1月22日(土)海の上のピアニスト
先日、映画「海の上のピアニスト」見ました。
冒頭の自由の女神が出て来るシーンは意外性に感動します。
設定自体は「実話なのかも...」と思いますが、エピソードはどうも
現実ばなれしています。
1.嵐で揺れる船の中をピアノで滑りながら弾きまくるシーン
ピアノとピアノの椅子が固定されていないとあれは無理でしょう。
絶対にピアノと椅子はおのおの好きな方向へ動くでしょうから....
2.ジェリー・ロールとの最後の決闘のシーン
ガーッと弾きまくった後、過熱したピアノ線でタバコの火をつけます。
火がつく程熱くなったピアノ線がまともな音を出すとは思えません。
熱くなるまえに切れるでしょうから...。
3.割れたレコードの再生
出来そうですが、ありゃ無理ですよ。
1900年代に「アロンアルファ」なみの接着剤があったとは思えません。
しかし、ファンタスティックな世界ですね。
ジャズの創始者といわれている「ジェリー・ロール・モートン」はその
手の本で知っていましたが、イメージピッタリでした。
決闘の最後のシーンの速弾きは、居合わせた人全員が圧倒されて声も出
ないという演奏をするのですが、それ相当の演奏とは思えませんでした。
JAZZの生演奏を聞いてそれに近いものを味わったことはありますがその
感じを映画で表現するのは無理があります。
ともあれ、感動的なストーリー、構成のうまさ、絵のきれいさ等見てよ
かったと思います。
悲しい結末ですが、妙に納得できてしまうのが不思議でかえって爽快感
さえ感じます。
「人生は無限」というセリフが心に残りました。
By Akira
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以下、 By Toshiko
ダンナは現実離れと言いますが、映画なんだからOKでしょう。
揺れる船の中でピアノと滑りながら弾くシーンなんて凄いよ。どうやっ
て撮ったんだろう...
設定はちょうど100年前の1900年。もしかしら実話かも、って思
えるところがファンタスティックです。