
MOUSER M712
東京マルイ
モデルガン(キット)
重量:470g
装弾数:10発(発火モデル、付属カートは7発)
購入価格:2,800円
リアルさ:




6
爽快度:未発火のため評価保留
音量:未発火のため評価保留
満足度:





7
・作るモデルガン
マルイの作るモデルガンシリーズは80年代初期に登場し、現在も発売され続けている、非常に息の長いモデルガンキットです。昔は近所の模型屋さんなどでも見かけたものですが、最近は見る機会も少なくなってきました。それでも専門店や大型店舗などにはある程度の周期で入荷されているようです。実売で2000〜3000円と言う価格の割には、なかなかリアルな外観で、金属パーツの多用でそれなりに重量もあり、発火も可能。なんとオート系はブローバック&排莢までしてしまうので、なかなか侮れません。
私は子供の頃に一度作ったことがありますが、いい加減に作ったせいか、なかなかうまく作動してくれませんでした。今回はそのリベンジということで、多少気合いを入れつつも慎重にチャレンジ! にもかかわらずさまざまな失敗・・・自分のダメさ加減を再確認しました(ToT)。また精神的に余裕がなかったんで制作中の写真が撮れませんでした。製作記とかもやってみたかったんですが・・・残念。
・どんなガン?
実銃はオートマチック初期の名銃モーゼル・ミリタリーにフルオート機構が付加されたもの・・だったと思う(すごくいいかげん)。弾倉がトリガーの前に来るデザインはライフルの機構をハンドガンに転用したためといわれ、この銃の最大の特徴になっています。無骨というか凶暴というようなイメージを受けるせいか、映画などにもよく出てくるのですが、ほとんどは悪役の武器としてですね。
マルイ作るモデルガンのモーゼルM712は、実銃の複雑なメカニズムをかなり忠実に再現しているようで、作るモデルガンのラインナップ中でも最も製作に手間のかかるモデルです(たぶん)。ややコツが必要な部分もあるので、キットに慣れていないのなら他のモデルに挑戦してからの方がいいかも。私? えぇ苦労しましたとも。
・製作する上の注意
基本的には説明書どおりに作っていけば完成します。説明書は非常に親切な作りで、ほとんど迷うことはありません。また接着剤はもちろん、グリス、紙ヤスリ、輪ゴム、つまようじまで、ニッパーやカッターなどの道具以外の製作に必要なものはすべて付属しているという親切ぶり。
また実際に製作にかかる前に、K'sTOYGUNの製作記やMustang's Tresure Roomのインプレを参考にしました。これから作ってみようという人は必見! また、モーゼル特有の注意点についても掲示板等で色々な方にアドバイスをいただけたので、色々と問題はあったものの致命的なトラブルに会うことはありませんでした。謝謝。
モーゼル特有の注意点は以下のとおり。
・機関部のフレームは、少し削って幅を短くしておいた方がよい。削っておかないと後で機関部の組み込みが出来ず鬱になる。
・最後の機関部のフレームへのはめ込みはシャレにならないほどきつい。ぶっ壊ス!ぐらいの気持ちでいかないとはまらない(でもその結果マジで壊れたとしても責任は持ちません)。でも抜くのは軽め。なぜ?
・タンジェントサイトの部分は、フレームを張り合わせる際にフレームに装着してしまうため、表面処理をするならサイトとフレームのサイトの陰になってしまう部分はあらかじめ処理をしておいたほうが良いかも。
・たった1か所ですが、付属の接着剤とは別にゴムと金属を接着できる接着剤が必要な個所があります。作ってる途中にいきなり出てきてびっくり。幸い手元にありましたが。
あと、使用できる接着剤は付属するABS用のもののみなので、残量が気になってしまいますが、結局半分近くも残りました。気にせずたっぷりと使いましょう。
・失笑!こーたにのミス大全
ミス1.なんとバレルを上下逆に接着してしまうと言う大ボケ。んなアホな、と思うけど、ホント気付かなかったんだよ〜。幸い接着後1時間程度で気付いたからいいものの、乾燥後だったらサイトが下向きのマヌケなモーゼルを前に凍りついてたところでした。
ミス2.デトネーターのはめ込みが甘かったらしく、ハンマーの衝撃でたやすく外れてしまいます。リアルカートが使えるわけではないのでなんのメリットもありません。後の祭りにならないよう製作時に怒りを込めてきっちり叩き込んでおきましょう。
ミス3.塗装の際に乾燥前の塗装面が新聞紙にひっついてしまい、慌てて持ち上げたら指紋が・・・フォローするために何度も塗り重ねることに。これぞ恥の上塗り。ブラックスチールのはずがなぜかネズミ色に。でも写真ではなぜか黒く見えるねぇ。
・眺めてみる
塗装がアレなのは自分のせいなので仕方ないとして、外観は各部の細かい造形までかなりよく再現できていると思います。スライドやフレームに激しいヒケが見られるものの、値段を考えれば許容範囲でしょう。トリガーやハンマーは金属製ですが、トリガーが左右にプラプラ動いてしまうのはちょっと悲しいです。他の部分はカッチリしているのに・・
もう一つ悲しい点としてカートがあります。他のシリーズと共用なのか、モーゼル弾ではなく、どちらかといえば9mmに近いサイズのカートです。でも実銃のようにマガジンにスペーサーが入っているわけではないので、右の写真のようにカートの前に若干(?)の余裕があります。このためにカートを装填した状態では振るとカタカタ音がします。
箒に例えるのがお約束のグリップは、木を模したプラ製ですが、なかなか良い感じです。握りやすい・・というほどではないですが、他のガンでは味わえない独特のグリップ感です。グリップ後部にはストックを付けるためのレールがありますが、実際に装着可能かどうかは不明です。
・操作性など
安いとはいえ立派なモデルガン、セフティ等の可動部はほとんどがライブです。省略部で唯一目立つのはフルオートとセミオートの切換レバー、これは実銃ではレバー中心部のロックボタンを押しながらでないと操作できないそうなのですが、そのボタンがモールドに省略されています。とはいってもフル/セミの切換自体はライブ。これって凄いかも。
大きなハンマーはかなりバネが強く、バチーンと激しい勢いで戻ります。ボルトはABSの張り合わせのため、フルオートでの発火に耐えられるだけの強度があるのか、製作者としてかなり不安です。
実銃同様にフレームから機関部を引き出すこともできます。でも先述したように戻すときがちょっと地獄なのであまり引き出す気にならないのが残念。
また、手動での装弾&排莢では、マズルを上に向けていてもジャムが多発します。これって単に作り方が悪かっただけ?
・撃ってみる
すみません、現状では未発火です。フルオートでの発火はぜひ試してみたいのですが・・・機会が得られ次第レポートします。
・メンテナンス等
発火をしていないので今のところ、とりたててメンテはしていません。
・感想
十数年ぶりに挑戦した作るモデルガンでしたが、結構苦労してしまいました。それだけに愛着もひとしおといったところですが、ヨッパの時に実銃みたいにヘアラインを入れてみようと金属ブラシでこすってみたところ、大失敗。今は見るも無惨な状態に・・・塗り直しだ〜
仕上げなどの外見にこだわらず、プラモデル感覚で気楽に組み立ててみるのもいいかも。って、これが普通?
こーたにのトイガンのページへ戻る