7月16日(火)ハイテクの落とし穴


先日、久々に旧友たちの集まる飲み会がありました。
私が幹事だったのですが、夕方、あるメンバー(Aさん)から
会社に電話があり、「残業で、待ち合わせの時間に間に合いそ
うもない。30分くらい遅れそうだ」というので、「じゃ、店の場所
FAXで送りますので直接来てください。」ということにしました。
店の電話番号と地図を彼の会社にFAXし、私は会社を後にしたん
です。
待ち合わせの場所で、携帯電話が鳴り、また別のメンバーが少し
遅れるという。結局Aさん以外が集合したのが、予定の15分遅れ
とりあえず、予約してあった店に入り楽しく宴会が始まりました。
ところが、「30分くらいの遅れ」と言っていたAさんが1時間たっ
ても現れないのです。電話もないし、どうしたんだろうということ
で彼の会社に電話したところ「15分くらい前に帰りました」という
じゃあ、まもなく来るね、と待ってみましたが、とうとう2時間過
ぎても現れず、「会社は出てるし、店に電話はないし、なにかあっ
たのかなあ」「でも、来れないなら電話入れるよね」「でも、事故とか
だったら電話も入れられないかも...」と各メンバー心配しつつ
待ちくたびれた状態でした。
とりあえず、2軒目に行くことになり、結局、解散したのが、
11時半くらい。ところが、帰りの電車を待っていたホームで、
いきなり携帯が鳴ったのです。Aさんからでした。
「どうしたの?待ってたんだよ」「会社にFAXが届かなかったんだ
携帯にもかけたし、待ち合わせ場所付近で2時間近く待ったんだ
けど、あきらめて今、家に帰ってきたんだ」

結局、翌日わかったことですが、私の送ったFAXは、ログを
確認したところ、エラーになってしまってました。どうやら、先方
の会社で大量FAXを扱っていたため、リトライしてもエラーに
なってしまったようです。私も出掛けにFAXしたので、送信確認
までできなかったんです。また、彼の方もFAXの受信を確認
する余裕がなく、私の携帯電話の番号を知っているので、「FAX
は届かなくても、連絡はつく」と信じていたようです。
しかし残念ながら、店はビルの地下だったため、携帯は受信不能
でした。
結局、私はFAXを、Aさんは携帯電話を、信頼していた訳です。
特に携帯電話は、最近、飲み会の場所を知らせたり、遅刻の連絡
をするのに、とっても便利ですが、やはり落とし穴というか、
やはり信じ過ぎてはいけない、ということでしょうか。
今回、大変いい勉強をしました。

By Toshiko