ろうあ者相談員

ろうあ者相談員にろうあ者の採用を!
11,712署名運動成功
ろう協推薦者採用される


1998/06/26 10:31:35更新

以下のものは、麻生区聴覚障害者協会を通して川崎市聴力障害者協会から来た情報です。なお、私は単なる一会員であって、事情通ではありません。(^_^;)
本ページを貴方のホームページへリンク設定してください。なお、随時更新していますので、適宜リロード(Reload、再読み込み)してください。(横浜のY.I氏より、プリントしたら本文が見えない問題を指摘されたので画面色を変更しました。)

2月18日締め切り
集計11,712名達成!

ありがとうございました。

この件についてのお問い合わせ先

川崎市聴カ障害者協会
川崎市中原区小杉御殿町2-114-1
川崎市中部身体障害者福祉会館内
FAX 044-733-9155

麻生区聴覚障害者協会のページへ戻る


1997年1月29日 社会福祉協議会よりろうあ協会への回答文書
平成9年1月29日
川崎市聴力障害者協会
 会長 山岸信治様
社会福祉法人
川崎市社会福祉協議会
ろうあ者相談員について

 日頃より、聴力障害者の福祉向上にご協力頂きまして厚くお礼申し上げます。
 さて、標記の件につきまして、1月24日来会された時のご質問に対し、次の通り回答申し上げます。

  1. 「市社会福祉協議会として公募をする前に、川崎市聴力障害者協会推薦の方に会えるかどうかについて検討してほしい」

    ・この件につきましては、本会としてこれまで貴会との話合いのなかで、回答しておりますように、この方は年齢的に応募して頂くことが無理ですので、その方とお会いすることは適切でないため、お会いできません。

  2. 「公募を川崎市聴力障害者協会が知らない間に勝手に実施しないでほしい」

    ・この件につきましては、貴団体の知らない間に実施はしませんので、本会の公募の方針をご理解頂きますようお願いいたします。

  3. 「ろうあ者相談員に川崎市聴力障害者協会推薦の方の採用について、再考をしてほしい」

    ・この件につきましては、本会はこの方の採用は制度上困難と判断しております。

以上

回答は上記の通りでございますが、本会の公募という方針に関し十分にご理解を頂くため、話合いの時間を持ちたいと考えております。日程等、ご連絡をお待ちします。

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1997年1月30日 署名用紙

「後藤一弥氏を早急にろうあ者相談員に採用して下さい!」

《陳情の趣旨》

 川崎市では、去年の九月三十日にろうあ者相談員二名のうち一名が欠員となり、ろう者のろうあ者相談員がいない状況が続いています。
 この状況では、相談に訪れるろうあ者の要求に十分対応出来ず、また、聴覚障害者情報保障事業に関わる人達の負担が重くなるなど、「ろうあ者相談事業」の運営に支障をきたす恐れがあります。
 そのため、我々はその運営主体である川崎市社会福祉協議会に対し、ろうあ者相談員に私達が推薦している後藤一弥氏を早急に採用するように、申し入れしました。
 後藤一弥氏は、社団法人東京都聴覚障害者連盟の理事から財団法人全日本ろうあ連盟の理事まで務められ、聴覚障害者問題についてもろうあ者だけでなく、難聴者の問題まで幅広く精通されている方です。また、健聴者も含めた様々な委員会の委員も務められており、健聴者とも十分に対応していくことが出来る経験、能力があります。
 しかし、残念なことに年齢制限を理由に、未だにその採用の見込みがありません。
 ろうあ者相談員は、私達ろうあ者にとって日常生活での悩みや不安を解消し、福祉を高めていくために、是非とも必要です。
 特に、ろうあ者相談員にろうあ者を採用するということは、健聴者には知ることの出来ない豊富な経験に基づいての、適切かつ十分なアドバイスが出来るからです。また、同じ仲間として安心して相談出来る相手でもあります。
 今、我々の間で相談したくても、ろうあ者のろうあ者相談員がいないため、生活上の悩みや不安を抱えている人が増えて来ています。
 私達はこのような状況を放置することが出来ません。
 私達ろうあ者が安心して相談が受けられるように、一日も早く欠員となっているろうあ者相談員に後藤一弥氏を採用するよう、ここに強く要望します。

川崎市聴力障害者協会
川崎市中原区小杉御殿町2-114-1
川崎市中部身体障害者福祉会館内
FAX 044-733-9155
他関係団体

一九九七年二月吉日

川崎市長 高橋 清 殿
川崎市議会議長 小島 一也 殿
社会福祉法人川崎市社会福祉協議会会長 壁 義彰 殿

以下、署名欄省略

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1997年1月31日 讀賣新聞記事
ろうあ者相談員 昨年9月から1人だけ
市福祉協と障害者協会 採用巡り対立続く

川崎市社会福祉協議会(壁義彰会長)の「ろうあ者相談員」(二人)が昨年九月から一人欠員のまま、補充されない異常事態が続いている。後任について、耳が不自由な人でつくる「市聴力障害者協会」(山岸信治会長)が聴力障害者の男性(52)を推薦したのに対し、採用側の市社協は高齢を理由に難色を示した上で公募の採用を主張、話し合いは平行線をたどっている。同協会は「公募になると聴覚障害者の相談員が一人もいなくなることが予想される。同じハンデを持った相談員でないと、理解してもらえない悩みもある」と、三千人を目標にした署名運動を始めた。
 ろうあ者相談員は、耳の不自由な市民の日常生活から教育、法律などの問題や悩みに対応するため、市が1975年に導入。83年から市社協が採用し身分は社協職員。90年4月以降は、二人の相談員のうち一人は聴力障害者が採用されてきた。毎週月-金曜、高津区久本の地域福祉施設や各区役所などで相談に応じている。補充問題は、昨年9月末、障害を持つ相談員が一身上の都合で退職したのが発端。これまで相談員の適任者を推薦してきた同協会は後任の人選に入り、各種聴覚障害者団体の役員を歴任し、現在は東京都聴覚障害者連盟理事を務める男性を推薦した。
 ところが、市社協は理事の52歳という年齢を理由に、採用を事実上拒否した上、「35歳以下の人を探してほしい」と提案してきた。その後の話し合いでもまとまらず、市社協はその後、一般公募する方針を明らかにした。
 同協会は「コミュニケーションの不備から、聴覚障害者は地域社会の中で孤立化を余儀なくされている。私たちの悩みは、同じ聴覚障害者がよくわかる。公募では相談員に聴覚障害者が含まれない可能性もあり、納得できない」(尾上秀夫理事)として、理事の採用を求める署名活動を始め、来月初旬に川崎市、市議会、市社協の三者に提出する。
 市社協は「社協職員の年齢構成などを考えると、35歳以下の人が望ましく、幅広い層から適任者を求めていきたい」と理解を求めている。当面の間は公募を強行せず、協会側と話し合いを続けたいという。
 この補充問題の長期化で、残る相談員一人に相談が殺到している。宮前、多摩、麻生区では相談室が開けない現状で、現場からも「早く相談員の不在にピリオドを打ってほしい」との要望が挙がっている。

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1997年1月31日 神奈川新聞記事
相談員採用めぐり 聴力障害者と市社協平行線
推薦のろうあ者に難色 年齢制限を理由に社協

 ろうあ者の日常生活の悩みや不安にこたえる「相談員」の採用で、川崎市聴力障害者協会と同市社会福祉協議会の話し合いが平行線をたどっている。協会が経験を重視して52歳の男性ろうあ者を適任者として推薦したものの、採用する側の社協では35歳以下の年齢制限を理由に難色を示している。協会は社協の再考を求めるために署名運動を展開、議会にも陳情を出す方針だ。
 ろうあ者相談員は同市社協の正規職員。二人の相談員のうち、1990年4月から一人がろうあ者になった。協会では長年の要望が実現し、安心して相談を持ち掛けられる環境がつくられたと喜んだ。しかし、その相談員が昨年9月に退職、協会では後任もろうあ者を採用してもらおうと、52歳の男性を推薦した。「健聴者には知ることのできない豊富な経験に基づいて、適切なアドバイスができる」というのが理由だ。
 ところが、社協は35歳以下の年齢制限を理由に採用を"拒否"。健聴者、ろうあ者を問わず、35歳以下の職員を公募する姿勢を見せている。
 「社協全体の人員構成を考慮して35歳以下の人がほしい。能力ではなく、あくまで年齢がネック」という。両者の主張は平行線をたどったままだ。
 市内には約二千人の聴力障害者がいる。ろうあ者相談員は行政との窓口にもなる大切なポジション。それだけに、協会では「年齢に固執せず、知識と経験を重視してほしい」と話す。署名運動は2月初旬をめどに三千人以上集め、議会へ陳情として提出する。

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1997年2月3日 全国ろうあ者キャラバンゴールセレモニーでアピール
 日比谷公会堂で開かれた、財団法人全日本ろうあ連盟創立50周年記念事業としての「知事と語ろう全国ろうあ者キャラバンゴールセレモニー」の場に、川崎から多数参加、署名活動を展開しました。写真は後日。

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1997年2月4日 一次集計結果他
 出口会長よりFAXあり。署名運動は本日締め切りの予定であったが、市議会議員よりアドバイスあり、
2月18日まで延長。本日まで6,815名分集約したとのことであった。

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1997年2月5日 後藤氏の写真
2月3日、全国ろうあ者キャラバンゴールセレモニーの会場でご本人にお会いし、本名明記の承諾及びご肖像の公開の承諾をいただきましたのでここに掲載します。


ご支援感謝!

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1997年2月6日 ろう協と議員の協議
2月6日、ろう協役員と市議会議員との協議がもたれ、各種情報交換及び意見交換を行ない、議員の仲介によりろう協と社会福祉協議会との話し合いの場を設定していくことになった。日時未定。週明けにも動きが出るか。

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1997年2月18日 署名集計結果(速報)
11,600人 (速報概数)

署名運動にご協力された皆様に感謝いたします。

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1997年4月2日 後藤一弥氏採用
4月2日朝10時、後藤一弥氏は社会福祉協議会新任の福祉部長と面談し、4月10日からの勤務と決定した。

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1997年4月3日 就業開始繰り上げ
後藤一弥氏からのFAXによると、本日午後、川崎社協からFAXが入り、就業予定日が繰り上がって4月7日(月)からになったとのことである。

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1997年4月4日 ご支援のお礼
1997年4月4日
各位
川崎市聴力障害者協会
会長 山岸信治
御支援のお礼について

 拝啓 時下益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
 平素より当協会の活動について御理解と御支援を賜り、心より厚く御礼を申し上げます。
 さて、社会福祉法人川崎市社会福祉協議会におけるろうあ者相談員の欠員補充の問題について、当協会といたしましては、最適任者である後藤一弥氏のろうあ者相談員としての採用が実現されるべく、皆様の御支援、御協力の下に鋭意努力をしてまいりました。特に、皆様に御協力頂いた署名運動では、1ヶ月近くの間に目標人数3,000人をはるかに上回る11,712人もの署名を集めることができました。
 おかげ様で、社会福祉法人川崎市社会福祉協議会は、一般公募の方針を撤回し、後藤氏を採用する方針へと変更することとなりました。その結果、非常勤嘱託という形ではありますが、4月7日にようやく採用される運びになりましたので、ここにご報告申し上げます。
 昨年の秋より長い間、皆様より多大なる御支援、御協力を頂き、本当に有り難うございました。心より御礼申し上げます。今後は、ろうあ者相談員のうち1人及び専任手話通訳者が非常勤嘱託という問題があること、登録手話通訳者や要約筆記通訳者の保障にも問題が残っていることなど、聴覚障害福祉に関して多くの課題を残していますので、当協会といたしましても、一層努力をして参る所存でおります。今後とも何とぞ御支援、御協力を賜りますようお願い申し上げます。
 末筆ですが、皆様の一層の御健勝をお祈り申し上げます。

敬具

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1997年4月7日 新聞記事(讀賣川崎版)

ろうあ者相談員欠員

非常勤嘱託の条件で
協会推薦通りの男性

半年ぶり2人そろう

 川崎市社会福祉協議会(壁義彰会長)の「ろうあ者相談員」の欠員補充問題で、耳の不自由な人でつくる
「市聴力障害者協会」(山岸信治会長)が後任に推薦した聴力障害者の男性(五二)を、市社協が非常勤嘱託職
員として採用することを六日までに決めた。男性は七日付で高津区の福祉施設に配属され、相談員二人のう
ち一人が欠員という異常事態は半年ぶりに解消される。

 補充問題は、昨年九月末、聴力障害を持つ相談員が一身上の都合で退職したのが発端。これまで聴力障害者の相談員に欠員が出た場合は、同協会が適任者を推薦、採用されてきた慣例があり、同協会は十月上旬、後任に東京都聴覚障害者連盟理事を務める五十二歳の男性を推薦した。
 これに対し、市社協は「社協職員の年齢構成などを考えると、正職員として採用できる年齢は三十五歳以下。男性は高齢で採用できない」と難色を示し、公募による採用を主張して、両者の話し合いは平行線をたどった。
 このため、健常者の相談員一人だけで、地域福祉施設や各区役所での相談業務をこなすことになり、一部地域では相談室を開けなくなった。市内の聴力障害者の多くからは「早く何とかしてほしい」と切実な声が相次いでいた。
 こうした異常事態を受け、両者が協議した結果、市社協は公募を取り消した上で、男性非常勤での採用を提案。同協会は引き続き正職員での身分保障を求めたが、これ以上の混乱を避けるため、今月二十四日に社協側の条件を受け入れた。男性の任期は一年、満了後は契約更新で対応する。
 市社協の小林荘二事務局長は「欠員状態が続き、市内の聴力障害者に迷惑をかけたがやっと解決してよかった」と話している。同協会の山岸会長は「欠員がこれ以上続くのは望ましくないので合意したが、市社協にはできれば、正職員として採用してほしい」と話している。
 ろうあ者相談員は、耳の不自由な市民の日常生活から教育、法律などの問題や悩みに対応するため、市が一九七五年に導入。八三年からは市社協が正職員として採用している。

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