Gram Parsons

投稿者[ いるいる ] 発言日時 [11月27日(水)12時14分33秒]

音楽って面白い!!
グラム・パーソンズと言う人は、コリン・ファースのAlltime
best album である『Grievous Angel』を作った人としてしか
認識していなかった。

コリンの作品「Fever Pitch」に主人公Paulの部屋に後生大事に置かれてある私物として、このアルバムは登場する。
私もこの登場人物のように彼のアルバムを家に
飾りたいなぁと言う些細な気持ちから求めたが、
CD Shopの店頭にはなく、代わりに『GP』を購入した。

彼の暖かい声質に心動かされたのか、何度も聴いているうちに
もっと沢山聴きたくなって、『Grievous Angel』はもちろん、
フライング・ブリトー・ブラザース(@『アンソロジー1969浮V2』)、
インターナショナル・サブマリン・バンド(A『Safe at home』)まで購入してしまった....

私は初期のイーグルスも大好きで、よく聴いているが、
元メンバーであるバーニー・リドンが、「My man」と言うグラムを歌った曲があり、
@を聴くと私の大好きなサウンドが沢山あって、感動。

ライナーノーツや、West Coast Rockの佐々木実さん(下記にURLがあります)のページを読んで
調べていくうちに、グラムがローリング・ストーンズのキースとも
親交が深かった事を知り、本当にコリンに感謝しています。

特に@には私にとってAlltime best songの一つ「Wild Horses」が収録されていて、これはストーンズの曲だが
グラムもレオン・ラッセルと共演して、素敵な演奏を聴かせてくれている。
レオン・ラッセル自身もこの曲をカバーしているが、とても明るい(?)曲調になっている。それなのにレオンの「Wild Horses」は感涙もの。何故かと言えば、

この曲調こそがグラム・パーソンズだから!!
暖かくて、切なくて、音楽の楽しさを教えてくれる彼の歌を
思い出させてくれるから。
彼に捧げた曲なんだなぁと勝手に思い込んでしまった。

今、Aを聴きながら書いているだが、私が映画好きになる
きっかけになった映画「小さな恋のメロディ」で演奏される数々の曲と趣を同じくしたような曲が入っている。

グラムは、26歳の若さで亡くなってしまったけれども、
こうやって聴き続けられて、彼の声や演奏は、いつまでも永遠。

West Coast Rock