さよなら貨物列車

更新日1997年8月07日
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ローリーピギーパック輸送

 横浜本牧から新座貨物タ・越谷貨物タ間で行われていたローリーピギーパックを廃止した。石油タンクローリーのトレーラー部を専用貨車(クキ1000)に専用積卸機械(リーチスタッカー、スウェーデンから輸入)で積込む。モーダルシフトの一環として晴々とデビューした。平成4年3月3日から新座貨物タへ輸送を開始し同6月1日から越谷貨物タまで足を伸ばした。しかし平成8年3月14日、コストの面からあえなく廃止にいたった。

飯田町駅紙輸送

 昭和47年11月1日から紙流通センター営業開始。新聞、書籍、雑誌などで使用される紙が全国から集まってきた。しかし、帰りの積み荷がないなど効率が悪く、平成9年3月21日廃止された。跡地にはJR貨物の本社ビルを建てる予定である。 最終日近くになると都心に残る最後の貨物列車としてファンが多数詰め掛けた。

味の素線

 京浜急行大師線小島新田−川崎大師間の三線区間を走行する貴重な線区だったが平成9年3月4日を最後に廃止された。この線区は京急とJRとの軌間が異なるためレールを3本敷き、終電の後に貨物列車が運転していた。

大川駅 日清製粉

 平成9年6月30日。日清製粉は鶴見線大川支線大川駅〜東北本線岩沼駅区間での小麦粉の鉄道輸送を廃止した。これにより私有貨車タキ24700の運用がなくなり廃車となった。



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