2本の舞台、パパさんの死と怒涛の期間が過ぎ去り、やっとみなさんの一句を編集することが
できました。



お題:つつじ
桜行き つつじ来たりて 卯月雨  K   婆二人 かしまし楽し つつじ傍 K    母偲び 菩提に植えし 紅つつじ 咲くときを待ち つぼみ微笑む かおり
桜が行ってつつじが来て、季節の移ろいは花と共に、ですね。日本は四季があってよいなぁ。
楽しく語り合ってるおふたりの姿..傍らに赤いつつじ、目に浮かびます。
自薦。このつつじを植えたときは、その後パパさんがお墓に入るとは思ってなかった..


シッチーさんの作品:ツバメ
夏運ぶ つば黒きたりて 木々の 萌ゆ シッチー   シラサギの いつしか消えて つばめ 飛ぶ シッチー    ツバメの子 想いは漂う 青空へ  シッチー
季節の移ろいは花だけでなく、鳥も知らせてくれるんですね。ツバメ最近見てないなぁ。
シラサギ、そしてつばめ..自然に恵まれた環境でうらやましいです。
ツバメの子が青空に向かって元気に飛び立っていく姿、未来への想いが感じられます。


Kさんの作品:いつもたくさん詠んでくれてありがとう。
雨ぱらり 紅白ぶちの さつき冷え  K    雷神の なごり紫陽花 青い空 K    しっとりと 蕎麦の花咲く 学び舎に K
ちょっと雨寒い空の下、紅白ぶちのさつきがくっきり目に浮かびます。
雷雨の後、雨に濡れた色鮮やかな紫陽花が梅雨の晴れ間の青い空に映えますね。
どちらの風景でしょう。白い小さな花が揺れる向こうに、木造の校舎を思い浮かべました。