荷しておらず、なぜか見慣れないドス黒いスコアマスターがショーケースの中で悪の匂いをプンプン放っておりました。その異様な毒気に当てられたせいか思わず購入(^^;

・眺めてみる
 写真の通り、非常に個性的なデザインのガンです。
 コクサイが明言しているわけでは無いようですが、ワルサーGSPという競技用の実銃をモデルにしており、ロングバレル化されたオリンピアに比べ、スコアマスターはより実銃に近いデザインになっています。これをカッコイイと思うか悪趣味と思うかは個人の趣味の問題ですが、あえて擁護すればこのガンは写真での映えがかなり悪く、実際に触れてみると写真で受ける印象よりはずっと好ましく感じられます。
 またマイナーチェンジで塗装がグレー調からより黒に近くなり、木目調のグリップも黒のラバーに変わったため、旧モデルよりもかなり引き締まった印象です。
 ちなみにこのガン、図体はかなり大きく、大型の93Rやデザートイーグルなどと比べても二廻り大きい、といった印象です。重量もそれ相応に1kg以上もあり、構えてみるとかな〜り腕にズシリときます。


・操作性など
 さすがは精密射撃用のガン、以下のように痒いところにまで手が届くすばらしい機能が満載です。
1.3ヶ所のネジの調整によりストローク、ポジション、プルをユーザーの思い通りのセッティングに可能なトリガー。
2.パームレストの位置が上下調整可能なラバーグリップ。
3.左右付け替えが可能なコッキングハンドル。
4.交換可能な3種類のフロントサイトが付属。
5.スコープマウントを標準装備。
 これだけの機能があれば文句無し!今日からボクも名シューター!・・とはいかないのがこのガンの難しいところ。
 まずトリガーですが、調整うんぬんをいう前このガン、トリガーがチト重く、銃身のブレ無くしてトリガーを引くことが困難です。ショップの店員さんの話によれば、これはネジをいくら回したところでどうこうなるレベルではないので、本気で競技に使うには軽いトリガーを実現するカスタムパーツは必須だそうです。
 グリップはサポートの位置が調節出来るのは良いのですが、グリップ自体はやや大き目でイマイチしっくりとしません。
 また、コッキングハンドルは片方だけを引くとシリンダーに負荷がかかり故障の原因になるので、左右両方に指をかけて引くのがお約束だそうです。でもマイナーチェンジでここら辺は多少改良されているはずなのですが・・。左の写真を見てもらえば分かるのですが、スコープ装着時は片側のみを引かざるを得ない仕様ですし、コッキングには多少力が要るのですが、私は容赦なく片側だけで使っています。
 マガジンはトリガー前部に装着します。装弾数は10発。少ないと思うなかれ、このマガジンのスプリングは固く、10発目を込めるころには指が痛くて嫌気がさしているはずです。弾を込める苦労を思えばそうおいそれとは撃てない、高価なグランドマスター弾を使用する(はずの)精密射撃ガンとしてごく真っ当な仕様と言えましょう。
 ここまでくれば気付かれた方も多いと思いますが、そうです、このガン、全てが「重い」というキーワードに集約されています。ここまでくるとホントにこれって精密射撃用?とか思ってしまったりもします。だがしかし、この大きく、重いガンを使いこなしてこそ真の漢。そう、このガンはまさにロマン溢れる漢のためのガンなのです。


・撃ってみる
 精密射撃用ということで命中精度はかなり高いはず・・と言いたいところなのですが、前述したようにトリガーが重いため、はっきり言ってヘタレな私には、ツーハンドでも銃身をブラさずに撃つことがかなり難しく、競技用として使える精度なのか否かすら判別できません(ToT)
 コッキングが重いだけあってパワーは相当なもので、APSカップなどの競技レギュレーションの0.8JにギリギリOKと言ったレベルです。

・メンテナンス等
 なにぶんあまり撃っていないので、メンテらしいメンテも行っていませんが、もともとトラブルの少ないコッキング式なので、マニュアルにもオイルを吹く程度のことしか記述されていません。

・感想
 精密射撃用としてはいろいろと疑問を感じる点も多いガンですが、この個性的なデザインは他に替えられないものがあります。私の場合ほぼ定価に近い値段で買ってしまったため、ちょっと「う〜ん」な感じですが、中古やネットオークションでは半値近い値が付いているようなので、この形が好きな人ならまあ良いんではないかと。ちなみに私はこのガンを購入した直後にコッキング熱が冷め、同時にAPS-1や精密射撃への興味も失せてしまいました。別にこのガンが悪いわけではないんですが。なんでだろ〜。




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