さっき『高校生クイズ』をTVでやっていた。
見ながら、何度も泣いてしまった...(?!)
今年に入ってから、いろいろな17才の犯罪が取り上げられ、とっても心が寒
くなっていた。
確かに多感期である17才。
自分のことを振り返っても、悩んだりいろいろナイーブな面もあったが、明る
く元気な楽しい時代でもあった。
『人を殺す経験がしてみたい』だの『風呂を覗いたと敬遠されたから家族みな
殺しする』だの、『バスジャック』や『母親撲殺』だの...
そんな17才ばかりが大人になったら、どんな世の中になってしまうんだろう
と心を痛めていた。
でも今日『高校生クイズ』に出てきた高校生たち。ホント、明るく元気に笑い
ちゃんと挨拶もできるし、負ければ、悔し涙を流し、昔と変わらない17才た
ちを見ることができて、とってもうれしかった。
『そうだよ。ほとんどは、ちゃんとした17才なんだよね。こうした彼らなら
ば、明るい未来だぁ〜!!』
と、番組を見て、彼らが元気に笑ったり、涙したり、当たり前な姿を見て、
何度も泣いてしまった。
ただ、一方で問題を起こす17才が増えてきたことも事実なのだろう。
昔に比べれば、今は、学校の授業時間は激減しているし、内容もかなり省略さ
れて簡単になっている。
偏差値重視だの、有名校進学だの、私たちの時代の方が却って今よりも厳しか
ったと思う。
ゲームとか、パソコンとか、機械に接する時間が増えて、『人間』だの『動物』
だの『植物』だの、生命あるものに触れる時間が減ってしまったことの弊害があ
るように思えてならない。
私などコンピュータの仕事をしていて、こういうのも何だが、大人はまだいい。
機械以外のことをいっぱい知ってるからね。
やはり多感期に『人間』『動物』『植物』といった生命あるものにいっぱい触れ
て欲しいなぁとつくづく思った。
By Toshiko