9月02日(土)今どき17才


さっき『高校生クイズ』をTVでやっていた。
見ながら、何度も泣いてしまった...(?!)

今年に入ってから、いろいろな17才の犯罪が取り上げられ、とっても心が寒
くなっていた。
確かに多感期である17才。
自分のことを振り返っても、悩んだりいろいろナイーブな面もあったが、明る
く元気な楽しい時代でもあった。

『人を殺す経験がしてみたい』だの『風呂を覗いたと敬遠されたから家族みな
殺しする』だの、『バスジャック』や『母親撲殺』だの...

そんな17才ばかりが大人になったら、どんな世の中になってしまうんだろう
と心を痛めていた。

でも今日『高校生クイズ』に出てきた高校生たち。ホント、明るく元気に笑い
ちゃんと挨拶もできるし、負ければ、悔し涙を流し、昔と変わらない17才た
ちを見ることができて、とってもうれしかった。

『そうだよ。ほとんどは、ちゃんとした17才なんだよね。こうした彼らなら
ば、明るい未来だぁ〜!!』
と、番組を見て、彼らが元気に笑ったり、涙したり、当たり前な姿を見て、
何度も泣いてしまった。

ただ、一方で問題を起こす17才が増えてきたことも事実なのだろう。
昔に比べれば、今は、学校の授業時間は激減しているし、内容もかなり省略さ
れて簡単になっている。
偏差値重視だの、有名校進学だの、私たちの時代の方が却って今よりも厳しか
ったと思う。
ゲームとか、パソコンとか、機械に接する時間が増えて、『人間』だの『動物』
だの『植物』だの、生命あるものに触れる時間が減ってしまったことの弊害があ
るように思えてならない。

私などコンピュータの仕事をしていて、こういうのも何だが、大人はまだいい。
機械以外のことをいっぱい知ってるからね。
やはり多感期に『人間』『動物』『植物』といった生命あるものにいっぱい触れ
て欲しいなぁとつくづく思った。

By Toshiko