3/12 _ 3/23


やっぱり、こうでないとね (おさ)  投稿日:03月23日(火)15時08分14秒

盛り上がりましたね、アカデミー賞。
昨年はなにからなにまで「タイタニック」だったので、もうこの映像も音楽もお腹一杯!
って感じでしたが、今年は特にSILへの思い入れも手伝って、発表のたびにドキドキのし通し。
監督賞は本当に残念でしたね。(スピルバーグが取ったのも、意外でしたが)
しかし、ベニーニさん。ラテン系の喜怒哀楽表現の激しさを、再確認しました。
ああも素直に大喜びされると、落選した人達の悔しさも半減するでしょうね。
Life is beautiful 紹介されたシーンだけでうるっときてしまった。
劇場で大泣きするのも恥ずかしいので見たいような、見たくないような...。
年のせいかナ、最近ホント涙もろくて困るんですよ。
その点、SILは安心して(にやけ過ぎに注意は必要ですが)見られそうですね。公開が待ち遠しい!

エリエールさん、私も気になったんですよデ・ニーロの髪型。
まるで茄子のへたというか、半分剥いたキネカツギのようでしたね。
役作りだとしたら、何の役でしょう。「炎のランナー」の刈り上げとは、ちょっと違って
ましたよね。趣味だとしたら...コリンには絶対に真似して欲しくないですね。
一緒に歩けるかなぁ、あの髪型のコリンと。う゛〜ん、そんなチャンスがないのが幸いってことかな。

かなぶんさんのウェセックス卿の衣装説明に<かぼちゃパンツ>とありましたが、なにやら
某マンガを連想してしまったのは気のまわし過ぎでしょうか?


アカデミー賞 (電気羊)  投稿日:03月23日(火)01時38分08秒

こんばんは。

「恋におちたシェイクスピア」(私はこのタイトル、別に抵抗ないです(^_^))、
作品賞取れて良かったですね。Miramaxは2年前に続いてうほうほね。
公開は、少し早まると思います。UIP配給だから、UIPの4月の作品が、
あまり入りがかんばしくなければ、多少は繰り上がるのではないかな?
(希望的観測)
コリンも、おうちのテレビの前で喜んでいることでしょうね。
でも監督賞は、残念でした。

わたしは、短編アニメーション賞受賞の「BUNNY」をとっても観たいな!


"… Colin Firth…" (かなぶん)  投稿日:03月23日(火)01時19分46秒

こんばんは!いやぁ、興奮しましたね!

Colin 様のお名前は、夜の番組 (BS-2)ではしっかり通訳されていました!
また、夕方の ABC のニュースでは、"SIL" 紹介のフィルムで、コリン君がたっぷり映し出されて、あたかも主演
男優賞を獲ったかのように見えました。(^_^)

早く、日本で観たいよう!!!


おっと、7部門だった (Tomoe ) 投稿日:03月22日(月)22時11分48秒

いや〜失敬、失敬。
作品賞、主演女優賞、助演女優賞、オリジナル脚本賞、コスチューム賞、美術賞、作曲賞の
7部門でしたね。

メークアップ賞の発表の時に、コリンがメイクしている様子がチラッと映ってましたね。
他にもチラリチラリとウェセックス卿の姿が..

外国語映画賞のベニーニの喜びようは本当に感動的でした。この映画、早く見たいです。


祝SILオスカー6部門受賞!!! (エリエール)  投稿日:03月22日(月)17時17分20秒

ひゃあー、もう書き込みが.......。

コリンの名前、プロデューサの口から確かに聞こえました。よし、よし。:)
(同時通訳は追いつかなかったみたいです。)
これで公開時期がもっと早くなるといいんだけど、5月上旬というのが精一杯ですか。

プレゼンターのハリソン・フォード、かっこよかったですねぇ。
そして、デニーロのあのヘアスタイルはなんでしょう?役作りのため?それともご本人の趣味?


Tomoeさん、ケロさん (いるいる)  投稿日:03月22日(月)15時32分27秒

こんにちは!私もしっかり観ていました。
グウィネス、本当に可愛かったですね。彼女が受賞したときも
しっかりもらい泣きしました。(最初はケイト・ブランシェットが良いなと思っていた私、
でも、彼女で良かった。とても嬉しかったです。)
Best Filmの時、息子と抱き合って喜びました。ノミネートの意味がよく判らない彼は
ノミネートを決勝戦と理解していたので、「わぁ〜い、お母さんの好きな映画優勝した!!」と一緒に祝ってくれました。


かなぶんさん、ありがとう!! (いるいる ) 投稿日:03月22日(月)15時27分06秒

素敵なレポートありがとうございます。それにお土産も!!返事が遅くなってしまって
ごめんなさい。後ほど、お手紙致します。少々お待ち下さいね。

「アカデミー賞」とても嬉しかったです。
今まで私の予想は、よく外れるので、冷静に見ていました。
(と言っても、今回のノミネートは誰がとっても素晴らしい方々ばかり)
SILも6部門受賞しましたし(Donna Gigliottiの スピーチでコリンの名前を聞きました!!)、
脚色賞の「Gods and monsters」の受賞シーン、短編ドキュメンタリー映画賞の Keiko Ibiさん(漢字失念)、
ロベルト・ベニーニ("Life is beatiful"は、3部門受賞)のスピーチ、アンドレア・ボチェッリとセリーヌ・ディオンのデュエット等で
沢山感動して泣いてしまいました。

一度見たので(衛星中継)夜の放送は止めようかと思いましたが
ビデオに録画して明日ゆっくり見ようと思います。(また、観たら家族からブーイングが。。。)


凄い!! (ケロ ) 投稿日:03月22日(月)15時16分25秒

私も観てました。やったー!
スピルバーグが監督賞取ったし、ダメだろうな、と思っていたら・・・
本当にビックリしました。
グウィネス、かわいかったですね〜。もらい泣きしそうになりました。
昔なら絶対「プライベイト・ライアン」だったでしょうけど、
随分オスカーも変わってきたのかもしれませんね。
混み混みになるのは、ちょっとつらいけど、公開早めてくれないかなぁ。


SIL won the oscar! (Tomoe) 投稿日:03月22日(月)15時05分16秒

やりましたね、SIL!6部門受賞ですよ。
作品賞の受賞スピーチでは、ちゃんとコリンの名前が呼ばれていましたね。
これで、アカデミー賞のスピーチでコリンの名前が呼ばれるのは2度目です。
(1度目は「イングリッシュ・ペイシェント」でのアンソニー・ミンゲラが受賞スピーチをしたとき。
でも、NHKの字幕では「その他のクルー(キャストじゃないの?)」とまるめられてしまいました)
グウィネスのスピーチも感動的でしたね。ジュディ・デンチは10分足らずの出演時間で受賞。
さすが女王女優、貫禄です。


"SIL" in London (かなぶん ) 投稿日:03月21日(日)19時14分51秒

さて、明日(日本時間)はいよいよアカデミー賞の発表ですね。NHK-BS2 では今夜から長時間の特番をいくつか
組んでいるようです。また、"SIL" の日本公開も5月上旬からにほぼ決定したようです(日劇プラザなど全国東宝
洋画系にて)。一つでも多くの賞を獲って欲しいな。

前にも書いたように、私が行った2月末から3月初めは "SIL" がロンドンでも公開中で、ロンドン・チャートで
は1位を獲得していました。駅や町角でもポスターをよく見かけました。ウェセックス卿の顔写真が入ってるのも
ありました。しかし、まだ非売品なので、手に入れることは出来ませんでした。日本の映画館のようなプログラム
というのは売ってないらしく、見つかりませんでした。私と妹は2/28(日) 夜に観に行きました。わりと大きめ
の映画館でしたが、全席指定になっていました。その他は日本の映画館と同じく、売店でポップコーンやジュース
が売られていたりしました。

映画が始まり、コリン君がいよいよ登場すると、私の隣に座っていたカップルの女性が「コリン・ファースよ」と
連れに話しかけているのが聞こえました。映画の内容は大変面白いものらしく、客席は始終笑いが絶えないと
いった具合でした。ただ、悲しいかな、私には "3DOR" 以上に台詞が解らないのと何となく解っても内容的に
笑えないのとで、ただひたすらスクリーンを見つめておりました(特に Colin の場面は)。

そんな中で、一番印象的だったのは、若く美しい女性と婚約して上機嫌のウェセックス卿が、調子っぱずれの歌を
わりと大きな声(電気羊さんは鼻歌と書いてらっしゃいましたが)で歌いながら、お馬で散歩しているところです
(思わず隣の妹と肘で合図しあってしまいました)。超ラブリーな場面です。コリン君自身(笑)、ではなくて
「サークル オブ フレンズ」での最初の登場シーンと重なるところがありました。ここだけでも必見です。

ウェセックス卿は、かぼちゃパンツにタイツ姿、それにパールのイヤリングと、いつもばっちりおめかしして
いるんですが、どことなく滑稽で、また、主役の二人が仲良くしているとジャマする(時には馬でパカパカやって
きて)役です。敵役なんですがどうも初めから勝ち目がなさそうに見えます。彼にしてみれば、大事な婚約者を
妻子持ちの怪しげな男に誘惑されそうになっているんですから、当然の行動といえるんですが…。

Colin の演技は、喜劇役者に徹していて、この道何年もやっている人のように見えました。さすがです。助演男優
賞にノミネートされなかったのは、ジェフリー・ラッシュさんの役柄が、特に製作者サイドの共感を呼ぶもの
だったからではないでしょうか。惜しかったです。

そろそろテレビが始まりそうなので、ではでは。


出待ち(その3) (かなぶん)  投稿日:03月21日(日)15時34分30秒

(第2夜、3/4)

昨夜(3/3)の写真をプリントしたところ、コリン君の目が赤くなって異星人のように見えました。(*_*)
電気羊さんにも申し訳ないと思い、もう一度撮り直しをお願いしようと決め、今日はひとりで出かけました。

私たちは終演後、今度は階段のすぐ下、入り口から向かって左側のチケット窓口の方で待っていました。まもなく
階段を降りてきた Colin は、途中で私たちにすぐに気付いてくれて、電気羊さんが声を掛け、私も階段上の彼に
向かって、旧知の仲のように馴れ馴れしく手を振ったりしました。すると彼は、
"Thank you for your letters!"
と、にこにこしながら言いました。単なる社交辞令ではなくて、本当に読んだと彼の目が語っていたので、「手紙
読んだよ」という超訳になってしまったわけです。降りるとすぐに私たちのところに来てくれて、そのつもりは
なかったのですが、またまたプログラムにサインをして頂きました。

さて、写真のことをお願いしようと、私が変な英語で、しかも小声でモゴモゴ「昨日の写真が失敗だったので…」
と話しかけたら、Colin はこちらに耳を近づけて、一生懸命に聞いてくれました。その瞬間、私はかえって緊張
してしまったのですが、とても嬉しく思いました。私が言い終わると、
"O.K.!"
と、深く頷いて、「じゃあ、他の人たちに先にサインしてくるから、待ってて」みたいなことをおっしゃいました。
その夜は、日本人らしき女の子も来ていて、サインを貰ったり、写真を撮ったりしていました。Elizabeth さんは、
ファンから花束を貰っていました。みんなが終った後に、電気羊さんと私が、ロビーのところでツーショット写真
を撮り合いました。今回は前回にも増して「ぎゅっ」という感じでした )^o^(^_^)。

すでに劇場の入り口を閉める時間だったのですが、係りの女性が、私たちを待っていてくれたのでした。感謝、
感謝。今夜は Colin 御一行は別のレストランへ向かうらしく、劇場を出て、右の方へ歩いて行かれました。
私たちも思わずついていきそうになりましたが、思いとどまり、闇の中へ消えてゆく Colin と Livia さんたちの
後ろ姿をずっと見送っていました。最後にちゃんとお礼が言えたかどうか、記憶がハッキリいたしません。

ぼーっとしている私たちに、3人組みの女性が「日本人の方ですか?」と声を掛けてくれました。ロンドンに留学
中の方達で、そのうちお二人がコリン・ファンだとか。「アナ・カン」からだというツワモノもいらっしゃい
ました。偶然私と同じブロマイドにサインを貰っている子もいました。電気羊さんとは、名刺の交換もしていまし
た(笑)。劇を見るために日本から来たと言うと、驚いてらっしゃいました。インターネットは利用したことが
無いということでした。「これからユアン・マクレガーを見に行くんですが」とお誘いを受けましたが、遠慮
させて頂きました。

電気羊さんとも、また日本でお会いしましょうと握手をして地下鉄でお別れしました。


出待ち(その2)(かなぶん ) 投稿日:03月18日(木)00時57分31秒

(Livia さん)

さて、私たちが入れ替わり Colin とツーショトを撮っている間、奥様の Livia さんは、傍らで微笑みながら
ずっと待っていらしたようです。私も美しい女性がずっと一緒にいることには気づいていたのですが、ネットで
何枚か拝見したお写真と違って、髪をアップにしてらっしゃたので、共演の女優さん(つまり Elizabeth さん?)
かスタッフの方だろうと思っていました。「Colin あるところに Livia さんあり」の鉄則をうっかり忘れて
おりました。やはり相当舞い上がっていたんですね。後で妹に「奥さんと話しをしちゃった」と言われて、初めて
気づくという失態でした。大変失礼いたしました。

よくよく思い出してみますと、写真で拝見するより、というか西洋人の女性としては、どちらかというと華奢で
小柄な感じがしました(Elizabeth さんもそんな風ですが、顔立ちはだいぶ違います)。目鼻立ちのハッキリと
した、ややエキゾチックな美人タイプですが、どことなく清潔感があり、Colin よりかなりお若いせいもあってか、
「可憐」という言葉がピッタリだと思いました。まさに、コリン君好み(勝手な想像)で、とても好感が持て
ました(我々の憧れの君に変な女がくっついていたりしたら心配ですものね)。コリン君、やるじゃん。

妹の話によりますと、私たちが Colin とお話をしている間、奥様らしき女性が手持ちぶさたにしているのを見て、
「御主人ですか?」と声を掛けたところ、嬉しそうににっこりと微笑んだとのこと。(妹のその夜の鮮明な記憶は、
Colin との握手と Livia さんの笑顔なんだそうです)

Livia さん、大切なだんな様を少々お貸し頂き、ありがとうございました。あなたは、世界中のコリン・ファンの
羨望の的なんです!!これからも Colin のことをどうかよろしくお願いします。

(さらに、つづく)


出待ち(その1) (かなぶん)  投稿日:03月15日(月)23時48分10秒

"Three Days of Rain(以下 "3DoR")"の「出待ち」については、既に電気羊さんに詳細かつ熱くレポートして
いただいているので、ここでは他に気づいたことを書かせて頂きます。

(第1夜、3/3)

私たち(電気羊さん、私&妹)が劇場を出て、10分待つか待たないかのタイミングで、出演者やスタッフの方々
が、入り口右奥の狭い階段を次々と降りてきて(電気羊さんのHPの写真参照)、入り口のすぐ外から覗いていた
私たちの目に、渋い革ジャンにショルダーバッグを提げた Colin の姿が飛び込んできました。「来た、来た!」と
小さく叫びながら、既に腰の抜けている私を、行動力のある電気羊さんが励ましてくれたので、ロビーの中ほど
まで人波を掻き分けて進むことが出来ました。

何人かのファンの人たちが Colin にサインを貰っていて、私たちもおとなしく順番を待っていました。電気羊
さんが、いるいるさんと御自身の手紙を示しながら、詳しく説明していたのを、確かに Colin は彼女の方を
見つめてじっと集中して聞いていました。すぐ後ろにいた私も全く割り込めない雰囲気でした。電気羊さんが手紙
を渡すどさくさに紛れて、私も自分のカードを渡しました。「直訴状」といいたいところですが、ロンドンの
おもちゃ屋さんで見つけた "The Gunners" の文字と Arsenalのエンブレムの書かれた赤いカード(ちょっと、
ウケをねらってみました)に、中学生の作文のような英語の手紙を、その日の夕方に書いたものです。インター
ネットのことにもそれとなく触れたつもりだったのですが、解って頂けたかどうか…?。

サインの方は、電気羊さんに続いてやって頂こうと、当日市内の Hollywood 関係ショップで見つけた Mr. Darcy
のブロマイド(おみやげと同じもの。他に2種類 Colin のブロマイドがあるはずなんですが、品切れでした)と
サインペンを渡したところ、劇場の入り口を閉める時間らしく、全員外へ出ざるを得なくなりました。Colin は
写真とペンを持ったまんま入り口を出て、寒い外で丁寧にサインしてくれました(写真の場面)。

他の人々がサインを貰い終わった後で、電気羊さんが写真をお願いしてくれました。ツーショットで撮って貰える
なんて期待していなかったので(Colin は当然そういう写真だろうと思ってたみたいですが)、電気羊さんが一緒
に撮っているのを見て、「えっ!?」と思うまもなく、私の番になってしまいました。肩に置かれた手が、「ガシッ」
というか「ぎゅっ」というか、とても力強かったのを覚えています。かなり着膨れていたにもかかわらず、その感
触が一週間ばかり残っていました(^。^)。そのあと、妹が君も一緒にと言われたみたいですが、遠慮したところ、
けげんな顔をなさっていたそうです。

最後に、三人とも握手をしてもらって、Colin が「遠くからどうもありがとう」といってくれました。このとき、
私は初めて目があったように思ったのですが、Valmont のようないたずらっぽいきらきらした目で、とっても
暖かい笑顔でした。そのあと、御一行は劇場正面にある "Belgo" というレストランへと消えました。

(つづく)


(無題) (Misaki ) 投稿日:03月15日(月)13時43分08秒

こんにちは。
毎日読んでおりましたが、かなぶんさんと電気羊さんのレポートを
拝見するたびくらくらしておりまして・・・。
素敵なレポートありがとうございます!
今度もし舞台があるときは、なんとしても行こう。
でもコリンに会えて、本当によかったですね!!


おみやげ (かなぶん)  投稿日:03月15日(月)03時35分24秒 (応募締切終了しております。ご了承下さい。by管理人)

こちらでお世話になっている皆さん(もちろん、初めての方でも結構です)に、ささやかなお土産を手に入れて
来ましたので、ご希望のもの(複数可)がありましたら、お送り先明記の上、メールを下さいませ。なお、"Three Days
of Rain" の脚本は、調べましたが未発売でしたので、ご了承ください。また、未公開作品のプログラム等も見つか
りませんでした。

1."Three Days of Rain" プログラム(Tomoe さん、ケロさん御予約済みの分を除く)… 2部
2.Mr. Darcy モノクロ・ブロマイド(25 cm× 20.3 cm)…1枚
3. "The Winchester WAY" 紙(March 1999)…4部
(King Alfred's College での集会の小さな記事あり。上のプログラムと同じ Colin の顔写真と発言が載って
います)

以下3つは、申し訳ありませんが有料とさせて頂きます。(1ポンド=195円で計算してください。送料不要)
4. "THE MAKING OF PRIDE AND PREJUDICE"(9.99 ポンド)…1冊
(こちらでもしばしば話題になっているオールカラーの美麗本。内容も充実)
5. "Pemberley, THE SEQUEL TO Pride and Prejudice"(5.99 ポンド)…1冊
(Emma Tennant 著の "P&P" 続編、邦訳は現在品切れ。実は続々編の "An Unequal Marriage" という本
も出ていて、半分呆れつつ思わず買ってしまいました)
6. "FEVER PITCH, THE SCREENPLAY"(5.99 ポンド)…1冊
(カラーの表紙と本文にもモノクロ・スチール写真としてコリン君がいっぱい)

それから、以下の朗読カセットも購入しましたので、「聞きたい」(笑)という方は、ご連絡ください。
7."Pride and Prejudice" (Penguin Classics 版、朗読 Mrs. Gardiner 役の Joanna David)…6時間
8."FIVER PITCH"(原作、朗読 Nick Hornby)…3時間

ロンドンの書店は朗読カセットがとても充実していました。コリン君が以前出演したというのも探したかったの
ですが、題名をメモし忘れてしまいました。残念。
"P&P" のカセットは別の朗読者で、他に2種類ほどありました。(あの「BJ日記」に名前の出てくるジョアンナ・
ラムリー版も!)


"Three Days of Rain"(その3) (かなぶん)  投稿日:03月15日(月)01時23分48秒

<ラスト>
「子供は嫌いだ!」発言の続き、二人が例の格好で部屋にいるところへ、Theoが現れます。驚いて立ち去ろうと
する Theo を Ned がシャツを着ながら慌てて追いかけます。階上で追いついた Ned に Theo は、Lina との
ことには触れず、「全部君に譲るよ」と言って、雨の中へと出て行きます。困惑する Ned。(たぶん、この直後、Theo
は Pip<Walkerの友人>の母親と知り合ったのでは?)
その後、Ned は再び製図机に向かい, "The beginning...of error." という彼の台詞で終わります。

実は第1日目に見た時は、「あれっ、こんなところで終っちゃうの?結局(謎解きの)答えは何だったの?」と
いう感じでした。つまり、筋が理解できていない、ということなんですが。このレポートはなるべく正確に書こう
と努めましたが、私が誤解していること、あるいは記憶が不正確なところも多々あると思います。また、ここには
再現できなかったシーンもたくさんありました。詳しくは、今後発売されるであろう脚本や他の方のレポートを
御覧ください。全体としては、2時間ちょっと(途中休憩も含めて)の上演時間でした。私は Colin ばかりを見つ
めていたので、もっと短く感じましたが。第一幕の自己紹介のところなどは、主に2階席に向かって台詞を言って
いましたから、目があうなどということもありませんでした。どちらかというと Elizabethさんとしばしば視線が
あってしまったように感じたのでドキドキしてしまいました。観客はほとんどが演劇好きのイギリス人に見えまし
たが、中にはアメリカ人やロシア人などもいたようです。コリン・ファンももちろんいたらしく、二日目に Pip が
最初に登場するシーンで、演じている Morrissey さんが「今度は僕の番だよ。みんな僕の方を見て!」と
アドリブを飛ばしていました。

終演後、3人は客席に向かって、何度もお辞儀をしていました。二日目の時に Colin は客席の中に誰かを探して
いるような視線を送っていましたが、誰だったのかな?二日目は若干ノリが悪かった、と電気羊さんがおっしゃっ
ていたのですが、確かに客席の反応が1日目に比べると少し遅く、役者が笑いを待っている状態が何度かありまし
た。
私自身は、こんなに近くで Colin の演技を観ることができただけで、ロンドンまで来た甲斐があったなぁと思っ
ていました。劇場のチケットも日本に比べると安く(今回は3,000円くらい)、ロンドンの人は幸せだなとも思い
ました。また、書店には脚本コーナーがあり、新聞には詳しい review が載るといったところは、さすが演劇の国
でした。


ラストまで待てないッ!! (エリエール)  投稿日:03月12日(金)22時06分19秒

ふーっ、第2幕はかなり盛り上がりました。
コリンの演技が眼に浮かぶよう。
そういう三角関係だったんですね。

にんじんを切るコリン、食器をかたづけるコリン、子供嫌いのコリン、
全部まとめて、ああ、観たかったあ!!!


"Three Days of Rain"(その2) (かなぶん)  投稿日:03月12日(金)02時12分22秒

<第2幕>
時間はWalkerの父Ned (Colin 2役)がまだ若かった時代にさかのぼります。舞台奥の煉瓦の白い壁の前、左端に
ツリー式コート掛け、ほぼ中央に60年代風冷蔵庫と本棚が加わり、舞台右手前に食卓セットが置かれます。冷蔵
庫の前方で、黒縁眼鏡のNed が黙々と製図机に向かっていると、階段上左手の出入り口からデート帰りと思しき
Theo(仕事のパートナー)とLina が入ってきます。騒々しい二人に、Ned が聞いていた音楽のボリュームを
上げると、「音を小さくしろ!」と逆に注意されます。Lina は化粧もやや濃く、服装も派手めな女性です。第1幕
の堅実そうなNan (Walker の姉)とは雰囲気がだいぶ違います。また、NedとTheo は、外見も性格も対照的な
感じです。Nedは、うす茶色(あるいはカーキ)の長袖シャツにこげ茶のズボン、黒の革靴、いわゆるダサい感じ
(なんだかお顔は北野大さん風に見えました)。性格も真面目だが神経質そう。Theo は天才肌で、ちょっと崩れた
伊達男風。その後Theo がピザを買いに行ってしまうと、Lina が階上からNedに「たばこ持ってきてちょうだい」
とか声を掛けます。その後、この二人のやりとりがしばらく続きます。

さて、ここからですが、台詞が十分に理解できず、筋を正確に追って見ていたわけではない私には、印象的な場面
の記憶はあるのですが、それらをきちんと順序立てることが出来ません。申し訳ありません。以下の記述は、演じ
られた順番通りに並んでいないおそれがありますので、そのつもりでお読みください。なお、Ned は製図机に
向かっている時以外は、眼鏡はかけていません。それと、彼は体にフィットした茶のセーターもシャツの上から
着たりします。

1. Nedの悲しみ
Ned はTheo にかなりのコンプレックスを持っている様子(建築の才能も含めて)。仕事のことなど話し合っ
ているうちに、だんだんと言い争いになってきた二人。興奮したNed が、言葉に詰まって(どもりの1症状)、
激しく鳴咽しているようになり、Theo が慌てて気遣うと、Nedは落ち着くために右奥の流しで水を頭から
かぶります。
この部分が、Colinの演技上、最大の見せ場だと思いました。Ned は常に吃っているわけではなく、この瞬間、
発作的に言葉が出せなくなるのです。「ひと月の夏」のバーキン氏の症状をさらに激しくした感じで、見て
いるこちらも胸が締め付けられました。Colin が役を演じているというより、Ned という人物そのものが、
そこにいる感じでした。Nedの心の叫びが聞こえました。迫真の演技…コリン君、面目躍如です!(^。^)/

2. 珈琲
雨に降られて、駆け込んでくる NedとLina。濡れた上着を乾かしている間に、Ned がコーヒー・メーカー
を火にかける。(「原罪を信じるか?」の台詞もたぶんここらあたり)。「あなたって、いい人ね」とちょっかい
を出し始めるLina に、「上着もう乾いてるんじゃないかな」とか「コーヒーできたみたいだ」とか、引きの
Ned。客席からも笑いが。

3.「Mr. Darcy、キッチンに立つ!」
夕食の買い物から帰ったNedとLina。Linaがテーブルセットに腰掛け、一服している間に、Nedが
キッチンに立ち、慣れない手つきでニンジンを切り始めます。彼がLina に向かって、「やってみてよ」とか
声を掛けると、彼女はかったるそうに立ち上がって、くわえ煙草のまま、さらに不器用に切ります。また、
食事の後、Ned は速やかに食器を片づけます。
Lina という女性の性格と二人の関係が垣間見れるシーンです。

4. ベッドで…
舞台が暗転している間に、すばやくシャツを脱ぐ Nedとクラシカルなスリップ姿(下には黒のTバックだ!)
になる Lina。客席にとある期待が高まる。明るくなると、第1幕と違って白いシーツの敷かれたベッドの
上に、Ned が白いTシャツ姿で寝そべっている。その足元(ベッドの上)に彼を見つめながらすっくと
立っているLina。見上げるNed。「子供が欲しいわ」「手伝ってあげられるよ」Nedの胸に寄りかかるLina。
しかーし、Ned は子供が大嫌いだった!「僕が子供嫌いというだけで、周りの人間から嫌われてしまう」
「"今日、○○君は五つまで数えられるようになったのよ" とか…まったく!」彼の熱のこもった演説に、場内
大爆笑。

などなど…第2幕はコリン君の色々な姿が、すぐ近くで見られて、大変おいしい思いをいたしました(^。^)。
ラストへと続く…。