2017年5月17日 kuriさん胃ガン手術A

入院3週間前、コーチと呼ばれる肺機能の訓練器具を渡されます。毎日朝(昼)晩、10回ずつ、吹きます。


ガン宣告の後も普通に飲み食いしてましたが、入院前、最後の面接で禁酒を言い渡されました。
キリンゼロイチ、アサヒドライゼロなど、ノンアルドリンクはいろいろあります。
ネットで調べたら、日本酒のノンアルもあるみたい。しばらくはkuriさんノンアルだな。

今年の夏は恒例のカリブに行けないため。GWに沖縄へ。日記を書いたのでご覧下さい。
オリオンビールのノンアルもありました♪

さて5/7に入院し、翌日5/8に手術。
8時に手術室に入り、9時からおよそ6時間の手術と言われてました。
家族には呼び出し用のPHSが渡されます。
kuriさんの実兄と義兄が来てくれました。

6時間なら予定だと15時くらいに終わるはず。しかし呼び出しされません。
1時間超過した16時に手術室のインターフォンを鳴らしました。
看護師さんが様子を教えてくれます。
「いま縫合してます。手術自体は問題ありません。もうしばらくお待ちください」

しかし17時、8時間経ってもなしのつぶて。
そして予定時間の1.5倍の9時間近くなり、「なにかヤバイのか?」とさすがにかなり心配しました。
私「手術室の前で待ちましょう」
二人の兄を連れて手術室前へ。

ちょうど18時、9時間経過したとき呼び出しが鳴りました。
執刀医が出て来たので
私「随分時間がかかったけど、なにかあったんですか?」
医者「まあ、いろいろ」
ひょえ〜!!

実はなんと内臓脂肪が多くて臓器がまったく見えなかったんだそうです(@_@;)
脂肪をどかしながらの手術でとても大変だったようです。
例えば、普通なら1回メスを入れて切るところを、脂肪をどけながら切るので10回くらいかかったとか。
また十二指腸の繋ぎが、1ヶ所、機械では上手くいかず、1センチほど手縫いしたとか。
私「なぜ上手くいかなかったんですか?」
医者「テクニカル・フェイラーです。脂肪でよく見えなくて、このあたりかと縫合したけど失敗しました」
とても正直に話してくださり、好感が持てました。
医者「内臓脂肪を予想はしていたのですが、想像以上でした」
私「それは。お手数をおかけし、すみませんでした」m(__)m

切り取った胃を開いた画像で見ながら、説明がありました。(お兄さんのときは実物見ながらだった)
医者「詳細な検査はこれからですが、予想通り早期だと思います。薄く広がっていて、このあたりよく
判別できません」
私「このあたりも怪しいですね」
医者「そうかもしれませんねえ」
私は興味津々でガッツリ画像を見ますが、二人の兄はそうでもない(笑)
私「リンパ節への転移は?」
医者「その場で2つほど病理に出しましたが転移はありませんでした」

ガンは早期で転移もなさそうとのことで安心しました。

Bにつづく