TOYGUN IMPRESSION



Mouser COMBAT VERSION
タナカ
エアコッキング式
重量:2kg
装弾数:40発
購入価格:10,000円(YaHoo!)

命中精度:7
 パワー:5
リアルさ:5
 爽快度:6
  音量:3
 満足度:6


・どんなガン?
 えーっと、はじめての長物紹介ですが、いきなりちょっと色モノです。タナカ製のモーゼルコンバットバージョンです。1990年前後に発売された物と思われますが、なぜか十年の時を経て新品が大量にネットオークションに出品。これはそのうちの一挺です。
 モーゼルのカービン銃といえばKar98kが有名ですが、これは機関部は98kと同じ物を使用しながら、見ての通り外見は大きく異なっています。当時のタナカはKar98kとスポーターを出しており、このガンもそのラインナップ中に含まれていたようですが、このような実銃が存在したのかどうかは不明です。ある旧ドイツ系チームの掲示板でも「謎モーゼル」として話題になっていました。
 コンバットバージョンという名称から、ゲーム向けに特化したモデルのようにも思われますが、確かに全長はKar98kよりも短く取り回しは良いものの、スリング装着部が省かれているなど、とてもゲーム向けとは思えない部分もあります。
 興味が湧いたのでいろいろと調べてみましたが、判ったのは当時の価格だけでした。このコンバットバージョンはタナカのモーゼルのラインナップの中でもずば抜けて安いので、装飾を極力省いた廉価版であろうというのが現在の私の勝手な見解です。

・眺めてみる
 前述したように謎の多い銃ですが、Kar98kよりも近代的なフォルムはなかなか恰好良いと思います。でも、Kar98kの雰囲気を求めて入手した人には期待外れの物でしょうね。特徴のあるボルトハンドルとストックの穴(?)が無ければモーゼルとはわかりません。そういえば、この穴、何て言うのでしょ(^^;)?
 機関部は亜鉛合金製ですが、それ以外の部分はほとんどがABS製で、特に表面処理は行われておらず、プラスチックそのまんまなのが残念です。木製ストックも色合いは非常に良いのですが、表面の仕上げは何というか・・ドライな感じ(?)でイマイチです。十年間保管されていたせいかもしれませんけど。
 木製ストック長物の醍醐味は高級感にあると思うのですが、その点では期待ほどではなくちょっと残念です。

・操作性など
 コッキングは通常のボルトアクションの長物と異なり、ハンドルを引くのではなく押し込む際にスプリングを圧縮します。実際の操作ではさほど違和感は感じませんが、コッキングがやや重めで、左腕で銃身を押さえながら操作しなくてはならず連続での射撃はちょっとしんどいです。マニュアル(コンバットバージョン用ではなく、Kar98kのものが付属)には、モーゼルオリジナルアクションと書かれています。
 装弾はバレル下部の実銃ではクリーニングロッドにあたる部分にBB弾を流し込みます。マニュアルでは装弾数は40発となっていますが、実際は30発入るか入らないかといったところです。また、メカニズムの関係で最後の3〜4発は装填されません。
 セフティはボルト後端部のレバーを回転させることで行えます。このときボルト自体を回転させてしまうとストックを傷つけてしまうので注意。私はやっちまいました。


・撃ってみる
 長物での3mでのテストはなんか無意味っぽいので、屋外で9mのレンジを確保して撃ってみました。レンジの確保がなかなか出来ないため、ここぞとばかりに撃ちまくりましたよ。あー疲れた。
 コッキングの重さの割には、パワーはさほど無いです。ホップも無いので、有効射程距離はせいぜい20m程度と思います。
 命中精度はまあ、こんなものですかね。9mで4〜5cm左方に逸れるものの、それを考慮すれば空き缶程度なら確実にヒットすることができます。サイトは非常に見やすく、精度にそれなりに貢献しています。
 また、ローパワー&ノンホップのため、タンジェントサイトがかなり有効です。距離とサイトの角度を把握しておけば、意外と遠くのターゲットも狙えるかも?

・メンテナンス等
 機関部が金属製のためか、シリコンオイルは使わないようにという指示がマニュアルに書かれています。とりあえずマニュアルで指示されている部分には通常のオイルを吹いていますが、ABS部分はシリコンオイルを使用しています。


・感想
 この銃、箱がやたらと開けにくく(マジで格闘状態になる)、一度箱に戻したら二度と出しそうにないため、むき出しで部屋の隅に常駐しています。他にお気に入りの長物はあるのですが、結果としてこれが一番撃っている長物になってしまっています。それだけに正体がイマイチはっきりしないのが気になるところです。コイツについて詳しく知っている方、情報提供お願いしまする〜。

・追伸
 このガンについての情報をいただきました(ichirouさん、ありがとうございます!)
 このガンはある遊園地がアトラクション用に大量に購入した物だったのですが、その遊園地が倒産したために不要になりオークションに出品されたものだそうです。また、実銃のモーゼルのバリエーションは非常に多く、その中にはこのコンバットバージョンに似たようなものも存在するのではないかということでした。
 また、質感がイマイチのストックですが、アマニ油を塗りこんで磨いてみたところ、それなりの色合いが出てきました。



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