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このEmacsをWindowsで使いたいという欲求はWindowsを使う 誰もが思うことで数々の移植が行われている。以下に Windowsに移植されたEmacsの主要な物をあげる。
MeadowとはMultilingual enhancement to gnu Emacs with ADvantages Over Windowsの略であり、Emacs20.xをベースに し、Windows用の拡張をほどこしたもので 宮下 尚さん の手による。
最新バージョンはGNU Emacs20.2をベースにしたMeadow1.00 であるが、 meadow-developメーリングリストでは次のEmacs20.4のテストバージョンをベース にしたもののアルファテスト中で、GNU Emacs20.4がリリースされた後に、それを ベースにしたMeadow1.10リリースされる予定となっている。(meadow-developメー リングリストは本特集末で紹介する。)
同じく宮下 尚さんによる もので Mule2.3/GNU Emacs19.28 をベースにしている。UNIX の方では、Emacs lispの開発のベース環境はGNU Emacs20に移行して来ているため、GNU Emacs20 で ないと動かないEmacs lispパッケージが徐々に増えつつある。「Mule for Win32で ないといけない」という理由が特になく、今からインストールするのならばMule for Win32ではなくMeadowを勧める。もちろん現在Mule for Win32を使っている方 にもMeadowへの乗り換えを勧める。
volkerさんによるGNU Emacs20.xをWindowsに移植したもので ある。詳細は http://www.cs.washington.edu/homes/voelker/ntemacs.html を参照のこと。
XEmacs は GNU Emacs にグラフィカルな拡張等 を行なったものである。
この XEmacs は本特集の Part 2 で取りあげる gcc を含む開発環境である Cygwin を使ってコンパイル可能である。しかし、本稿執筆時点ではまだMULE機能の実装は なされていないようで、コンパイルして実行してもMULE機能である多言語を扱う機 能は動作しない。
なお、Cygwin環境上にXウィンドウシステム環境を構築すれ ばMULE機能付きの XEmacsをコンパイルして動作させることも可能であるので興味のある方は挑戦して みてはどうだろうか。(著者のWeb でも紹介している。)
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