今年は週末がお花見日和。2日続けて行って来ました。
4月2日(金)千鳥が淵
1週間ほど前に社内メールでお花見の誘いがあった。場所は千鳥が淵。
数年前に行った時は雨に降られて散々だった。今年も天気予報では、
夕方から雨...
実際、昼間は晴れていたのに、6時くらいからパラパラしてきた。
仕事の都合で先発隊より1時間ほど遅れての到着となったが、私が会場
に到着した時、彼らは傘をさしていた。が、私たちが到着したとたんに
雨が止んだ。
「栗田さんたちが来たら、雨がやんだ!!」とみんな。
「ちょっと念力で雨雲を動かしてみました」と私。確かに昔から、それまで
降っていた雨が、私が外に出た途端、止んだりしたことが何度かある。
(でもそれって偶然なだけだけどね。)
先発隊が陣取ってくれた場所は、ほんとに桜のドームの下。特にライト
アップされている桜というのは何とも言えず美しい。
千鳥が淵は都内の桜の名所だけあって、その範囲も広い。場所によって
は水面にその姿が映り、なんとも幽玄な感じがする。
坂口安吾の小説に「桜の森の満開の下」というのがあって、野田秀樹が
舞台化している。
満開の桜の下でお姫様の気がふれてしまうというお話だが、
この千鳥が淵の夜桜を見ていると、気がふれてしまいそうな感じも、
わかる気がしてくる。
時折、風が吹くと、桜の花びらがハラハラとして、自分が飲んでいる
お酒に入ったりする。う〜ん、いいよねぇ..ニッポン人でよかった!
ワビさびって言うのでしょうか。なんか幽玄で儚くて、桜って日本人好
みだよね。
ところで、夜のお花見というのは、なかなか条件が難しい。
まず、寒いことが多い。風が強いこともある。そして何よりも雨が降っ
てしまうこともある。また、ちょうどお花見日和の直前に大雨が降って
花が散ってしまうこともある。
しかし、今年のお花見。気温は暖かいし、雨がちょっとパラっとはした
けど、それほどでもなく、風も強くなく、珍しく好条件がそろったお花
見でした。
4月3日(土)権現堂
今日はダンナとお花見。
つい先日、幸手市に「権現堂桜堤」という桜の名所があることを知った。
でも、知り合いの話しでは大渋滞になるという。
そこで、じゃあ午前中に行こう!と10時前に出発。東北道の久喜IC
で降り、幸手方面へ。現地に近くなるにつれ渋滞気味になってきた。
が、遠くに見えてきたその桜堤は、いやぁ、凄かった。こんもりとした
桜が長〜い距離続いている。
ようやく駐車場に到着。するとなんと観光バスが止まっていて、「権現
の桜と〜」というツアーだった。今まで県内に居て知らなかったが、
観光ツアーがある程、有名な所らしい。
土手に上がると、そこは桜のトンネル。お天気もよかったし、それは
それは見事な光景。
さらに、土手の向こうに、これまた菜の花が黄色いジュータンのよう
に広がっている。
土手を降り、菜の花畑に行って、振り返ると、いやぁ〜、お見事!
手前に菜の花、奥に満開の桜。絵に描いたような春の光景。
カメラを構えている人たちも多かった。
畑には、立て札があって、「この菜の花は観桜事業の一環として作られ
ました」とある。なるほど、満開の桜を更に引き立てようとした演出な
のね。
ここの桜も、渋滞はするけど(午前中がお薦め)、一見の価値あり。
また来年も来ようっと。
By Toshiko