ようこそ! いるいるの部屋へ

5月1日から5月21日


ああ、「ねじの回転」 投稿者:ジェイン  投稿日:05月21日(日)11時13分30秒

コリン版「ねじの回転」についての感想。(全くストーリーに関係ないところで
引っかかってしまったのですが・・・)

いるいるさんが「違った意味でどきどきしました」と言っておられましたが、
そのお気持ち、よ〜くわかりました。
いきなり冒頭からコリン=マスターが出てきますが、この場面だけでこのドラマにに
ちょっとしたセンシュアリティーを加味していると思います。
原作では、全く姿をあらわさないマスターに、ほのかな恋心を抱く「ミス」の気持ちが
感じられますが、こちらではそのものずばりですね。
あれほど、言葉で誉め倒され、突然手を握られ、そして魅力的で圧倒的な容姿を目の前にすれば、
誰でもくらっときてしまいます。「ミス」の心を「マスター」が支配してしまっても、
無理からぬこと。

お屋敷に移ってからも、衣裳部屋にかかったマスターのウェイスト・コートを愛しそうに
指でなぞるミス。また、ロンドン宅でマスターが愛情をこめて顔を寄せたユリの花を
お屋敷の庭園で見つけ、切ない表情で手折るミス。
マスターのことで心をいっぱいにしたミスの気持ちが痛々しいくらいでした。

少年少女の無垢な心を襲う霊の力・・・といったテーマ以外に、世間知らずの娘に関わる
男性の魅力と影響力も、このドラ版でははっきり打ち出されていたように思います。
子供たちを霊から守ろうとするミスの戦いは、子供への愛情だけでは説明できません。
ひとえにマスターから与えらえた「任務」を遂行しようとする気持ちが、また別の
原動力になっていたことでしょう。それが彼女の彼への愛情表現でしょうから。

ところで、ラスト・シーンについて疑問があります。
原作では、霊との戦いに勝った瞬間、少年の精神も霊の消滅とともに消え去った・・・という
ニュアンスなのですが、画面を見ていると、ミスが彼を守ろうとするあまり、強く抱きしめ過ぎて
少年の息を止めてしまったように思いました。
邪悪なものから少年を解放しようという心の愛情が、実際の行動の上で少年に肉体的圧力(危害)を加え
死なしてしまったとしたら、あまりにも悲しい・・・
結果的に少年を生かして守れなかったミスは、マスターに対する愛と責任を持て余し、
これからどうなるのかとても気になりました。

文学作品の中では、ダーシーとともに、このマスターが私にとってとても気になる存在でしたが、
両方をコリンが演じてくださるなんて、乾杯したい気分です。


お礼 投稿者:ジェイン  投稿日:05月21日(日)10時32分06秒

おはようございます。
ウィロビーの住所の件につき、皆様から色々とご意見を頂き誠にありがとうございました。
アッと言う間に反応してくださり、さすがにオースティンファンは凄い、と感動致しました。

おささん、いるいるさん、みゆきさん

面白いご意見をありがとうございました。どの案も頷けるものばかりで、成るほど〜と思いました。
原作に書かれていない限り、もうこれは謎としか言えませんが、色々推理してみると、当時の
生活背景や登場人物の相関関係が更にわかってくるようで、面白いですね。
私も、二人の会話の中でいつからともなくロンドンの住みかことが話題に出たのだろうと
思っておりましたが、みゆきさんのおっしゃるようなカラクリもあったかもしれません。
目からウロコです。
住所ははっきりわからねど、とにかく出来る限りの住所の推測をして彼にアプローチしようとする
マリアンの狂気や情熱が現れているとも解釈できますよね。

クラスでも何か新しい意見が出ましたらお知らせ致します。
ありがとうございました。


淀調 英仏男雨夜の品定め 投稿者:MORNING ANNE  投稿日:05月20日(土)19時23分20秒

 はい、こんにちは。淀調でございます。
 雨ですね。雨と言えば豪雨の中を震えながらガレージに向かって歩く男、帰っていく男の姿が
 思い浮かびますね。なんだ、お前、震えてるじゃないか、何も言うな、OKだOKだ言われて、まあ、
 どんなにかうれしかったでしょうねえ。あの背中に回した手、食い込んでいく指、これだ、これだ
 言う感じ出てましたねえ。それが拒否されるんですねえ。ええ!なんやお前!なんて言うんでなしに
 いや、どうも、なんて言われてね。公開中だからこれ以上喋れないのが辛いですねえ。あれはしかし
 丸首シャツ着ててもフランケンシュタインでした。主人公は若さを求めてハッピーな、しかし念願

 のご馳走を目の前にしてすとんと父親に戻ることの出来るまっとうなまっとうなアメリカの男だっ

 たんですねえ。だからサロメのヨカナーンにはならないんですねえ。グレイト言うてる顔だったでしょ。
 アメリカではモンスターは居場所がないんですねえ。だから銃にいくんですね。単細胞ですね。
 それから言うとフランスの男はまっとうじゃないですね。どんな男もぐずぐずになりますね。特に
 美男はそうですね。最初ジャガイモみたいな男ほど女に負けずに艱難辛苦を乗り越えてだんだんいい男に
 なりますね。フランスの醜男の伝統いうやつで美男は辛い、美しさを女に吸い取られたらあと

 は何にも残らないでゴミ箱行きですね。だからフランス男の理想は美男がぐずぐずになるか、ブ男が
 這い上がるかですね。もともと女に尽くして尽くして足の指舐めてポン!と蹴られるのに憧れてる
 んですね。ホントは真のフランス男は怖いんです、しかしその怖さはあんまり文学にならない。ノ
 ートルダムのせむし男が頭良くて皆を思うままに操っても美しくはないわね、あまりにミもフタも
  なさ過ぎて。だから代わりに女を立てる。そのほうが絵になるからね。「東男と京女」言うけれども
 その女を育てた京男が一番のワル、言うたら分かって貰えるかも知らん。

それに比べれば英国男はカサ高い。うわべは羊のように従順に見えてその実爪の先まで傲岸不遜。
あんなに女を馬鹿にしてる国はないわね。それに女がなびく不思議、男が惚れる道理がある。フル・
モンティいう映画あったでしょう、失業中の男がスッポンポンのしろうとショーやって、別れた奥
さんが見に来る。養育費も払えない駄目男で、でも金払って見に来るのね。馬鹿にしてるんじゃない
の、どん底で開き直った姿が見たいのね。それが理想の英国男なの。女に騙されても、落ちぶれても
いいの、そこでどう開き直るかが見ものなのね。だから英国には悪女がいない。マクベス夫人だって
良心の呵責に耐えかねて死ぬでしょう、でも亭主は戦って華々しく戦死する。リア王だって男の一代
記、若さ、地位、金、全部剥ぎ取られてさあどうしますか、いう劇やね。長女、次女、どちらも最後は
男に騙されて死んじゃう。

その唯我独尊英国男を全身でしょってるコリン・ファースがフランス駄目男の典型ヴァルモン
なんて、いくら鬼才フォアマン監督と言えども無理も無理。男の映画にしたい、いうのはわかる。
しかし、これはヴィスコンティの「夏の嵐」の中尉でしたか、あの女たらしをマーロン・ブランド
が演るようなもの。美男で傲岸不遜で開き直ってる、いうのはフランス男を演るには三重苦やね。
コリン・ファースはそういう役者、ヴァルモンでオペラ座のボックス入るでしょう、アネット・ベ
ニングが修道院出たての娘を紹介するでしょう、そのときのコリンの顔、見ましたか。白い歯を見せ
てまあ、女を値踏みしながら愛想笑いをする凄い顔、なんやジャガイモ娘やなあ、こんなん夫人が
よく一緒にいるね、これでも磨けば光るのかね、まあ、お手並み拝見やなあいう感じ。この若さで
この冷徹、シュトロハイムのカラムジン伯爵だって出来るこれがコリン・ファースの本性。しかし
フォアマンは使い切れなかった。「アマデウス」で行こうとしたフォアマン、俳優を見る眼が甘すぎ
たね。男の映画にするんなら何もラクロをひっくり返そうとしなくても良かった。こうしたい、言う
意図はよくわかる。しかし「危険な関係」はフランスの真髄、女に操られてそれを歓ぶ男の話、何
でも持っていて最後はぐずぐずになって終わる。だから英国の舞台、最後はヴァルモンの死骸が舞
台袖にころがってて、メルトイユ夫人は平然と「さあ、トランプを続けましょうよ」言うでしょう。
一度は可愛がった男を殺すのが女にとっての最高の愉しみ、でもコリンではカサ高すぎて駄目ですね。

   それにあの頃はエセックス卿演れるほど練れてなかったしねえ。
   さあ、もう時間きましたね。それでは来週、ごきげんよう。


住所の宛先2 投稿者:みゆき  投稿日:05月18日(木)23時27分16秒

いるいるさま、ジェインさま、
昨日、勝手な推測をして意見を掲載させていただいた後になって、いろいろと考えてみたのですが
昨日の推測は間違っているように思ったので、またまた、アップさせていただきました(すみません)。

当時、ことに都市部では、階級(身分)や職業によって住む場所が違っていて、"分別と多感"で言えば
ウィロビー自身あるいは親族の身分がわかれば、住んでいる地区がだいたいのところ判明し、そこへ氏名
が付け加えられると、ロンドン在住の人であればほとんどの人がお屋敷を知り得たのではないでしょうか。
そういえば、ドイツを旅行した折りにも、城下町に工業製品を作る工房などが集まった通りがあったよう
に思い起こされるのです。また、日本でもその昔は、武家屋敷の集まる地区、商業地区、工業地区などと
分かれていた、と社会の授業で習ったように思うのですが。(思い過ごしかもしれません)
いやはや、本当のところ、どうなんでしょうか...


淀調 ラクロとマリー・アントワネットの関係は・・ 投稿者:MORNING ANNE  投稿日:05月18日(木)21時02分46秒

はい、今日はラクロですね。純情な人ほど好きな悪女の話。
「危険な関係」、3度映画化されて、ロイヤル・シェイクスピアの十八番で、でも200年前に
本が出たときは、もう大騒ぎだったのね。初版は数日で売り切れ、たちまち重版で、若い娘はみな
この本を持って鍵のかかる部屋にこもる、いわれたのね。内容が内容だけに表紙には著者名なし、
MONSIEUR Cー DE L− とイニシャルだけにして出版したのね。マリー・アントワネットも
こっそり持ってたのね。表紙を取り替えて、題名も著者も何もわからんようにして持ってたのが
あとで発見されたのね。 これを聞いたとき、ああかわいそうやなあ思いましたね。もちろん、
彼女は当時騒がれたベストセラーを読みたかっただけかもしらん。好奇心で手に入れて読み捨てた
だけかもしれない。しかし、あのプチ・トリアノンや彼女が嫁いでから巻き込まれた首飾り事件
などを思い浮かべるとき、やっぱりフランス宮廷とハプスブルグ家の格の違い、歴史の違いを感じ
て哀れをもよおすね。彼女は終生、フランス宮廷というものになじめなかった。母親の下で大事に
されて育って、複雑な宮廷政治を理解できず、するつもりもなく、人が良くて口当たりのいい言葉
にすぐ騙される。田舎の旧家のお嬢ちゃんなの、マリー・アントワネット。それをフランスの貴族は
馬鹿にするの、オーストリア女、いうのは田舎もの、いうことなのよ。此の頃羽振りがいいけど、
3百年前は、という頭がフランスの貴族たちにはある。
そう、ハプスブルグ家、15世紀前半までは格が低かったの。持ってるものは神聖ローマ皇帝いう名
称だけで金なし、文化なし。ここのマクシミリアンがブルゴーニュ公国、つまりフランス王家の親戚
筋にあたる公爵家の跡取娘マリーの花婿候補にあがったとき、貴族たちは皆反対したのね。あんな
田舎の貧乏人、結婚式もこちらが金を貸してやらないと支度が出来ない、そんな相手は嫌だ言うて。
そのときに側近の貴婦人のひとりがこう言うたの、ブルゴーニュ公国は男の世継ぎがいない、そしてフランスの蜘蛛男言われたずる     がしこい国王ルイ12世が狙ってる。公国にとっての急務は世継ぎ
を作ること、それには若い男が1番。種馬なんだから貧乏だっていいでしょう、と。
それがハプスグルグ家の隆盛の始まり。ブルゴーニュ公国といえばフランスに規模は劣っても文化・経済は超一流。その国の婿にな     り、王子も生まれ、それが美男公フィリップでスペインの王女
と結婚して皆の良く知るハプスブルグ家になるわけね。マクシミリアンはだから懸命になって祖国
にブルゴーニュ宮廷の文化を移植したの。テーブルマナー、聖歌隊(のちの少年合唱団に繋がる)、
貴族のランク付けまで。でも、宮廷政治は移植できない、人間が違う、歴史が違う。
ブルゴーニュ公国と同様、フランス宮廷は国王対貴族の長い闘争の歴史があって、その中で培われ
た本能が生き残ってる。それに比べればウィーンはのどかな田舎。そこから嫁いだ世間知らずの王女
様がどうなるか。案の定、王妃様は宮廷の裏で何が起こってるか分からない。誰が教えてくれるわけ
でもない、恋愛ひとつとっても裏に複雑な利害関係が絡んでいるが、よそ者にそれを分かれと言う
方が無理。それを単純化して描いて見せたラクロの「危険な関係」はマリー・アントワネットにと
っては格好の教科書に見えたのね。そういう連想が働くくらい、フランス宮廷は魑魅魍魎の世界でした。

はい、もう時間きましたね。続きは次回、ごきげんよう。


住所の宛先 投稿者:みゆき  投稿日:05月18日(木)00時27分12秒

どうして、住所を知らないのに手紙が届いたか・・・

私は、“ロンドン 何通りの ...・ウィロビー氏 宛”とするだけで
届いたのではないか、と思うのです。
当時のロンドンでは、住所をはっきり記載しなくても馬に乗った郵便屋さん(!?)が
ある程度のお屋敷の場所を把握していたのではないでしょうか?

日本でもまだ田舎の方ですと、住所を言わなくても「何処(旧地名)の...さんの家まで」
というと、タクシーで連れていってくれるところも多いようですし。


薔薇を愛でる 投稿者:いるいる  投稿日:05月17日(水)20時25分44秒

おささんも、Morning Anneさんも素敵な事をなさってますね。私は
心が冷たいので どうしても植物を枯らしてしまいます。意地悪なんです。
薔薇なんて、とてもとても無理ですから、皆さんのお庭の薔薇の花を空想して
とても優雅な気持ちに浸っております。

近所のお宅でも薔薇のアーチがありました。ピンクの綺麗な薔薇の連なりは
バレエ「眠れる森の美女」で花のワルツを思い出させてくれます。

>おささん、こんにちは!
私ももう少し空いてきたら、「アメリカン・ビューティー」見に行こうかなと思っています。
これは絶対外せませんね。
(私信です:久美ちゃん、見てる?この映画見に行きませんか?)

>Morning Anneさん
待ってました!!淀調今度は、「危険な関係」ですね。嬉しいです。私は
「危険な関係」バディム版 → マルコビッチ主演 → ヴァルモンの順に観たので
一番思い入れのある作品は、バディム版なんです。(エリエールさん、その節はありがとう!!)

何でもアラン・リックマンが舞台で演じたヴァルモンが素敵なんですってね。
「いつか晴れた日に」で、ちょっぴりクラッとなったので
フリアーズの舞台観たかったです。
その事もふって下さるでしょうか?この次の書き込み首を長くしてお待ちしています。

>ジェインさん
私も、図書館で借りて調べてみたのですが
おささんも仰られているとおり、特に言及されていませんね。それで私も
推測してみました。
1.やはりマリアンとウィロビーが二人で話したときに、住所を聞いていた。
2.サー・ジョンが、社交家なので情報のアンテナを張り巡らせて、スミス夫人及び
彼女のロンドンの知人を知っていた。マリアンは、その事を小耳に挟み
自分で調べたのでしょうか?

ジェインさん、授業で何か判りましたら、教えて下さいね。
(卒論で、植松先生の授業を選択していたら、先生に質問できたのに。。。。
もっとしっかり勉強して、顔を売っていたら、「高慢と偏見」のビデオや、
「ノストロウモ」のお話が出来たと思うと、残念だなぁ。)


パフパフ〜♪ 投稿者:おさ  投稿日:05月17日(水)13時16分50秒

淀調、復活しましたね。私も楽しみにしていたひとりなので、嬉しいです。
「アメリカン・ビューティー」は未だ見ていませんが、もう少し人気が衰えて空いてきたら
見に行こうと思っています。
余談ですが、アネット・ベニングって坂口良子に似ていません?

MORNING ANNEさん
うちにも薔薇が何本かありますが、全くと言っていいほど虫害・病気とも無縁のミニ薔薇が1本あります。
その隣のミニ薔薇はけっこう葉っぱを食べられているのですが。因みに虫がつかないのは赤で、
虫の餌になっているのが黄色です。もしかしたら、この赤いミニ薔薇はアメリカ産か?
その他には某デパートの「英国展」なるイベント会場で買った、クラシック・ローズが3株ありますが
こちらはとにかく病気に弱くて、困っています。
殺虫剤はスプレー式の市販のものを色々試しましたが、今のところ「木酢液」が一番効いているみたいです。
ただ、匂いがすごいんですよ。お腹こわしたときに飲む、黒くてくさ〜い薬と同じ匂いです。
これに肥料として馬糞を撒いたら、ご近所から何を言われるか分からないので自重しています。
でもあまり匂わなくて有効な肥料って、何が一番いいのでしょう。
ご存知の方がいらしたら、是非教えて下さい。

ジェインさん
「分別と多感」の住所の謎。ホントに具体的なことは書かれてませんね。
そこで私の推理は、(推理と言えるような独創的なアイデアではありませんが)マリアンとウィロビーが
ふたりだけでいた時に、ウィロビーが自慢話風にロンドンではどんなクラブに出入りしているかを
話したことがあって、マリアンはそのクラブ気付けで送った......。
う゛〜ん、ピンときませんねぇ。
出直してきます。(^^;)


淀調 英国より愛を込めて 投稿者:MORNING ANNE  投稿日:05月16日(火)11時00分50秒

はい、こんにちは。今日は朝から晴れてよかったですね。
庭に薔薇を植えている方、殺虫剤どうしてますか。
うちにもキング・ローズいう薔薇があるのね。小振りの朱色の薔薇で、この前ガーディナーに
怒られたのね。なんですか、もう時期が一週間遅いです、もうこないなったらいくら薬撒いても
アブラムシまた出てきますよ、いうて。ちょっと怠けたらこうだもんね。ところが「アメリカン・
ビューティー」の薔薇は色が真紅で大型で、世話する奥さんは働いてる。近所の人に誉められると
アネット・ベニングは肥料に卵の殻を混ぜるのがコツよ、言うのね。どうもアメリカの薔薇はアブ
ラムシはたからないらしい。きっと遺伝子組み替えで、アブラムシは即座に死んでしまうのだよ。

英国人は薔薇には馬糞が一番だ、言うの。ぶんぶん蝿たかってる近くの厩に袋持って貰いに来るの
ね。道路に落ちるのを待ってて拾う人もいる。それを自分の庭に持って帰ってプリンセス・何とか、
キング・何とか、いう名前の付いた薔薇の肥料にするわけね。長い長い歴史のある国は一事が万事
そんなところがあって、教会に入れば足元の磨り減った石畳には墓碑銘が刻まれていたり、壁にも
棺が塗りこめられていたり。その教会の暗くて寒くてかび臭い匂い、それから逃れよう、思った
人たちが海に零れ落ちるようにして辿り着いたのがアメリカという国。あっけらかんと明るい、何
もない国、という人もいる。でも旧大陸から辿り着いた人間はそれが欲しかった。ひびの入った石積
みではなくて目地まで白いまっさらなタイル、白いペンキ塗りの家に赤い薔薇、それこそ人々が
アメリカに求めた夢なのね。それを古い国から来た監督が、どうです、皆さん、きれいでしょう?
素直に見てごらんよと言う「アメリカン・ビューティー」。アングロ・サクソン連合やねえ。
しかし、スピルバーグは脚本一言一句変えるな、なんて馬鹿なことは言わないほうが良かったね。
言葉に縛られて飛翔しきれず落ちてしまった映像がいくつもある。ファンタジーが平板に堕ちる、
それもアメリカといえば言える。
それからもうひとつ、この映画、きれいきれいで全く色っぽくない。だから題材の割には見終わっ
て嫌あな感じが残らないのね。極めつけはアネット・ベニングの不倫、あのベッド・シーン。即座
に「犬神家の一族」のポスターを思い出しましたね。今の世の中、人間関係のどろどろは流行らな
いね。「グリフターズ」では恋人が完全には自分のものにならないのはあの母親のせいだいうて、
追っかけて殺そうとする、アンジェリカ・ヒューストンと女二人のドロドロを演ったアネットなの
にねえ。ほんと、まだ40前後なのにもう色気いうものが抜けちゃったねえ、アネット・ベニング。
こういう人だからね、フランス貴族の粋みたいなメルトイユ夫人は役が違うのね。いくら「モーツ
ァルト」で受けたからってラクロではあの路線は通用しない。フォアマン監督はもともと男と男の
関係を描くのは上手いけど、恋愛関係はまるで駄目。女が苦手だからどうしても引いちゃうのね。
でもそれでは恋が命のフランスものは出来ない。英国人もアメリカンも恋が命、とはいかないの
ねえ。だからアングロ・サクソン連合、かえってさらさら流れましたね。

というわけで、はい、もう時間来ましたね。
次回はラクロの「危険な関係」いたしましょうね。


質問・・・ 投稿者:ジェイン  投稿日:05月14日(日)11時20分06秒

「ねじの回転」届きました。
まだ全部見終わっておりませんが、後ほど感想を書かせて頂きます。

こちらには、オースティンファンの方が大勢いらっしゃると思いますので、
突然ですが、小説の内容について質問させて頂いて宜しいでしょうか?

「分別と多感」(または「いつか晴れた日に」)の中で、エリナとマリアンが
ジェニングズ夫人につれられてロンドンに滞在する場面がありますね。
マリアンは、ウィロビーと突然の別れをした後でしたので、ロンドンに着くなり
彼に手紙を書き始めます。本来は婚約していないのですから、いけないことなのですが・・・
さて、問題は、どうしてマリアンがウィロビーのロンドンの住所を知り得たか?
ということなのです。情報通のジェニングズ夫人も知っていた様子はありませんし、
マリアンとウィロビーは何事もミステリアスにことを運んでいましたから、
周りの人も知らなかったはずです。おおっぴらに尋ねることもはばかられたでしょう。

どうでもよいことかもしれませんが、今、オースティンのクラスで疑問が出ていますので
皆様の推理をお聞かせ頂きたく書き込んでみました。
自由なご意見をお願い致します。


これから夕食、るんるん。 投稿者:いるいる  投稿日:05月12日(金)18時34分30秒

>ぱやさん、こんにちは!

オーストラリア旅行 のんびりなさったそうで良かったですね。
いつもは、なかなかのんびりと出来ないですし、今回GW海外渡航の皆さんの感想で
パックツアーの方々は、ハードスケジュールで大変だったと(「地獄のようだった」と
語った方も!)仰ってました。
オーストラリアは時差も変わらないので、お嬢様も辛くなかったことと思いますが、
いかがでしたか? 以前ハワイに行かれた方が、お子さまの時差ボケを治すのに苦労したと
話してくれました。飛行機の気圧で耳がおかしくなるのも大丈夫でしたか?

秋葉原は、いつも人が一杯で溢れていますよ〜。ニアミスだったかもしれませんね。
電車がすれ違っていたかもしれません。関東もどこに行っても人だらけでした。
インドには負けますけど、日本も人口多いですね。。。。ふう!
忙しいけれど、コリン君 みたいです〜。時間を作らなくては。
では、桜の美しい季節を楽しんで下さいね。

>Morning Anneさん、こんにちは!
これから、アネット繋がりでヴァルモンに展開して行くんですね。ワクワクします!!
Morning Anneさんの書き込みを楽しみにしている方から
お問い合わせが(「最近 あの方いらっしゃらないんですね?」と)
届いていたんですよ。お待ちかねの皆様、来週の火曜日頃 
続きを書いて下さるそうですから、もう少し待っていて下さいね。
(Morning Anneさん、メールありがとうございました)

やっぱり、「アメリカン・ビューティ」は映画館に見に行かなくては!!

>YOKOさん、こんにちは!
そうなんですよ!!運動会 5月にあるんです。前は6月だったのですが
娘が新一年生になったとき、運動会は秋にあるもんだと思っていた私は、
英国ロイヤルバレエの公演日と重なってしまって、なくなくチケットを親戚に
譲ったのでした。
新一年生は、学校にも慣れなくてはいけないし、運動会の練習もあって
なかなかハードな新学期を送っています。

>はじめて見た時に万国旗もピンクの花紙で飾られた入退場門がないのにも
>驚いたものですが・・・

家の学校は、万国旗の代わりに生徒さん達が書いた手作りの旗で飾られます。
可愛いんですよ。

P&Pのメイキング本をそんなに早く読んでしまわれるなんて
羨ましいです。今度訳して教えて下さいませんか?他力本願で申し訳ありませんが
コリンのインタビュー日本語版を紹介したいのですが、私の英語力じゃ
どうにもなりません。トホホ。
インタビュー記事教えて下さって、どうもありがとうございました。

>みゆきさん、こんにちは!
インタビュー記事&大きな画像 ご紹介ありがとうございました。
Mary Murphのページですね。インタビューも少し読んだのですが
判らないところが一杯。パパラッチ騒動とか、写真にあるラフな姿なのは
イメージを固めたくないからとか。ニック・ホーンビィやフィールディングの名前も
出てきて楽しそう。これまた時間を見つけて読んでみます。
マーク・ダーシー、どんな演技で魅せてくれるのでしょう。とっても楽しみです。

>mmmm さん、こんにちは!
「アパートメント・ゼロ」について、もっとお話聞かせてくださいね。
このコリンの演技は、本当に凄いですね。彼の一人舞台と言っても過言は無いでしょう。
内容がちょっと怖かったのですが、コリンの演技に引き込まれます。
コリンがエイドリアン役を演じるのに、学生時代の経験が生かされているのでは
無いかな。
エイドリアンを観ていると寄宿舎で(人間性が確立していく上で)イジメにあって、
その影響で。。。と、どんどん想像力が逞しくなってきます。
(帰国子女で、パブリックスクールに入った。コリンは公立高校だったそうだけど、
なかなかきつかったようです。ジャド程じゃないけれど、学校に反発したそうですよ。)

顰蹙を買いそうですが、私が彼の同居人になったら(わぁ〜、ごめんなさい。皆さん)
上手く行ったかもって、妄想まで出てきてしまいます。
映画クイズだって好きだし、本当は素敵な人なのよ、って周りの住民の方に
吹聴して、めでたし、めでたし。になる訳ないですね。以下自粛します。


(無題) 投稿者:mmmm  投稿日:05月12日(金)11時09分06秒

私はファースの最高傑作は「アパートメント・ゼロ」だと思います。
是非とも、Uを作って頂きたい。


マーク・ダーシー 投稿者:みゆき  投稿日:05月12日(金)00時30分27秒

コリン氏は、やはりダイエットを行ったのでしょうか?
下記アドレスに掲載された写真では、P&P当時よりは少しお年を召されたけれども
「恋おち」のときより、ずいぶん頬や顎のあたりがすっきりされているようですね。

ふむふむ、私のイメージのマーク・ダーシーにぴったり(勝手に思いこんでいます。皆様
お許しくださいませ)ではありませんか。

いるいる様はもうご存じでしょうが、ご興味のある方はこちらまで。

  http://www.geocities.com/~murphyat65/timesmag.html

GWに読み終えようと思っていたDarcy’s Storyは、結局最後まで
読めませんでした。次回の連休までお預けです。


第二声 投稿者:YOKO  投稿日:05月11日(木)22時37分08秒

皆様こんにちは

いるいる様、ジェイン様
優しく迎えてくださって有難うございます。
そちらでは一学期に運動会があるのですか?
家の子が通う小学校は二学期に入ると、それ覚えろーとばかりに
運動会の練習が始まり、十月の第一日曜日めでたく開催となるのです。
はじめて見た時に万国旗もピンクの花紙で飾られた入退場門がないのにも
驚いたものですが・・・

The Making of Pride and Prejudice(本です)とColinの主演作品
Apartment Zeroのビデオがその他もろもろと一緒に届いたので
うきうきしているところです。ビデオの方は誰にも邪魔されず二時間
テレビを占拠できる機会を待つとして、本の方はダーっと一気読みを
したところです(この二日間おかずがいつもより一品少ない・・・)
一冊の文学作品がどのようにして素晴らしく活き活きとした
filmになっていったかの過程が,脚本,衣装製作、セットデザイン
ポストプロダクション等などに携わった人々の視点から語られ、
そして出演者自身が語る撮影に関するエピソード、オンシーン,オフシーンの
たくさんの写真から明らかになっていく魅力的な読み物でした.
ColinがDarcy役へのアプローチのし方を述べた一章もあります。
もっとも皆さんはもうこの本はご存知だったかもしれませんね.
あまりに素敵な写真のColinの微笑みに舞い上がっているのです。
お許しを。

Friends of FirthのページにLondon Times 5月号のColinの
インタビュー記事が載っていました。
ヘレン・フィールディングがFever Pitchの撮影現場に来た時のこと
どのように出演作品を選んできたか、Mark Darcyを
演じることについてのコメントなどがあります。
http://members.xoom.com/firthfiles/articles/00lt0506.html


淀調 アメリカン・ビューティー序説 投稿者:MORNING ANNE  投稿日:05月11日(木)21時03分24秒

お久しぶりの淀調でございます.週末を控え、独断と偏見の映画評など・・・。

朝、駆け込んだときは小雨のぱらつく頃合い.
映画の後半は大雨で、外も雨かねえと出たら明るい昼過ぎ、
狐につままれたいうのはこのことで、久々に大雨のシーン見たなあ、思いました.
雨言うのは人の心を狂わすのね、普段は心の奥にしまっておいた本性が息を吹き返す.
それを使ってカタルシスまで持っていったのがこの映画.

狐につままれたのは映画も同様.前宣伝、雑誌の映画評、どれも揃って
アメリカ中流階級の心の病、家庭崩壊、一体誰のことかいな。
まあ、御覧なさい.ほんとに映画は見なくちゃ駄目ですよ.
あの思わせぶりの赤い薔薇はどういう意味だろうか、とかイギリスの舞台演出家が
監督したウェストエンドのフリンジみたいな映画とか、頭で考える前に見たほうがいいね.
僕だって、見に行く前はどうせ、アメリカの理想は若さ第一で、とか
なんでイギリス人が監督やらないかんのか、アカデミー賞は所詮田舎もんのお祭り騒ぎ、
ちょっとインテリぶって、家族ものやって賞獲り狙いやね、とか意地悪い思いして、それでも
見に行くことにした.何でかいうたら、あのアネット・ベニング、「ヴァルモン」で
メルトイユ夫人をやった小娘がどうしてるか見たかったからなのね.それは、全く期待して
なかったから.しかしこれは拾い物.コピーに惑わされず、観て下さい.

白い家に真紅の薔薇、真紅のバラに金髪の美少女、いかにもアメリカ、これぞアメリカ。
2000年を迎えるまでに生み出された夥しい数のポスター、ピンナップ、CMフィルム.
確かに陳腐極まりない真紅の薔薇、しかし真紅の色をシャシンがこれだけ鮮やかに
出せるようになったのはつい最近の出来事だと言うことを忘れてはいかんのね.
薔薇の花弁、そのヴェルヴェットのような質感まで触らないでも分かる、この進歩.
あなたのうちのヴィデオテープ、赤がきれいに出せますか?

そして、また、もうひとつ言いたいのは黒髪の美。あの主人公の一人娘ジェーン。
いつもはおばさんくさく黒い髪をひっつめにして、少し下膨れのほおが目立つ16歳の女の子。
これが隣家の男の子に恋してから変わり始め、ある日黒髪を解き流すのね.
頬は黒髪に隠れ、暗闇に浮かぶ顔は白い肌に頬のかすかなばら色が匂い立つよう.
ベルギーはブルージュのメムリンクの手になる肖像画を髣髴とさせる硬質の美.
それは、およそアメリカ及びイギリスの男たちがあこがれる金髪の美の対極にあるものですが、
隣家の男の子はとっくに彼女の美しさを認めていて、お父さんがメロメロになる金髪には
目もくれずにジェーンばかり撮り続けるのね。

スピルバーグが一言一句帰ることを許さなかった、といううたい文句の脚本よりも、
このキャメラ、その色に脱帽した.
陳腐な取り合わせ、セッティングをあえて使った蛮勇.例えばラスト近いキッチン。
目地まで白いタイル張りの壁.銃口が映ればもうこれはくるぞくるぞ、とわかる。
そしてホントに血の塊がはじけるのですが、それもああ、と見せてしまう.
本当に怖いのはこれを、鏡のような血の海を、きれいだなあと思わせてしまう
キャメラの腕.これはもう善悪の彼岸を超えたもの、これぞ映像の力.色の魔力.
さて、もう容量いっぱい.またお目にかかりましょう.ごきげんよう。


桜の季節 投稿者:ぱや  投稿日:05月10日(水)20時22分51秒

GWも終わってしまい、元通りの生活に戻りました〜。
遅れ馳せながら、こちらでは桜が咲き始めました。(今ごろ・・・なんですよ〜)

1週間のオーストラリア旅行ではのんびりしてきました。
一応、コリン作品を探しにビデオショップをのぞいてみたのですが、収穫なし。
(「恋おち」だけはありましたが)
もしあったとしても、日本で再生できるのかなぁ・・・?

いるいるさん、ニアミスしてたかもしれないですぅ〜 !
3日に成田から東京へ電車で移動したので、すれ違っていたかも。
その足で秋葉原へ向かったら、人・ひと・ヒトですごかったです。
普通でもあんなものですかね〜?
そして、次回東京へ行くのはオフ会の時かな〜なんて思いながら東京をあとにしました。
おっと、そのために私も500円貯金始めなくては !!

>子供のいる方
家庭訪問や運動会、ご苦労さまです。
私も来週は親子遠足なんです。
何かと忙しくて、コリンのビデオも全然見てませんが、忙しい時に限って、
見たくなりますよね〜。


風薫る五月 投稿者:いるいる  投稿日:05月10日(水)12時33分36秒

今日は、本当に清々しい爽やかです。(巷で心痛む事件が続いてますが)
この五月の空のように、(自然に感謝しながら)
世の中も爽やかになって欲しいですね。

YOKOさま
初めまして!!ようこそいらっしゃいました。

私のページを誉めて下さって、どうもありがとうございます。
コリン・ファースのページは、アメリカを初め沢山素敵なページがありますね。
とても、皆さんのページには及びませんが
唯一、日本語でおしゃべり出来るページなので、
どんどん、書き込んで下さいね。

「高慢と偏見」は、本当に素晴らしい作品だと思います。
一度見始めると止まらなくなるのは、本当ですね。私も、
何も考えないで、どっぷりと「高慢と偏見」の世界に浸かりたいです。
では、これからも宜しくお願いします!!

ジェインさん

お怪我の方は、いかがですか?右手ですと、何をするにも不便ですよね。
暑い日が続きますと、包帯等でかぶれたり、違った意味で大変です。
どうぞお大事になさって下さい。

「ねじの回転」なかなか面白かったですよ!!
名作シリーズみたいな括りなので、オーソドックスな作りですが
英語の判らない私でも、楽しむことが出来ました。子供たちもそんなに
怖がらず、心理劇という感じですね。

(何しろ、言葉が判らないのに手伝って
外国の幽霊は、日本の幽霊と違って、リアルですから、幽霊だか、
現実の人物だか区別が付きません。。。。。。)

コリンの出演は、非常に短い(本当に短い)ですが
一番、違った意味でドキドキしました。お恥ずかしい。

楽しい連休を過ごしましたが、我ながら何とも質素で、
お恥ずかしいです。今から、家庭訪問に向けて、大掃除をしなくては。
ジェインさんは、カーテンも取り替えられたんですね。家も少しイメージチェンジをして
みようかしら。

>運動会
皆さんで、観ることが出来る運動会で羨ましいですね。家の場合は、
校庭が狭いからか、校庭の一部と教室で、立って観るんですよ。
お昼の時間も、子供たちは教室で、私たち父兄は自宅に帰ります。
パワーとエネルギーを本当に使います。


あれやこれや 投稿者:ジェイン  投稿日:05月10日(水)00時20分20秒

いるいる様

その節は、「ねじの回転」ビデオやDVDコードについて詳しくお教え頂き、
有難うございました。早速「ねじの回転」を注文致しました。
楽しい連休をお過ごしになられたようですね。
我が家では、連休前に突然引越し話が持ち上がり、ほとんど決まりかけていたのですが、
またまた突然気が変わり、結局今の家に住みつづけることになりました。
徒歩2分のところにお引越し・・・というのも考えてみればとても面倒なことです。
広くて設備の良いところをとるか、古くても住み慣れて借景に恵まれたところにするか・・・
家を買う訳ではないのですが、住みかを決めるというのは本当に難しいと実感致しました。

という訳で、せめて家の片付けでもしようと整理とゴミだしに明け暮れたGWでありました。
庭の草取り、種まき、カーテン替え。いつもの家事以外に用事は色々あるものです。
右手首、右手指のケガがおまけにつきましたが、元気にやっております。

ある古書店さんのご紹介で、「高慢と偏見」(原語版)のカラー挿絵付を入手できることに
なりました。ブルックやトムソンの挿絵とは違った、女性挿絵家の手になるものです。
どのような絵なのか、今から楽しみです。到着しましたら、またご報告させて頂きます。

子供たちの運動会の季節です。
ああ、日焼けが・・・砂埃が・・・運動会見物も結構エネルギーが要りますね。
万全の体制でござを敷きに参ります。

YOKO様

はじめまして。私もコリンファン暦は浅く、きっかけは「高慢と偏見」ドラマでした。
いるいるさんを始め、こちらのサイトの皆様には大変お世話になっております。
どうぞ宜しくお願い致します。


はじめまして 投稿者:YOKO  投稿日:05月09日(火)21時57分38秒

いるいる様、皆様、はじめまして

Friends of Firth のページでこちらのサイトへのリンクを見つけて
おじゃましました次第です.

わたしはこの3月3日からの、駆け出しの新米COLINファンです
この日AmazonからP&Pのビデオが届き、家人が寝静まってから
第1巻を見始めたのですが、途中で止めることができず、6巻すべて
見終わった明け方にはこのfilmの素晴らしさにうっとり・・・
幸せいっぱいの気分で一人にこにことしていたのでありました.

出演者みなとても良い演技をしていると思いましたが、
心をわしづかみされたのはやはりDarcy役の方。
この人演技をしているんじゃなくって本当にDarcyなんじゃないの
と、思ってしまったほどでした.

それから色々Colin関係のページを見ていたのですが
いるいるさんのこの素敵なページに出会ってうれしく思っています.
これからもこちらに寄せていただきたいと思っているのですが・・・
よろしくお願いします


GWも無事終了。。。 投稿者:いるいる  投稿日:05月09日(火)17時09分20秒

皆様、こんにちは!
ゴールデンウィークも終わってしまいましたね。
実家の庭で、バーベキューをしたり、近所の100円ショップで遊んだり、
船橋の ららぽーとから、競馬場の馬の姿を うっとりと眺めたり、そんなことを
しながら、いるいる家の休日は終わりました。

(いや〜、お馬さんは本当に凛々しくて、素敵でした。みんなの顰蹙を買いましたが
本当は、もっとお姿を眺めていたかったです。うっとり)

それ以外は、「ハムナプトラ」、「ノッティングヒルの恋人」を家で観ました。
両作品とも、面白かったです。その事については、また後日。。。。
まずは、ご連絡まで。


ロイヤル来日日程 投稿者:いるいる  投稿日:05月02日(火)11時51分15秒

おささん、こんにちは!
お仕事お疲れさまです。(あ、まだ終わってませんね、ごめんなさい)
ロイヤル情報ありがとうございました。私も500円貯金を始めましょう。
出来れば同じ演目を違う配役で見てみたい。これが私の夢です。

しかし、ダウエルさんにお会いしたかったなぁ。(必ず会えると思っている
浅はかな私。この前は偶然だったのに。。。)

#以前、ロイヤルの「マノン」を見たとき、私の席の近くに
ダウエルさんが座っておられました。とても嬉しかったです。もう一度お会いしたかったな。
(って、公演に行けば必ず会えるわけではないのにと、自分に言い聞かせる)

デンマーク・ロイヤル・バレエ とても素晴らしいそうですね。
みいちゃんのページでも、公演評を拝見しました。
おささん、バレエ鑑賞 優雅で良いですね。私もバレエを観たくなったので
ビデオで「三人姉妹」を見ようと思います。

それでは、おささん、皆さん
素敵なゴールデン・ウィークをお過ごし下さい!!


気分は連休モード 投稿者:おさ  投稿日:05月01日(月)17時42分27秒

いよいよGWですね。お天気もいいし、皆さん連休を楽しんでいらっしゃるでしょうか。
私は今日・明日と出社です。が、気分は完全に連休モードで、勤労意欲を掻き立てるのに苦労して
います(^^;)

MORNING ANNEさん、ご無沙汰しています。
リチャードVに関する書き込み、ありがとうございました。私は根っからのミーハーで、リチャードVに
興味をもったのはジョセフィン・ティの「時の娘」を読んだことがきっかけでした。
いつかは私もThe Society of Antiquarues所有のオリジナルに近い肖像に対面してみたいものです。
そして、すっかりティ女史に洗脳されている私はいつかは「真実のリチャードV」なる作品がコリン
主演で実現することを願っているのですが。あ、「時の娘」の映画化でもいいですね。
なぞ解きをする現代の刑事と再現シーンのリチャードVをコリンの二役で、というのもいいなぁ。
だれか脚本書いてくれないでしょうか。(^^)

いるいるさん、次回のロイヤルの来日スケジュールが発表されました。2002年の6〜7月です。
演目は「眠りの森の美女」他だそうです。
これまでの来日パターンだと、次回は2001年のはずなんですよねぇ。そうなると、ダウエル最後の
シーズンを東京で見られる!なんて勝手に想像していた私としてはチョッピリ残念です。
こうなると、来年もロンドンへ行くしかなさそうですね。(←どうやら、ダウエルの最後を見届ける
のを義務だと思っているらしい)
その為には早速節約して、500円貯金でも始めないと....なんて言っているそばから、新たに
ミレニアム・ガラのチケットなんぞを買っているし、本当に来年もロンドンへ行けるのだろうか。
ミレニアム・ガラは吉田都さんが座長の公演です。都さんのパートナーはウルレザーガなので、私と
してはどうしても見逃す訳にはいきません。当分バレエ貧乏から脱出できそうにありません。
先週の土曜日には来日中のデンマーク・ロイヤル・バレエを見てきました。ブルノンヴィル・スタイルの
美しさを再認識しました。典雅というか、なんともいえない奥床しい魅力があります。このスタイルに
誇りと愛情をもって、伝統をささえているダンサーたちが、眩しいくらいにステキでした。3日にも
「ナポリ」があるので、連休中はその余韻で幸せに過ごせそうです。v(^^)v