講談発表会2019

12月21日

昨日、田辺一邑講談ワークショップ発表会、無事に終わりました。
多くのお客様にお越しいただき、本当にありがとうございました。
長時間お疲れ様でした。


章さんは義士伝より「杉野十平次と堀部安兵衛」


昨年に続き2度目の高座。いくらか慣れてきたか。


私は義士後日談より「小田小右衛門」
大石内蔵助を介錯した男の話。


今回で3度目の高座。なかなか堂々たる佇まい。


私得意の秘密兵器(小道具)も登場。
下級武士の位である徒士(かち)という言葉を説明したボード。


そして四十七士のお墓のある泉岳寺にお参りしたとき、360度カメラで撮った
写真も登場。


いただいた感想をご紹介。
昨年に続き来てくださった瀬田ひろ美さんの感想♪
ありがとうございました
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栗田ゼブラさん(章さん)は、いつもの感じで飄々とこなしましたが、去年に比べて
声が前に出ていたと思いました。

前半のトリをつとめた、栗田ペコさん(かおりさん)は、流石の貫禄。
赤穂義士外伝より大石内蔵助の切腹を介錯した小田小右衛門のお話。
人情と忠誠とちょっとのユーモアが混じり合い、引き込まれました。
例のかおりさんお得意の小道具も効いてましたし、チョロッと織り込む小ネタの
入れ込み方も上手かった。稽古したんだろうなあ…って、流石だと思いました。

講談は、演じ手が自分で考え、自分で作るもの。一邑師匠が大きく構えて皆さんを
指導しているのがわかりました。自分で作るということは、自分で「この辺かな」と
見切りをつけることでもあり、そう思うと芸は奥深いですね。


昨年に続き来てくださった松村千絵さんの感想♪
ありがとうございました
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楽しく拝見させていただきました。
かおりさんらしい、パッと華のある講談でした?いろいろ工夫もされていて、かおりさん
の物事を見る視点が少し共有できたようて楽しかったです。
栗田さんも肩の力の抜けた堂々たる語りっぷりで持ち味のユニークさがたっぷりと表現
されていて楽しかったです。