モルディブ Maldives

最後の楽園
モルディブはガイドブックでこう紹介されていた。
『最後の楽園』と。

今までカリブフリークだった我々がインド洋に浮かぶ『モルディブ』を訪れた
理由は後述するが、今まで訪れた南の島のどことも違っている感じがした。
この世のものと思えないような空間。本当に別世界にいるような8日間だった。
しかも、地球温暖化が原因で国そのものが海の底に沈もうとしているというこ
とを今回初めて知った。あと50年とも30年とも言われているそうだ。
戦争で国を失うとかではない。物理的に国が消滅してしまうのだ..
まさに『最後の楽園』という言葉がピッタリの場所であった。



行き方
今回はシンガポール航空を利用。シンガポールまでが6時間45分。行きは
シンガポールで5時間の乗換待ちがあった。シンガポールからモルディブの
首都マーレまでは4時間40分。飛行機だけで11時間半はかかる。
さらにマーレからホテルまでは、船または飛行機。
我々の今回のホテルは船(といってもメチャ飛ばす水上ボート)で30分。


特徴
1200もの島からなるが、そのうちリゾートの島は90弱。1つの島に1つ
リゾートホテルが建っている。
公用語はデイベヒ語。しかしホテルやみやげ物屋などでは英語。
お金はルフィア。しかしホテルなどではUS$が使える。
現在はイスラム教が国教。イスラム教徒はお酒を飲まない。なのでホテルの
アルコール類は総じて高かった...



気候
5月から10月は雨期ということで我々が行く2週間前は雨ばかっりだったら
しいが、滞在した8日間はラッキーなことに快晴。しかもかなり暑かった。
お陰で日焼け止めを塗っても、真っ黒に日焼けしてしまった...


ホテル HOTEL
フォーシーズンズ・リゾート・クダフラ(Four Seasons Resort at Kuda Huraa)
今回モルディブに行くことにした理由はホテルにあった。
元々水上バンガローというものにちょっと興味があって、タヒチやモルディブ
にあることは知っていた。(カリブには無い..)
今回、たまにはカリブから目先を変えて水上バンガローにでも泊ろうかと『エイ
ビーロード』をパラパラしていた時、『プール付きバンガロー3泊水上バンガロー
2泊』というツアー企画が目に入った。
なんと水上バンガローとプール付きバンガローと両方に泊れるという企画だ!

実は昔ダンナが『いつかはプール付きの家に住みたいもんだ』と叶わぬ夢を話し
たことがあったことを思い出した。
プール付きの家は無理だけど、プール付きのバンガローなら実現できるということ
で即決したのである。


プール付きバンガロー
日本で言えば最近はやりの露天風呂付き個室ってやつですね。
とにかくプールを独占しているという感覚と、目の前がビーチでプライベートビーチ
までもが付いているような贅沢な感じ。
思いのほかゆったりでき、また初めて天蓋付きベッドに寝ました。でもあれって
見た目は優雅だけど日本で言うところの蚊帳。虫除けに役立ちました。
プールは夜間はライトアップされキレイでした。



水上バンガロー
いざ水上バンガローに移ったら..
またプール付きとは違ったゴージャスな感じが想像以上でした。
とにかくドアを開けるとガラス越しにバァッと海。ベッドからの眺めは圧巻です。
バスルームからももちろん海。そして広〜いデッキがあって、そこから海へ直接入
れるようになっている。
このデッキでルームサービスを頼んで、海を見ながらお食事..まるで夢のような
世界でした。




シュノーケル Snorkelling 
モルディブはダイバーのメッカだ。
しかし、リスクアンテナがピーピー鳴るので私は海には潜れない..
(酸素が無くなったらどうしようとか、タンクが外れたらどうしようとか考えた
だけで、ダメだぁ〜)
しかし、プカプカ浮くシュノーケルくらいなら、私でもなんとかなる。
モルディブは海しかないので、潜らないなら浮くしかない!
で、今回は毎日のようにシュノーケルしてました。
ホント、水族館にいるようというか(こういう表現も哀しいが)、浮いている
だけでも、かなりおサカナが見れました。
プカプカ浮きながら、おサカナと一緒に泳ぐのも楽しいもんです。
最近の使い捨て防水カメラは優秀で結構、キレイに撮れました。




美しい海  Sea
珊瑚が砕けて、白い砂になって、それが集まって島になっている。
だから、ビーチだけでなく島全体が白い砂でできている。
見渡す限り海、海、海。
地球は丸いということが身にしみてわかる。
そしていたるところに、小島が浮かぶ。
CMのロケで使えそうなヤシの木の島や、ひょっこりひょうたん島のような形の島。
ホテルのある島は細長いので、片方でサンライズが見え、反対側でサンセットを見る
ことができる。
本当に別世界のような美しい海だった。
ひとつ気付いたこと。ヤシの木がとっても大きい。カリブではハリケーンのために
ヤシの木がなぎ倒されてしまうが、モルディブはハリケーンの類は来ないらしい。


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あんな話・こんな話
Internet
シンガポールでの5時間乗り継ぎ待ちの間、空港内にあったインターネットカフェ
で我が家のHPを見てみた。日本語フォントがないためちゃんと表示されないし、
何故か英語でも掲示板に書き込みをすることができなかった。
宿泊したホテルのライブラリーでもインターネットができるというので、コーヒー
プレイクにやってみた。
日本語は読めるし、英語であれば掲示板の書き込みも可能だった。
日本の友人たちと掲示板を通して、モルディブでやりとりできたことは大変エキサ
イティングなことだった。世界はひとつ!!

BARにて At Bar
ホテル内のBARには毎晩通った。モルディブの人はイスラム教徒のためお酒を飲
まないと聞いていたのでバーテンさんに尋ねたら、彼はインド人だった。毎晩いろ
んなカクテルを作ってくれて、私たちもいろいろ教えてあげた。
彼はメールアドレスを持っているのでアドレス交換し、メールやりとりをしている。


ホテルのツアー Island Tour
ホテルからのツアーとしては近くの漁村島へ行くツアーがある。地元の人々の生活
が垣間見れるし、土産物もホテルより安い。地元の島には金属枠にネットを張った
ものが家の前や公園などでよく見かける。これはなんとチェアだった。なかなか
座りごこちがよかった。

サンセットフィッシング Sunset Fishing
またサンセットフィッシングも面白かった。竿は使わない。エサをつけた糸を海に
投げ込むだけ。指先にビビッときたら巻き上げる。
Akira は1匹GET。Tohisko はかなり手応えがあったが取り逃がした..
サンセットといっても、すぐ夕陽が沈み、真っ暗な海の上での釣り。満天の星が
凄かった。もともと☆ってあんなにたくさんあるんだね。



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