
WALTHER P99
KTW(製造元Y&P)
エアーコッキング式
重量:640g
装弾数:12発
購入価格:2,400円
命中精度:


4
パワー:

3
リアルさ:




6
爽快度:


4
音量:


4
満足度:





7
・どんなガン?
実銃は独ワルサー社のポリマーフレームを採用したオートハンドガン。近未来的なデザインが印象的です。個人的にはちょっと「やりすぎ」という感じもしますが・・現在週刊誌で連載中のルパン3世はP38ではなくこの銃を愛用しているそうです。ちょっちイメージが・・・
このガンは台湾のY&P製のものを、KTWが日本市場向けにウエイトの増加や実銃同様の刻印などを施して販売しているもの。価格はマルイのコッキング並みなのにやたらと重いのが気になって購入。
写真の物はスライドをキャロムのブラックスチールでいい加減に塗装してありますが、箱出しの状態ではスライドとフレームはほぼ同色です。
・眺めてみる
実銃が非常に個性的なデザインなので、多少いい加減でも十分にP99に見えると思うのですが、このガンは細部までもかなり正確に再現されています。
写真ではわかりにくいのですが(すみません)、スライドやグリップのワルサーの刻印はKTWがわざわざワルサー社とライセンス契約して入れたものだそうです。大きく目立つものなのでこれが実銃同様というのは嬉しいですね。さらにマガジン底部にまでワルサーの刻印が入っています。この価格帯でここまでしてくれるとは思わず拍手ものです。
塗装などの表面処理は特に施されておらず、パーティングラインもばっちり残っていますが、そこまで要求するのは贅沢すぎでしょうね。
また、これでもかという程ウエイトがぶち込まれており、ガスBLK並みの重量があるので手に持つとかなりズシリと来てなかなかいいカンジです。ウエイトの大部分がグリップ部に集中しているため重量バランスはイマイチですが・・
ちなみにグリップ後部は金属製の大型のものとプラ製の一回り小型のものが付属しており交換可能です。大型の金属製パーツはかなり重量アップに貢献しているため、小型のものに替えるとかなり軽くなってしまいます。また、大型の方も表面の塗装がテカテカでちょっと浮いてしまっているのですが・・まあ、価格を考えると十分どころか素晴らしい出来と言っていいでしょう。
・操作性など
このガン、素晴らしいことに安価にも関わらず可動部が全てライブで、しかも実銃とほぼ同様に機能します。
左右どちらからでも操作できるマガジンキャッチ、スライドが下がるとバレルが跳ね上がるショートリコイル、コッキングされた状態でスライド後部に現れるコッキングインジケータまで再現されている等、とても廉価なコッキングとは思えないようなコダワリ振りです。
特に驚きなのがスライドストップレバーで、全弾撃ち尽くした状態でスライドを引くとちゃんとスライドストップがかかります。ただこのレバーがプラ製で強度が低いため、スライドストップの状態ではレバーがたわみ、やや不安を感じます。
セフティはトリガー上部にあるツマミを回転させる形式のものなのですが、ツマミ自体が非常に小さく、しかも固くてやたらと使いにくいです、というか私は道具無しでは回せないんですが・・実銃でもこんなんでしょうか?
マガジンはフルサイズで、ウエイトがたっぷり入っているので重量があります。でもこのサイズで装弾数がたった12発というのは勿体ないですね。
コッキングはスライドがやや掴みにくい形状のためか、ちょっと重く感じます。後述するようにパワーがイマイチな事を考えるとちょっと納得いきませんが・・
可変ホップの調整はエジェクションポート部のイモネジを回して調整します。工具は付属しないので、百円ショップ等で売っている精密用の六角レンチを使用します。
・撃ってみる
真鍮製バレル+可変ホップということで命中精度にも多少期待してしまいましたが、残念ながらさほど高いとはいえないようです。
サイトが高すぎて狙いにくいこともあるのですが、わずか3mでも5以上にバラついてしまいました。また5〜6発に1発程度の割合で左側に極端に逸れる弾があります。ホップのせいかなと思いホップを緩めましたがあまり変化はないようです。
ただ良く当たるという話も聞きますので、これも例によってコッキングでは良くある個体差というやつかもしれません。また、これも個体差なのかも知れませんが、コッキング時にBB弾がチャンバーからボロッと転げ落ちてしまうことがよくあります。
発射音は「カンッ!」という感じで、マルイのコッキングと比べるとやや甲高い音です。音量も僅かですが高く感じます。
その割にはパワーはかなり控えめで、0.2Jもあるか無いかといったところ。3mでも厚紙を破れないこともあります。
・メンテナンス等
フィールドストリッピングは最初はコツが要りますが慣れてしまえば簡単です。ただし操作を誤ると爪をブチ割るなど思わぬケガのもとになりますので慎重に作業しましょう。
1.スライドストップレバーを押し上げながらゆっくりスライドを引き、スライドストップがかかった状態にします。引きすぎるとコッキングされてしまいますのでその場合はやり直しです。
2.その状態でスライド後部のパネルを外し、フィールドストリッピングレバーを下げます。安全とスライドストップレバーの負担軽減のため、この時もスライドはしっかりと押さえておきましょう。
3.スライドを押さえながらスライドストップレバーを下げ、ゆっくりとスライドを戻し外します。
以上の手順でフィールドストリッピングができます。戻す際はほぼ逆の手順で行います。マニュアルにはパーツリストも載っているので、初心者の分解&組み立ての練習用にも最適かと(^^;)
・感想
価格からは信じられないほどの出来の良さに驚きました。同等の価格帯のマルイのホップ付きと比較するとパワーや命中精度では劣るものの、外見、重量、メカの再現性などのリアルさでは一回り上で、コストパフォーマンスはこの価格帯ではダントツだと思います。
「P99が欲しいけど予算が・・」又は「漢はコッキングだ!」というなら、期待を裏切らない、お勧めできるガンです。
ただP99といえばマルゼンがガスBLKで良いモノを出しているので、予算があるならばそっちの方が良いかとも思いますが・・。
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