気がつけば7月ももう終わり。ありゃま大変!日記(いや月記)を更新していなかった。
以前、途中まで書いて止めてたものがあったので、追記してアップします。
バタバタしてるのはいつものことだけど、先月はホント忙しかった。
7月の舞台の稽古の他、声の仕事や映像の仕事。マスコミ仕事って、普段無いときは全く
ないのに、ほんと忙しい時に限って仕事が重なるもんです。
そんな中で...久々、やってしまいました。(~_~;)
私は現在、プロダクションを3つ掛け持ちしています。それぞれ事務所によって取れる仕事
の分野が異なる(例えばTVの仕事に強いとか、吹き替えの仕事に強いなど)ので、お互い
了解のもと、そういう形態を取らせてもらっています。
あるプロダクションとの間のできごと。
ボイスサンプルの収録予定となっていた日に、10日ほど前に撮ったTV番組の再収録のKEEP
(候補日)と、別のTV番組のKEEPが入ってしまったという連絡を受けました。
そう、つまり3つの仕事の候補が重なるという事態。しかも、その連絡がプロダクションの
社長から、舞台稽古中に携帯に入り...
私としては忙しい稽古最中で、しかも同じ日に重なってる仕事の内容だったため
「えっ、再収録?なにを撮り直すのかなぁ?」
「でも、その日はボイスサンプルの収録日なんだけどなぁ..」
「参ったなぁ」
というようなリアクションをしたわけです。
後日、再度連絡を社長から受けた際、
「栗田さんって、クライアントさんにもそういう態度なのかしら?」
「私にも敬語を使わないけど、まあ、それはいいけど、年上の方にそういう態度なのかしら」
「事務所でもちょっとそういう話題になってるけど」
みたいなことを言われてしまったの!!
「えっ?!」
私は元々堅苦しいのが大の苦手。なので、人と仲良くなろうと、くだけた接し方をすること
が多いの。特にちょっと親しくなるとその傾向が強いわね。
昼間の会社仕事でも、客先の社長さんや部長さんなど、いろんなタイプの方と接する機会が
あります。
「あぁ、この人はエバリたがりだから、あんまりくだけちゃ、マズイな」とか
「このタイプは、ちょっと仲良くなれれば大丈夫そう」とか
まあ自分なりにアンテナを働かせ、相手に合わせて接しています。
今回のプロダクションの社長とは、知り合ってからは2年くらいになりますが、お仕事をいた
だくようになってから、まだ日も浅く、私のアンテナもイマイチでした。
しかも自分の所属事務所というのは、私の中では身内意識が強いめ、仲間内という意味で、
堅苦しい接し方ではなく、親しみを込めて気を許した接し方をしてきてました。スタッフにも、
社長に対しても...
しかし社長は元アナウンサーの女性で、キチっとした方。言葉使いについても、とても意識の高
い方です。言われてみれば、事務所のスタッフは、いつでも、かなり丁寧な言葉使いをされて
いて、私に対しても、くだけた話し方もしてませんでしたね。
まあ、今回の社長の指摘は私にとって「寝耳に水」ではなく、私が意識的に接している態度のこと
なので「心当たりありあり」でした。
こうした人間関係というのはいくつになっても勉強ですね。
子供の頃から、人間観察は好きで、「この人はどういう人なのか」ということに興味があり、
人間関係においても、ちょとした言葉遣いや態度で誤解を受けたり、誤解をしたりというような
失敗した経験を、人間関係に生かしてきたつもりでしたが。
でも、まだまだですねぇ。(当たり前か...)
人と接するとき、いや、こちらが気を許してくだけて接しようとする際には、ほんと気をつけよ
うっと。
By Toshiko