1月25日(日)カウチな日

今年に入って週末時間があるときに「女子十二楽坊」のDVDと「白鳥の湖」の録画ビデオを見ました。
どちらも、う〜ん..と唸る内容。

★女子十二楽坊
ご存知、昨年大ブレイクした中国の女性バンド。紅白にも出たしね。まあ、みんなお美しいこと。
kuriさん曰く「中国は人口が多いから、演奏が上手くて美人がいっぱい居るんだね」

一昨年だったかな、「BOND」というイギリスの女性4人組のストリングスバンドの来日コンサートを聴きに
行きました。ボンドガールか?と思わせるセクシーな衣装でヴァイオリン、ヴィオラ、チェロを演奏する。
この4人も、スタイル抜群でお美しい。このBONDがデビューしたのが2000年8月だそうだ。
そして、女子十二楽坊は2001年5月にメンバー募集を行ったという。
きっと、プロデューサーは「BOND」と出会って、中国版「BOND」を作ろうと思ったのではないかなぁ。
DVDの中には「BOND」が演奏している曲目も入ってる。

先日、「女子十二楽坊」のコンサートチケットの発売があったのだけど、即完売。買えなかった..(-_-;)
追加公演があるらしい。一度聴いてみたいと思ってます。

「BOND」のコンサートは悪くはなかったけど、音楽的には一度聴けば、まあいっかって感じでした。
やはり直接聴いてみないとわかりませぬ。


★白鳥の湖
昨年、アダムクーパーが踊る「白鳥の湖」を見た人が、その素晴らしさを熱く語ってくれました。
私はバレエとは全く縁がなく、アダムクーパーという名も知らなかったのだけど、超人気のスーパー
スターのダンサーらしい。
昨年のその公演は、主役を演じるダンサーが3人いて、事前には配役が発表にならず、その日行って
みて初めて誰が踊るかがわかるということだったらしい。アダムクーパーを観れた人はラッキー。
その後、別の人からも「白鳥の湖」のアダムクーパーの話を聞き、「こりゃぁ、一度観てみたい」と思って
いたところ、その方から、BSで放送した番組のビデオがあるというのでお借りしました。

それは、私が漠然とイメージしていた「白鳥の湖」とは全く違うステージでした。
まず装置がとってもリアルで普通の芝居と同じような装置。そしてもちろんセリフはないのだけど
わかりやすいストーリー展開でした。
見る前は男性が白鳥を踊るというのは、どんなもんかと思いましたが、まったく違和感なし。
白鳥が羽ばたく感じは男性じゃないとダメなのではと思えるほど素晴らしかった。
アダムは手が長く、それが白鳥の首の長さを表現していて美しい。

プロローグから1幕は王子の置かれている状況が表現されれていて、映像的な演出。
2幕でボロボロになった王子の前に、ようやくスワン(アダムクーパー)が登場。存在感があるなぁ。
3幕ではアダムクーパーは舞踏会へ黒の皮パンツで現れる。まあ、格好いいこと。とってもセクシー。
いやぁ、ありぁ人気が出るわけだ。王子が心惹かれていくのも納得。
4幕で王子のベッドの下から白鳥たちが出てくる姿に驚いたけど、とくにアダムクーパーがベッドの
中から出てくる様子は、ほんと鳥のヒナが孵るような動き。凄い!
白鳥の群れが王子とスワンに攻撃的な踊りを展開する。これは男性ならではの力強さが出ていて
効果的な演出だったなぁ。倒れた王子に頭をこすりつけるスワンも切ない。

見終わった後、王子の哀しさが心に残り、私にとって衝撃的な初めての「白鳥の湖」となりました。