今回は、ちょっとコンピュータの業界寄りの話題です。
クラリスというメーカーをご存知でしょうか?
もともとMacで評価の高かった「File Maker」などのビジネス
ソフトをWindowsでも稼動するようにしたんです。
このソフトのCMを毎朝 J-Wave で聴いているのですが、その
コピーが気に入ってます。
「Macを愛するあなたにも、Windowsと闘うあなたにも」
って言うのよ。思わず頷いちゃうよネ。
ご存知のようにMacは根強い人気があり、そこには確かに愛に
に近いものがあるように思います。
一方、Windowsといえば、マイクロソフトが次々と発表す
るOSやらソフトやらに、我々がアタフタと追いついていくのが
精一杯というのが現実でしょうか...
エンドユーザーなら、まだいいかもしれませんが、我々ソフト
開発のエンジニアからすると、やっと開発したシステムが、次の
環境で動く保証がない!!というような状況に直面します。
例えば、一昨年の春、NT3.5 上でオラクルとVB2.0 で開発した
LANのシステムは、今からNT4.0 &VB4.0 で作り直す体力は
ありませんし、昨年の春できあがったAccess2.0 で開発したパッケ
ージはWin95 で稼動はしているものの、Access95に移行するには問題
が多く、また次世代のWin97上でAccess2.0が稼動するかどうかもわか
らない...
また、SQLServer6.0 とAccess2.0 を接続するのにも、いくつか問題
があって、ODBCのインストールの仕方で、稼動しないクエリー
もある。32ビット同士になれば、そういう問題はないのだろうか
...この春、SQLServer6.5 とAccess95 を繋げる私。
いずれにしても、前述の「Windowsと闘うあなたにも」という
コピーにいたく感動する私です。
By Toshiko