昨年、11月くらいだったか、胃もたれがするので、かかりつけの東大病院の内科で診てもらった。
大の苦手の胃カメラを入れ、胃壁をガリガリ(?)して検査したところ、ピロリ菌が居ることがわかった。
慢性的な胃炎の状態だったらしい。
このピロリ菌、正式名を「ヘリコバクター・ピロリ」と言い、胃潰瘍や胃がんの原因になることがわかって
いる。詳しくはこちら。
http://www.takeda.co.jp/pharm/jap/seikatu/pylori/pylori/index.html
胃の粘膜を好んで住みつくらしい..特に日本人の感染率は欧米に比べ高いそうだ。
じゃあどうやって感染するのか?
口から菌が入るのは間違いないらしい。いくつかの説があるようだけど、私は胃カメラが怪しいと思ってる。
現在では胃カメラについての洗浄・消毒が厳重になったらしいけど、私は随分昔から胃カメラを入れ
ている。
というのは、今から15、6年前だったか、調べてみて結果的に胆嚢が生まれつきの形態異常である
ことがわかったのだが、それがわかるまでに、いくつもの病院でいろんな検査をした。..その際、
2回ほど胃カメラを入れている。そのときは、「キレイな胃ですよ」と言われたんだけどね。
で、ピロリ菌がいることがわかり、今年の初めに除菌をした。
除菌とは何種類もの薬を一週間、ちゃんと薬を飲むのが必須。中途半端にすると、ピロリ菌が薬に対して
耐性をもち、薬が効かなくなるらしい。
で、薬をちゃんと飲んで、その後、検査をしたら、なんと除菌ができていないことが判明!
「お薬、ちゃんと飲みましたか?」と医者に疑われ(?)、「ちゃんと飲みましたよ!!」
検査のミスもありうると言うことで、半年後、もう一度検査。それが先月のこと。やはり除菌失敗だった..
私の胃カメラの写真から、胃炎なので、胃がんになりやすいと脅されビックリ!!
先生曰く「最近、除菌失敗の例が増えてきてるんだよねぇ。2割ぐらい失敗かも」と。きっと菌もいろいろ
形を変えて対抗してるのかもね。
で、再度、胃カメラを入れ、胃壁からピロリ菌を採取し、今度は培養して、どの薬が効果があるか
いろいろ実験するんだそうだ。(まあ東大病院だから、いい実験材料だわね)
私が最初に飲んだ薬は保険が適用するが、それ以外は通常保険が効かないんだって!
でも、医学検査に協力したとかの名目で安くなるよう手配してくれるそうだ。
なんだか大事になっちゃったなぁ....ピロリ菌採取の胃カメラは今度の金曜日。
ほんと苦手なの。どんなに上手いと言われてる技師がやっても、おぇってなっちゃう。
あぁ、憂鬱...はぁ。
ピロリ菌との闘いはまだまだ続く...
By Toshiko