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東西冷戦、人種差別、ベトナム戦争と、大国アメリカが大きく揺れ動いていた時代。
南部ミシシッピーの小さな町ヘイゼルハーストに生まれ育った三人姉妹。結婚にも縁がないまま入院中の祖父の面倒をみて家を守り、淋しい日々を過ごしてきた長女のレニー。歌手を志してハリウッドに赴いたものの夢破れた
次女のメグ。町の有力者の妻となり人も羨む結婚をしたはずが、なぜかその夫をピストルで打ち、保釈されたばかりの
三女ベイブ。三人は、それぞれ「心の罪」を抱えて、ときに労わりあい、ときに激しく傷つけあう。
おかしくて哀しくていとおしい人間の営みを綴った1981年度ピュリッツアー賞受賞作。
作/ベス・ヘンリー
訳/安達 紫帆
演出/大久保亮一
宣伝美術/石井亜貴子
協力/(有)だるま企画, 劇団東京ファールチップ, 月光幻燈舎
ＣＡＳＴ
レニー・マグラス ：匹田聡子(26/28夜/29昼)・中田清美(27/28昼/29夜)
メグ・マグラス ：山口美保
ベイブ・ボトレル ：きのしたかおり
チック・ボイル ：栗田かおり
バーネット・ロイド：志田和征
ドク・ポーター ：神林哲哉
2002年9月26日(木)〜9月29日(日)
銀座みゆき館劇場
