その後のパパさんの様子...
8月に脳梗塞の再発で倒れて以来、ずっと意識不明のまま。
9月には心臓が弱って、医者からは『延命措置をどうするか?』と
尋ねられ、覚悟を決めました。
その後なんとか持ち直し、ホッとしていたら、今度は脳がやられて
いるせいで、無呼吸から過呼吸となり、ついに今月初めには呼吸が
停止。人工呼吸器をつけ、延命措置に入りました。
さらに尿の出も悪くなり、血圧も下がり..
医者からは『会わせたい方がいらしたら..』と言われ、もうこりゃ
絶対ダメだとあきらめました。
しかし、呼吸が楽になったことで、いくらか落ち着き、利尿剤や血圧
を上げる薬の効果もあって、状態が危篤から一歩後退(前進?)。
その後、ノドを切開し、呼吸器を鼻のチューブからノドに付け替えま
した。
でも今週はじめにノドを切開した後、一昨日、先一昨日と、呼びかけ
にはまったく無反応。目は閉じたまま、手も動かさない..
今までは多少なりとも反応があったのに。意識レベルが下がってるの
かなぁ...
と思いきや、ついに昨日、なんと人工呼吸器がはずれたんです!!
自己呼吸が安定してきたそうです。
両目もバッチリ開いて、手もしっかり握ってくれて..ムフフ。
な〜んだ、一昨日とかは、ただ寝ていただけなのか?
もともと巨漢のパパさんだったので、スタミナがあるのかもしれない
けど、人間の持つ生命力ってすごいなぁとあらためて感じています。
もちろん、器械や薬の延命措置やお医者さん、看護婦さんのお陰なんだ
けどね。
なんかこのしぶとさは、さすが私の父上!って感じだわ。
延命措置って難しくて、本人はなにも言えないから、家族である我々が
決めてしまったのだけど、このことが本人にとって、果たしてよかった
のかどうか悩むところ。
でも、この先そんなに長くは無理だろうけど、彼なりに頑張ってる姿を
みると延命措置したことは間違ってなかったって思える。
まあ、我々の勝手な思い込みではあるけれど...ね。
私は精神的にはかなりタフな方なんだけど、今回のことでは、もうダメだ
とあきらめたり、いやまだまだ大丈夫と思ったり、パパさんの一進一退に
一喜一憂する私。精神的にますます鍛えられている感じがしています。
一喜一憂する日々はまだまだ続く...
By Toshiko